キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

フレットレス体験

2017年06月23日 09時51分48秒 | ベース
今まで何気にベースを練習してきて、さらに2年前からベースレッスンを受け始めてからも、実はフレットレスベースって触ったこともなかった。
理由はかんたん。難しそうだから。
だってフレット無いし。

特に普通のエレキベースはネックが長いため、当然フレットの間隔も広い。それなのに女性でも小さい方の手だとフレットに指が届かないと思い、、。
実際、1フレットから4フレットまで指がまったく届かないので、なおさらフレットの無いベースだったら無理だろうと、、、想像してしまった。
さらにフレットレスベースは縦に構えた方が音程が取りやすく、横に構えると難易度が高くなるという(いらぬ?)情報までゲットして頭が混乱していたのも事実、。

がしかし、前回のベースレッスンにて先生に「フレットレスベースって難しいですよね?!」と、何気につぶやいたら、、、。
先生曰く、「そんなことないよー。現にアップライトベースやウッドベース弾いているのに、なに言っているの?!」と、反論されてしまった。

で、本来なら、ベースの難易度からいうと、

「ミニベース」→「エレキベース(ロングスケール)」→「多弦ベース」→「エレキのフレットレスベース」→「アップライトベース」→「ウッドベース」に、なるらしい。

ところが、自分の場合、

「5弦ベース」→「ミニベース」→「アップライトベース」→「ウッドベース」という、なんだかよくわからない順番でベースを弾いてしまい、ベース自体の難易度からいうと飛び級に近い形になるらしい。

そんな中、なぜエレキのフレットレスベースだけ手を出さなかったのか?
それは最初に言った「難しそう。」の他にサウンドが中途半端な感じがして、さらに好きなプレイヤーがいなかった。(ほんとはいたりして?笑)
というか、音程もままならないベースの用途がいまいちみつからず、ジャズならアップライトベースだし、ハードロックなら5弦ベースで足りるし、演歌はミニベースで十分だと思ったので。

ただ、、、弾いたことがいないというは、よくないかも?

と、思い始めて。

そしたら、運よく、ちょっと前に行ったジャズのお店で、お店のフレットレスを触らせて貰える機会に遭遇ー。
実際に弾くことができて、楽しかったー。



そして、弾いた感想は「思っていたよりも弾き易かった。」というもの。

具体的には、そのベースには、フレットは無いけどフレットラインが入っていて、目で見ればフレットの位置がわかるようになっているタイプ。
それでも一番衝撃的だったのが、思っていたよりも弦のテンションが弱いこと。
細めの弦を張っているのかな?と思ったけど、そうではないらしい。
たぶんフレットという突起が無い分、弦のテンションが弱くても大丈夫ということなのか。
その辺はよくわからないけど。

あと「フレットの位置に指が届かない。」という疑問については、アップライトベースやウッドベースの運指で弾いたら大丈夫だった。
つまり元のコントラバス(クラシック)の運指をそのまま応用すれば、エレキのフレットレスベースは弾けるという。
でもそれを考えると、逆のパターンの場合、ある意味、難易度がアップするような、、。

なので、自分としては、「アップライトベース」→「エレキのフレットレスベース」というは、ある意味、正しい順番のように思えてきた。
特に自分のように手が極小の場合、コントラバスの正しい運指を身につけてからエレキのフレットレスを弾いた方が、数段、難易度が低くなると考えてみたり。

そして、おととい。
いつものベースレッスンの日。

気を利かせて先生がフレットレスベースを持ってきてくれた。
で、さっそく弾いてみたけど、やっぱり感想は同じだった。
弦のテンションは弱めだし、フレットラインが入っているタイプで、目で見れば押さえる場所も迷わないで済む。
と、ここで一気に欲しいテンションがアップ!!(←これはまずいパターンかも?笑)

ただひとついえることは、ベースといえど、意外といろんな種類があって、そのどれもが魅力的だと気付いたこと。
なので、まだ弾いたことの無い4弦のジャズベースとか、6弦ベースとか、、、そしてエレキのフレットレスとか、欲しくなるけど、、。
とりあえず、今、あるアップライトベースを攻略しないといけないのは事実?!

ともかくフレットレスベースも弾けそうな気がしてよかった。

というか、ベースって探究すると奥の深い楽器だと、つくづく。


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