F老人の気ままな島暮らし日記

尾道市生口島で気ままな島暮らしの日々。

竹やぶと水仙

2012年02月24日 20時51分24秒 | 日記・エッセイ・コラム

竹やぶを刈っていただいた話を聞いたので現場を見に行きました。というより、今日の”I"島のアメダスポストの最高気温は11.7℃でしたので散歩にいきました。海がよく見える神社まで行きましたが霞んでいて写真にはなりませんでした。

竹やぶの様子です。道にかぶさってはいませんでしたがタケノコが出てくれば爆発的に茂ってくるでしょう。時々行ってみようと思います。あわよくばタケノコを収穫できればと思いつつ。

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竹やぶの上の畑も我が家の耕作放棄地で、そこを刈っていただきました。現場です。

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下とは種類が違うのか細い竹が多いようです。この上に近くのお寺の奥の院のようなお堂があるのですがそこにお参りした人が海の方向を見たとき竹やぶが邪魔なので刈ったようです。ここも気がつけば刈る必要があるようです。

黄色い水仙が咲いていました。誰に見られるでもなく、可憐に。

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レモンを収穫しました

2012年02月22日 18時58分03秒 | 農園作業

レモンが青いときから必要の都度、木から採って使っていました。焼酎のお湯割りを作ってから懐中電灯を持って畑に行き、1個だけ採ってきたこともありました。さすがに黄色からオレンジ色に近くなってきたので全部収穫することにしました。

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一つ一つが大きく、輪切りにして使うには最適です。長さ10cmの携帯電話と比較してみました。

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読書記録059「きりきり舞い(諸田玲子)」

2012年02月20日 21時27分55秒 | 読書記録

諸田玲子さんは静岡出身で清水次郎長一家など故郷にかかわりのある人達を主人公にした物語が多くあります。この小説の主人公の父親で「東海道中膝栗毛」の作者である十返舎一九も駿河の町奉行同心の息子でその実大身旗本の庶子であったという複雑な出自が伏線にあります。隠密として長年旅しておりその時の経験から膝栗毛が生まれたと言うことですがたぶん本当でしょう。そのほか、奇人の一人として葛飾北斎の娘お栄も登場します。この方は北斎が「オーイ」と呼ぶので雅号を「応為」にしたという面白い人で作品も多く残っているようです。静的な浮世絵ではなく動きが感じられたり、光の捉え方など素人のF老人でもいいなあと思えます。

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一九の娘「舞」の婚活を通じていろいろな背景としがらみを抱えた人たちがそれにへこたれることなく、それぞれ楽しく、悲しく生きていて、それが調和して人々の生活、世の中がまわっている様子が描かれています。村上豊さんの装画も味があります。

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晴れましたーはっさく収穫再開

2012年02月19日 12時50分56秒 | 農園作業

2月18日、朝起きるとドアの外が白いようなので開けてみると

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その後、降ったり晴れたり、濡れた状態で保存することもできず、収穫はあきらめました。

2月19日、朝から快晴(最低気温-2.6℃)、待望の収穫日和です。

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木の間から空を見ると

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何とか今日中に終わらせたいと思います。(昼休み)

別宅には上水道を使う全自動洗濯機と井戸水を使う懐かしの2槽式洗濯機があります。もっぱら外にある2槽式を使っていますが、水がタダということもありますが、井戸水で洗うとぬるま湯を使っているようで手が冷たくないことがその理由です。井戸の水は舐めてみると塩辛くもなく良質のようですが水質は不明です。今は洗濯とか散水に使っていますが、災害に備え、飲料に適するかどうか水質検査をしておく必要があります。どうすればできるか研究してみます。

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懐かしくてお気に入りの歌-No.4 「Folclore - El Condor Pasa (コンドルは飛んでいく)」

