キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

96回目のレッスン(フルート編)

2008年07月25日 12時17分19秒 | サックスレッスン
昨日は、95回目のレッスンでした。

今回は特別、授業ってわけではないけど、(こちらの希望で、)久しぶりにフルートのレッスンを入れてもらった。
実はフルートのレッスンは一年3ヶ月ぶり~。(笑)

、、、って、もともとは先生が何気に吹いていたフルートに密かに憧れ、、、そして、ついに一年半前に告白!、、、ついでに先生に楽器を選定してもらい、そのまま基礎レッスンへ突入したものの、、、アルトのレッスンとの併用が難しいと感じ、レッスンの方は3、4ヶ月で断念。それ以降は、違うクラシックの先生についてフルートの基礎を勉強中~。、、、なんだけど、、、。(って、長っ!笑)
今、習っているフルートの先生はバリバリ~クラシック畑なので、ジャズは一切、無理~。
なので、やっぱりジャズを吹きたい私、、、。
ジャズは、ジャズの先生に教わるのが一番っ!、、、と、改めて、ジャズフルートも不定期に教えてもらうことにした。
それで前回、相談したら、「いいよ。」と、軽く承諾してもらえたので、今回、ようやくジャズフルートの基礎練習のアドバイスを、、。

それでレッスン的には、前半の一時間はフルートのレッスンだった。

まず、ソノリテのロングトーンを低音域で3音づつ。
先生と一緒に吹いたけど、、、うーん、ピッチが高い。(汗)
、、、というか、夏場のような気温の高い時期は、フルートは頭部管をかなり抜かないとピッチが高くなってしまう~。(ということを、今更、思い出した。)
で、、、ここで大問題が発覚ー。というより、、、先生、ココの部分、容赦なく攻められてしまい~、たじたじ。(って、ココの部分って、つまり指のフォームなんだけど、。汗)
アルトでもそうなんだけど、、、未だにフィンガリングすると指がばたつき、キーから指先が離れてしまう~。それも少しじゃなくて、大幅に、、。(おぃー。)
それで、アルトのレッスンでも薬指や小指がキーから大幅に離れてしまうと、すごい注意を受けて、挙句の果てに離れた指を「現行犯逮捕!」されてしまうし、、。(滝汗)
そんなイタチごっこの状態がフルートでも起きそうな予感を感じつつ、、。
で、結局、見兼ねた先生、構える手の角度を変えて、指がキーから絶対に離れないようなフォームを強制、、、。
これでなんとか指はキーから離れずらくなったものの、、、今度はどれを吹いても指でキーを押さえてしまって、、、。(爆)
でも、多少なりとも指先に神経が行くようになって、、、よかったかも?(笑)

で、ロングトーンは、なんとか終了して、次にジャズフルートの基礎練習としてのエチュードの相談。
やっぱジャズは、ジャズ独特のスウィングのリズムと、それに伴うアーティキュレーションの練習が重要だと感じていたので、迷わず、アルトでも練習したニーハウスの「ベーシックVol.1」を教材として持って行った。
そしたら先生も、「いいんじゃないの。」と軽く承諾。、、、ということで、早速、♯1を、まずひとりで吹いてみた。
次に、先生と一緒に吹いたら、、、あれ、またピッチ高い?といわれ、もう一度、ピッチを修正。
それから最後にもう一度、先生と一緒に吹いたら~、、、あれー!不思議、ピッチが合うとフルートってユニゾンで吹くと、まったく一つの音に聴こえるー。(笑)
アルトだとユニゾンで吹いても、それほど音が混ざらないのに、、。
で、なんとか吹けて、♯1は合格~。次の曲も今度やってきてねー♪って言われたけど、、、今度って、いつだろう??(爆)

それから最後に、ジャズの曲の吹き方をアドバイスしてもらった。
やった曲は、アルトでお馴染みの「アイル・・・」、、、って、もちろんオリジナルキーなので、キーは♭ひとつ。
カラオケに合わせて、4コーラス、先生と一緒に吹いた。
まずテーマを私が吹いて、それからアドリヴを1コーラス、それから先生がアドリヴを1コーラス、最後に二人で交互に8バースのアドリヴで1コーラス。
実は、フルートでこういう風に吹くのは初めてだったけど、、、楽しかった。
それに先生の吹くジャズフルートって、聴くのも初めてだったし、、。(笑)

で、寸評としては、、。
「テーマはまあまあ。いいでしょう。」「全体的な吹き方も悪くない。」、、、でした。
ただ、、、アルト同様、、、アドリヴの内容が、、。(汗)

それで、ここから恐怖の理論のお勉強の時間に、、。(滝汗)
なにしろ最近のレッスンでは、事あるごとに理論の説明が入ってくるのだけど、、、どうも私に難し過ぎて、途中で喋っている内容が分からなくなる。
もちろんアドリヴの基礎練習として、ダイアトニックコードの書き出しや、コードスケール名の理解、フレーズの度数や使ってるスケールとか、細かく教えてくれるのだけど、、。
実際にレッスンでは、吹くことに一生懸命になっている私にはてんで頭に入っていかない。(おぃー。汗)
、、、って、そんなこと言っているから、いつまで経ってもコード覚えられないのかもしれないけど、、。
で、結局、「アイル・・・」のダイアトニックコード書き出し課題を説明してもらい、少し例を書いてもらい、、、。
うーん。なんかアルトとキーが違うので、余計に課題が増えたような予感を感じた。(涙)

、、、つまり、ジャズフルートといえど、今後の課題はやっぱ、ジャズのアーティキュレーション(タンギング等)のマスターと、アルト同様にアドリヴの基礎練習がメインになるらしい。
でも基本的なフルートの基礎は、ちゃんと習っているので、これは問題は無さそうでちょっと安心した。(フォームを除く。汗)

、、、ということで、ちょっと長くなったので、後半のアルトのレッスンについては、次に持ち越し。

それにしても先生のジャズフルート、素敵でした。
クラシックの先生と違いますね!って、言ったら、「いや、自分もクラシックもたくさん練習している。」と、負け惜しみみたいなコメントしていたけど、、、そういう意味じゃなくて、フルートもサックス同様に個性って、凄くあると感じただけ。
それに、クラシックの曲って跳ねるリズムが無いらしく、そのリズムのニュアンスの違いが、さらに音色やメロディの違いに加味されている気がした。
あと先生はレッスンではアルトを吹いているけど、仕事での現場(特にミュージカル等)では、サックスよりフルートも吹く機会が多いらしいので、それも関係しているのかもしれない。

それでは、次はアルトのレッスンです。

つづく。

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