キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

ベースの練習ポイント

2019年04月09日 14時48分59秒 | ベース
今朝、何気にネットでベース演奏の動画を観ていて、、、思った。

「何で、自分では練習で日々四苦八苦しているフレーズを、この人は素早く簡単そうに弾いているのか?」

それも黒人とか白人とか大きな男性でもなく、小柄な女性なのに。

と、自分とあまり変わらない体格の女性が高速で指を動かし、複雑な曲を細かなリズムを奏でるのを観て、とても羨ましく思った。

それで、もう一度、エレキベースを出して、自分なりに弾いてみたー。

「うーん、思うようにフレーズが弾けないー。」


しばし、、、考える。


さらに、、少しづつ~ベースを弾きながら、さらに!考えてみたー。




で、ふと思った。


いつもは左手の運指を気にしていたけど、もしかして右手のピッキング(ツーフィンガー)が原因?!

もちろん普段から右手も意識して練習はしていたけど、なぜか動きが安定していないまま今日に至る!(←自慢じゃないよー。汗)

あとは左手の方も指の動き自体じゃなくて、もしかしてポジション移動の時の手の重心の掛け方とか?

つまりベースは一音一音のポジションがスケールの問題上、かなり離れていることが多く、その音を繋ぐためには頻繁に手を動かさなくてはいけない。
ところが得てして、つい左手の移動を横着すると動きが遅くなって、出したい音がリズムに間に合わなくなる。

そんなことを考えてみて、、、ひとつの結論が出た。



それは、。



「弾きたいフレーズを弾くためのベースの練習方法。」


一番重要なのは、弾きたいフレーズの動きを手が把握できるかどうか?

つまり指が動くかどうか??



そこで考えたのが、

1.左手の指に動きを覚えさせるために、ゆっくりなテンポで何度も弾く。

でも、この方法は一般的過ぎる?!

、、、というか、この話には続きがあって、これだけだと一生弾けるようにならない。
なぜなら、せっかく動きを手が覚えても、その先にある目標を指示していないから。

事実、自分もゆっくりなテンポで弾いて、いくら動きを覚えても、曲のテンポまで弾けるようにはならなかった。単にゆっくりなテンポで弾けるだけで終わったから。


で、その先が重要っ!!

2.弾きたいフレーズの音のポジション移動を明確にして、指を瞬間的に動くように意識を持っていく。

たとえば、3弦C音からオクターブ上のC音まで移動する場合でも、難しく考えず、次の音はその音だと思って力を抜いて一気に手を動かす!(って、それはもうワープするようなイメージ!!)

意外に思うかもしれないけど、実は手は思っている以上に速く動かせるはず。動かないと思っているのは意識の中だけで、人の手は意外と速く動かせる、、と、自分でも気づいた。
でもベースを弾いても動かないのは、単に動かす神経回路が整っていないから。だから「こういう風に動くこともできる!」と、常に意識するだけで動くこともったり。


3.各指の独立性。

そもそもベースも指を動かして弾く楽器なので、当然、各指の独立性は必要になってくる、、、みたい。
それは他の指を使う楽器も同様なんだけど、ベースの場合は、特に親指を除いた4本の独立性が大切みたいで、。特に小指と中指は鍛える部分なのか?


4.弾きたいフレーズのテンポの慣れ。

たぶん、どのフレーズの曲の一部だったりするので、その曲のテンポに身体が慣れていないと弾くことはできない。

いくらフレーズをテンポBPM=60で練習しても、そのフレーズを使う曲がテンポBPM=200だったら、絶対に弾くことができない。

フレーズの練習方法で、「メトロノームを使って、ゆっくりなテンポで練習を始めて、少しつづテンポを上げて目標のテンポでする。」という方法をずっと昔から自分はやってきたけど、なぜか途中から上げられないテンポに突入してしまう。それも目標テンポの少し手前のテンポで。
そのせいで、結局、地道に何十時間も弾く練習をしても、目標テンポに届かず、フレーズも弾けるようにならないまま挫折、、。そのうち練習するのが億劫になって忘れてしまう。

と、そんなこともあった。

自分ではそんなことも思い出しつつ、もちろん正確なテンポで練習するのは正しいことだけど、テンポアップというか、慣れるためにはメトロノームを不要な気がした。

つまり、「意図的なゆっくりなテンポで指に動きを覚えさせたら、次はあくまで目標のテンポを頭にイメージするだけで弾く練習をする。」

あまりメトロノームのテンポばかり意識し過ぎると速く動かしたい指との意識のギャップが生まれて、運動神経がマヒしてしまうこともあるかも?!

あと弾くフレーズを歌って弾くと、グルーヴを保ったままテンポアップできる可能性も高い!

そして次の段階で目標のテンポの曲に合わせて弾く練習をする。

もしくは、あまり速いテンポで弾く自信が無い場合は、曲のテンポを最初から落として合わせて弾く練習をする。

そうすれば曲のグルーヴを保ったまま弾く練習をすることができると考えてみた。


長くなったけど、これはあくまで「自分自身への練習へのメモ書き。」なので、これから実証するために日々練習してみたい。

これでなんとか弾きたいフレーズが弾けるようになるといいんだけど。



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昨日のベースの練習 | トップ | 明日はライヴ »
最新の画像もっと見る