2012年02月16日 20時08分10秒 | 日記・エッセイ・コラム

1972年、F老人は中米・南米の国々に行く機会がありました。船で行ったので沿岸に近づくとスペイン語に慣れようと現地のラジオ放送をよく聞いていました。突然、フォルクローレ(中南米の民族音楽=民謡?)で知っている曲がかかりました。サイモンとガーファンクルのアルバムを持っていたので「コンドルは飛んでいく」であることはすぐわかりました。アナウンサーの「El Condor Pasa」のPasaが飛ぶという意味であることは直感的に分かって「ああ、スペイン語ではそう言うんだ」と妙に納得しました。

アルバムで見た英語の歌詞の一部に

Away, I'd rather sail away,
Like a swan that's here and gone . . .
A man gets tied up to the ground,
He gives the world its saddest sound,
Its saddest sound . . . hmm

遠くへ 遠くへ航海に出たい
去り行く白鳥のように
人は大地に縛られて
この世界で一番悲しい音をたてる
一番悲しい音をたてる

とあり、自由になりたいという曲だろうなと思っていましたが原曲は古くて歌詞はなく、この歌詞はサイモン達が付けたもののようです。そういえばラジオで聞いたフォルクローでレは歌はありませんでした。

最初はサイモンとガーファンクルで。

I'd rather be a sparrow than a snail,
Yes, I would,
If I only could,
I surely would . . . hmm

カタツムリになるならスズメになったほうがいい
そう,スズメになりたい
もしできるなら
もちろんスズメになりたい

I'd rather be a hammer than a nail,
Yes, I would,
If I only could,
I surely would . . . hmm

クギになるならハンマーになったほうがいい
そう,ハンマーになりたい
もしできるなら
もちろんハンマーになりたい

Away, I'd rather sail away,
Like a swan that's here and gone . . .
A man gets tied up to the ground,
He gives the world its saddest sound,
Its saddest sound . . . hmm

遠くへ 遠くへ航海に出たい
去り行く白鳥のように
人は大地に縛られて
この世界で一番悲しい音をたてる
一番悲しい音をたてる

I'd rather be a forest than a street,
Yes, I would,
If I could,
I surely would . . . hmm

通りになるなら森になったほうがいい
そう,森になりたい
もしできるなら
もちろん森になりたい

I'd rather feel the earth beneath my feet,
Yes, I would,
If I only could,
I surely would . . .

足の下に大地を感じていたい
そう, 感じていたい
もしできるなら
もちろん大地を感じていたい

次はコンドルが空を舞っている気持ちになれるフォルクローレ・バージョン。ケーナの音色が哀愁を感じさせます。瓶を吹いて音を出すのと同じ原理の芦の筒を何本か並べたフォルクローレの楽器サンポーニャの空気の漏れる音がなんとも言えません。

ケーナの部分を宗次郎さんのオカリナで。オーケストラは東京フィルハーモニーです。洗練されすぎていてコンドルの姿は浮かんできません。

サンディエゴに住んでいたころの話です。コアラやパンダとスケールの大きさで有名なサンディエゴ動物園(市街地の真ん中にあるバルボアパークにあります。)は北に車で2時間ほど行ったところにある広大なSafari Park(昔はWild Animal Park)と一体となっています。年間パスを買うと両方に一年中行けます。どちらかというとこちらのほうに近いところに家があったので子供を連れてよく通いました。放し飼いになっている動物の中を小さなトロッコ電車に乗って見学します。カリフォルニア・コンドルという翼を広げると2m50cm以上ある頭の禿げた巨大な鳥のケージがありました。インディアンはこの鳥を力の根源として「Thunderbird」と呼んでいたそうです。

フォードのシンボルカーの名前もこれから名づけられました。T Birdとも呼ばれます。F老人はレンタカーで10代目(通称スーパーバードと言っていました。)に1ヶ月ほど乗りました。スピードが出すぎてかえってソロソロと走りましたが、フリーウェーでの追い抜きの時など加速の鋭さは素晴らしいものでした。