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コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

庄屋鍋

2005年03月16日 | MS & MA
No.0053「RGM-89/ジェガン」
H:19.0m/W:21.3t
役職は「課長」とエラめな感じ。


第53回「ジェガン」
「ジェガン」は、アナハイム・エレクトロニクスが開発・生産を行った機体であり、
競作された「ハイパス」を敗り、地球連邦軍の量産機として採用されています。この
際、連邦軍の高官であったジョン=バウアーの強い要請があったと噂されています。
機体は、目新しい機能や装備はないものの、実験機や高性能試作機などの実働データ
が取り入れられている他、その時代の最新技術が投入されており、極めて信用性の高
い機体となっています。また、量産性を重視しているため、「ガンダリウム合金」製
の装甲ではなく、チタン合金セラミック複合材が用いられています。
機体は、宇宙戦用に開発されていますが、コロニー内での戦闘にも十分に対応可能と
なっていますが、運動性の向上策として今まで以上の装甲の軽量化が行われた結果、
耐弾性が低下しており、対艦戦においてはやや不安があると言われていました。事実、
本機が実戦配備されると数々の欠点が指摘されており、中でも装甲の貧弱さが挙げら
れ、急遽、RGM-88X型「ジェダ」がRGM-90型として採用され、地球上の主要基地へ
と配備されている他、陸戦を主体としたRGM-89T型「陸戦用重装型ジェガン」や、
RGC-90型「ジェガン重装型」も開発されています。更に生産工程にあった「ジェガ
ン」の中には、一部が装甲強化(部分的に「ガンダリウム合金」が使用されたと報告
されています)、メイン・エンジンの改良が施され、RGM-91S型としてロール・ア
ウトした機体や、「百式」の設計を部分的に機体に導入したRGM-89B「ジェガン改」
なども誕生しています。また、本機に「バックウェポン・システム」を搭載する計画
もあったようですが、「リ・ガズィ」であってもユニット離脱時の危険性は、非常に
高いと指摘されていたため、本計画はプランのみに終ったと思われます。
このように幾つかの改修案が出された本機は、連邦軍が小型MSを採用して以降もJ、
M、R型などの派生機を誕生させつつ、運用されています。

以上で第53回の講義を終了いたします。
次回の第54回では「ガンキャノン・ディテクター」についてお話しいたします。
コメント (4)
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