□機動戦士ガンダム ラストホライズン
第19話 最悪の出会い
第19話 最悪の出会い

ガルマ大佐とイセリナとの出会いは、最悪と言っていいものだった──
だから、彼らにとって運命的な出会いだったなんて夢にも思わなかった
レミアは、昏倒から目覚めます。レオ中佐は、彼女に自己紹介します。
レミアは、咄嗟に身構え、左腕に応急処置がされていると気付きます。
レオ中佐は、現在把握している状況を、彼女に丁寧に説明します。
レオ中佐は、レミアにお茶を勧め、イセリナのことを訊ねます。
また、レミアが単身で出撃した理由が脱走ではないかと思っていると。
レオ中佐は、イセリナとの関わりに付いて、話してくれないかと。
イセリナの「今の」ことも知りたくはないか?と、手の内を見せます。
これを聞き、エッシェンバッハ前市長が運び出そうとしていたのは?と。
レオ中佐は、肯定し、さらに、ガルマの子がいることも明かします。
イセリナは、覚悟を決め、イセリナとのことを、レオ中佐に語ります。
戦争で、繰り上げになったハイスクールの卒業後のプロムの日のこと。
レミアは、多忙な市長に代わり、イセリナのエスコートを買って出ます。
生徒会長のイセリナから開催の言葉があり、プロムが始まります。
当時のレミアは、キャリフォルニア基地が陥落しても、戦果は遠く、
まだ戦争をニュース映像の中の出来事のように感じていたと述懐します。
が、会場の近くで、ジオン軍の空爆と降下があり、目の当たりにします。
そして、学園にも兵士が雪崩れ込み、施設を接収すると宣言します。
不必要に高圧的な態度は感心しないなと、ガルマ大佐が遅れて現れます。
ガルマ大佐は、責任者は誰か?と。イセリナは、責任者だと名乗り出ます。
イセリナは、ニューヤークは、ジオンへの恭順を申し入れている筈だと。
だというのに、このなさりよう……、恥を知りなさい!と、一喝します。
ガルマ大佐は、戦争をしているんだ。ままごと遊びの出番はないと。
それとも、その美貌で取りに入ろうとでもいうのかな?と、囁きます。
イセリナは、侮辱なさらないで!と、ガルマ大佐に、平手打ちをします。
兵士が銃を構えると、レミアが、イセリナを庇うように前に出ます。
ガルマ大佐は、兵士に銃を下げさせ、イセリナと交渉をしようと。
イセリナは毅然と、まずは、負傷者の救護を、話は、それからですと。
イセリナは、市長のサポートで、ジオンの占領府に出入りするように。
最初は、ガルマ大佐の悪口ばかりだったが、少しずつ認めていくように。
これは、逃げるんじゃない。別の方法で、彼女を守るためなんだと。
イセリナを一生守るという誓いを破るわけじゃ無いんだと言い聞かせ、
ジオン軍に入隊したと。レミアは、イセリナのガルマ大佐に対する
態度の変化に耐えられなくなり、逃げたんだと、当時を振り返ります。
レミアは、イセリナは、入隊後も手紙を書き続けてくれたと話し、
その最後の手紙には、ガルマ大佐の死への嘆きと、どこで聞いたのか、
彼を死に至らしめた、木馬と白いMSへの仇討ちの決意が綴られていたと。
手紙が届いたのは、イセリナも仇討ちのために戦場に散った後だったと。
レミアは、イセリナの後を追おうとも考えたが、彼女が果たせなかった、
連邦軍の白い悪魔を倒すまでは、死にわけにはいかないんだと。
邪魔する者は、容赦しません。それが、レオさん、あなたでもと言い、
レミアは、レオ中佐の拳銃を取り上げますが、弾倉が抜かれていました。
レオ中佐は、レミアの目的がジオンへの貢献ではなく、イセリナが
果たせなかった、ガルマの仇討ちを成し遂げることなのか?と、確認。
レミアの肯定を聞き、レオ中佐は、復讐するべきは、白いMSではなく、
本物の仇は、ここにいると、ディスクを取り出し、彼女に見せます。
第14話で、エッシェンバッハ前市長がレオ中佐に託したものになります。
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