明日を信じられる時代になって欲しい。日常の活動日記

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田中ブログによると角栄どころか金丸も冤罪だったようだが・・・

2012年01月13日 20時15分07秒 | Weblog
田中ブログによると角栄どころか金丸も冤罪だったようだが検察とマスコミというか米国はもう国家として駄目ではないか。
( ポスト米英時代 )より

小沢裁判はもはやお笑いの域に達している、天木大使や植草教授が小泉時代に嵌められた時は悲痛な気持ちで見守っていたしテレビや新聞も半分くらいは信用していたので報道内容にハラハラしたものだが最近では朝日の社説で大笑いできる自分に驚く。

確かに創価のコネみたいので出ているお笑い芸人のボケよりもマスコミの真面目ぶりっ子報道の方がぼけが効いてて面白い。

太郎冠者というか熊さんというかうっかり八兵衛というかわざと事実誤認してわざと正論を吐いてわざと小沢を批判するボケぶりは名人の域に達している。

彼らはロッキード事件の全貌も金丸事件の真相も知ってて米国のいいなり官僚のいいなりに半世紀もの間出鱈目を真面目な顔をして報じてきた訳だから大したお笑い芸人だ。

それにつけても米国は世界中でこういう下らない事をしてきたのだろうがネットの時代に入って過去や先祖の嘘が大津波のように襲ってきているがどうやって辻褄を合わせるのだろうか。

困ったときの宇宙人頼みでまたまた宇宙人のせいにするのだろうか、宇宙人がいるのかどうか知らないし興味もないがなんでもかんでも自分達のせいにされてはたまったものではないだろう。

よろめき文学や軍人パフォは嫌いだが頭のよさは認めざるを得ない三島が嘘は頭がよくないとつけないから私には無理だと書いていたが謙遜でもなんでもなく嘘をつき通せる者など存在しないという事だろう。

ましてや三歩歩くと昨日についた嘘を忘れてしまうルーズな米国が暴力と買収でマスコミを押さえてももう屁理屈すら整合性をとるのが難しいレベルだろう。

米国は過ぎたるは及ばざるが如しを肝に銘じ小沢の言葉ではないが普通の国に戻る事だ。

金儲けが趣味ならそれでもいいが、一体、何人分の服と食事と家と車が欲しいのかよく考えて一人分で十分だという答えを自分で出すことだ。

そしてちり紙交換国家というか、お子様ランチ国家というか松沢病院特別病棟国家を卒業する事だ。

日本国債の格下げがあろうと、日本の信認は揺るがない、

2012年01月13日 18時37分17秒 | Weblog
日本国債の格下げがあろうと、日本の信認は揺るがない、・・・(日々雑感)より

 未曾有の円独歩高の現状にあって、日本国債が格付け機関により格下げになろうと何の問題があるだろうか。

それにより日本国債の引き受けが無くなり、国債金利が急上昇する、というイタリアなどのような事態に陥るとは決して思えない。

それを産経子は゛消費増税を実施しないと日本国債が暴落する、」などと根拠もなく消費増税を煽っている。

ここまで財務官僚のポチになり切れるとは驚かざるを得ない。

 消費増税をこの時期に行えと使嗾するのは景気に配慮を欠く経済感覚ゼロの人ではないかと思う。

むしろ2、30兆円程度の国債を無利子日銀引き受けにより政府支出を大胆に行って被災地の災害復興にジャンジャン使うべきだ。

そうした国内のマネーサプライを100兆円程度に増やして円の独歩高に対処すべきだ。

 財政再建は増税よりも公務員給与と共済年金の支給水準を一般企業並みと厚生年金並みにに引き下げることによって財源は簡単に出るはずだ。

それにより外郭団体の天下り公務員OBの給与も連動的に削減されるだろうし、準公務員とされる電力会社従業員給与やNHK職員給与なども一般企業並みに行政指導することにより、公共料金の引き下げも可能となる。

 そして公的会計の歳入歳出と特別会計などとバカな分割・分離会計を改めて、世界諸国並みに会計原則に基づく複式簿記と会計報告書に改めるべきだ。

それにより税収42兆円で100兆円近い歳出だ、という財務省の「危機的税収」というプロパガンダが崩れることになる。

社会保障会計が歳出の大部分を占めている、という説明は聞き飽きているが、それに見合うだけの保険料収入と国民年金掛金収入とが除外された、社会保障費総額を示す財務省のマジックに国民は長いこと騙されてきた。

もちろん官僚下請け広報機関たる大手マスコミが国民にそうした偏って誤った情報をひたすらタレ流し続けた罪も問わなければならない。

複式簿記にすれば当然のことながら資産の部に年金基金が計上されることになるが、その金額も一体幾らなのか国民は知る権利がある。

 すべての財政情報を公務員は公開する義務がある。

もちろん財務省は予算要求のあった箇所につけた予算に関して、官僚たちのあらゆる支出記録を徴収し、国会本会議を通じて国会議員に報告する義務がある。

第五検審会支出報告に関しても財務省は克明に承知していなくてはならない。

2010年の東京地裁に置かれている第五検審会決算報告書はすでに国会審議に上がっているはずだ。

まさか黒塗りにして本会議の決算審査をしたのではないだろう。

それなら付属書類の提出も国会議員は求められるはずだ。

しかし、そうした動きが国会議員にないようだがなぜだろうか。

 消費増税に前のめりになるのも結構だが、産経子は国民の知る権利にもこたえなければならないだろう。

いつまでも官僚の広報機関を勤めていて、少しは恥ずかしくはないだろうか。

増税の前に国民の知る権利にジャーナリストならこたえるべきではないだろうか。

「直ちに影響は御座いません」「因果関係は認められない」で、このままずっと行くのか。

2012年01月13日 18時20分33秒 | Weblog
「直ちに影響は御座いません」「因果関係は認められない」で、このままずっと行くのか。
(晴れのち曇り、時々パリ)より

『フクイチ』の被害について考えると、居ても立ってもいられない。

福岡で、線量測定したら「茨城より高かった」等と言う声が、あちこちから伝わって来る。

宮城県選出民主党衆議院議員「橋本きよひと氏の、昨年12月14日のグログの一節を転載する事を、お許し頂きたい。

民主党衆議院議員 橋本きよひと
(転載開始)

「放射線調査を、もっと積極的にやってもらえませんか?」

 「放射線調査はやらない方がいい。やっても余計に騒がれるだけだから。」

 5月20日に国土交通省の大臣室から出てすぐの廊下で、私のお願いに対して、
村井知事が仰られた言葉です。

 県民の安心、安全を守る立場の人の言葉とは思えず、愕然としました。
(転載終了)

かと思えば、福祉まで広く市民活動をやって居られる方と、ツイッター上で、
論争になった事も有った。

私が「放射能被害を追求すす」marcoさんのツイをリツイートした事への
反論からははじまった。

趣旨は、以下。

「現地の方が情報が早く深いので、無責任に遠くから煽って欲しく無い」
「線量は<自然界>に存在する線量と変わらない所も多い」
「自然界に存在する放射線で健康被害の例はない」

予てより繰り返して来たが、放射線被害に関しては、
悲観的すぎる位でないと行けないと思っている。

「放射線が原因とは、証明されていない」
「がんの発症率が高くなるとも、証明されていない」

良く言われる意見である。

しかし、言わせて頂くが、その逆の言い方も成立するのだ。

『放射線で、癌の発症率が高くならない、とも証明されていない』

実際に何千~何億ベクレル等と言う線量が計測されている以上、
「影響は証明されていない」と言う立場は、決して<正当な立場>とは言えないと思う。

ましてや、政府も自治体も、当然『東電』自身も、正確な情報を全部洗いざらい提供している訳では無い事は、疑う余地もない状況下に置いては、影響を危惧する方が、正しい反応であろう。

そして、人間の本能として「回避行動」を取れる物なら取る、事が是非にも必要な筈だ。

「子供と共に避難したい妻を、夫が許さない」
「子供を連れて避難した妻を、親兄弟が罵る」
「子供をつれて妻に、帰ってこなければ離婚すると、脅迫する」

「放射線検査をしない食材を、敢えて学校給食に使用する」
「給食を辞退したいと言う子供と親とを、教師と教育委員会とで脅迫する」
「放射線量の高い牛乳を拒否する子供に、逆に欠席の子の分まで飲む事を強制する」

「敢えて校庭で体育を行う」
「体育祭、マラソン大会、各種屋外行事を挙行する」

このような風潮は、おかしくないですか。
酷く無いですか。

日本在住の、知り合いの医師と話した。
その返事。
「放射能? それ程気にしてもしょうがないよー」

日本の友人と話をした。
その返事。
「生きている間は、影響ないでしょ」

私が見ているツイッターの世界の反応とは、全くかけ離れた受け取り方が、
社会に存在している。

しかも、広く存在している。

勿論、実際に「出ている」放射線に、今更どうする事も出来ない。

日本国民全員が、海外移住する事が出来る訳では無い事は、確かである。

しかし、少しでも、僅かでも「危険から遠ざかる」事が出来る可能性が有るのなら、
そうすべきでは無いのか。

汚染地に住んでいらっしゃる方々で、一切ん親類縁者も友人も、
県外に居ない方も多いであろう。

そういう人達にとっては、酷に聞こえるかもしれないが、それでも「可能な範囲で」自己防衛をするのが、当たり前なのでは無いのか。

しかし、個人的に何らのツテも無い人々達に、何らかの形で救いの手を差し伸べるのが、行政では無いのか。

それが、政府の仕事では無いのか。

その為に、産まれてこの方「税金」を払い続けているのでは無いのか。

その恐るべき「犯罪行為」を引き起こした張本人の『東電』に、それなりの責任を取らせるのが、独占公益企業の監督官としての「国」の役目では無いのか。

世の中の動きは、全く逆行している。

▶被爆医師は今も闘う 死ぬほどだるいと訴える全身衰弱「ぶらぶら病」、福島で出ても不思議はない(特集ワイド/毎日見出し)

特集ワイド

>放射性物質が広範囲にまき散らされた東京電力福島第1原発事故。内部被ばくの健康影響が懸念されるなか、広島・長崎の原爆ではどうだったのかにも関心が高まっている。

広島で被爆した医師で、「原爆ぶらぶら病」の患者ら6000人以上の被爆者を診察してきた肥田舜太郎さん(95)を訪ねた。【宍戸護】

>「内部被ばくは広島・長崎の時からあったのです」。

昨年12月、横浜市港北区のホール。「福島第1原発事故と内部被曝(ひばく)について」と題した講演会で、肥田さんはよく通る声でこう話した。

「原爆(ピカドン)が落ちた日には広島・長崎におらず、数日後に家族を捜しに入った人たちが、理解できない形で死んでいった」。

普段つえをついて歩く肥田さん。

約2時間も机の前に立ち続け、熱弁を振るった。

 肥田さんは1944年に広島陸軍病院に赴任した。

陸軍軍医中尉だった45年8月6日、爆心地から約6キロの広島市東区(旧戸坂村)で被爆。その日のうちに爆心地近くまで往復し、その後、周辺で負傷者の救援治療にあたった。

やけどを負った人の数があまりに多く注目されなかったが、原爆投下後に市内に入った人たちが奇妙な死に方をするケースも相次いだという。

 ある女性は、夫を捜しに、原爆投下1週間後に広島入りし、焼け野原を1週間捜して夫と再会した。

しかし重症者の介護を手伝っているうちに、熱が出て紫斑が体に現れ、髪が抜け落ち、吐血して亡くなった。

肥田さんたちはその経験を通し、「入市被爆」という考え方にたどりついた。

「内部被ばくなんて言葉はまだありません。

市に入って被爆したので入市被爆と呼びました。

どういう理屈で亡くなるのか、全然分かりませんでした」

 入市被爆者には間もなく亡くなった人もいれば、
体調不良を抱えながら生き続けた人もいるという。

>肥田さんはその後、組合活動を始め、1950年に東京都杉並区で開院。

のちに埼玉県に拠点を移し内科医を務めながら、被爆者らで作る日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の原爆被爆者中央相談所理事長も79~09年まで務めた。

 その間「被爆医師」のうわさを聞きつけた被爆者が肥田さんに相談に来た。

患者が訪れるのは決まって夜の閉院前。受付では「被爆者」と名乗らず、診察室で患者の雰囲気を察した肥田さんが人払いをするのが常だった。

肥田さんの共著「内部被曝の脅威」(ちくま新書、05年出版)でこう書いている。

 <被ばく者は一時、生命保険への加入を拒否された時期があり、結婚、就学、就職などの人生の節目に不当な差別を受けたものは数知れない。

これは二世、三世の時代まで引き継がれ……>

 社会の底辺で不本意な人生を歩まざるを得ない被爆者を多く見てきた肥田さんは「入市被爆」の医学的なメカニズムをずっと探し求めた。

原爆投下から約30年後、米国人研究者による内部被ばくの論文に偶然出合った。

米国の核実験で入市被爆者と同じ症状を示す人々が多数存在することを示す内容に、「目からうろこ」が落ちる思いがしたという。

それらの論文を翻訳し、国内外で内部被ばくの危険を訴え続けてきた。

>肥田さんは横浜の講演会で、原爆の直接被爆を免れた人が数年後、
座っていられないほどのだるさを訴える「原爆ぶらぶら病」について語り始めた。

 「血も出ていない、頭の毛が抜けるでもない、目に見える被害は何もないのに、
死ぬほどだるいと訴える人がたくさん出てきた。

診察してもどこも悪くない。

サボっているように見られて、患者の家族が『ぶらぶら病』と名付けたのです」

 ぶらぶら病は、被爆前に健康だった人が病気がちになり、
体がだるくて根気が続かずに仕事を休みがちになる。

医師が検査しても、異常がないと診断され、仲間や家族からは怠け者の
レッテルを貼られた人も少なくないという。

 講演会後、肥田さんはこう補足説明してくれた。

 「簡単に言えば全身衰弱状態。本人の訴えしかなくて、今の医学の範疇(はんちゅう)には入ってこないから、医師から見れば、病気じゃなくノイローゼ扱いになってしまう。

最近、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(86年)の研究者に聞いたら、
『放射線疲れ』という言葉があるというのです。

原発事故で放射線にあたった人が、くたびれてかったるいということから、
その名がついたそうです。

私から言わせれば、福島でこれらと同じ症状が出ても何ら不思議ではない」

>原爆の放射線が人体に及ぼす長期的な調査は1947年にトルーマン米大統領の指示で設置された米国の原爆傷害調査委員会(ABCC)が始め、75年には日米両政府で管理運営する放射線影響研究所(放影研=広島市、長崎市)に移管された。

その研究結果は国際放射線防護委員会(ICRP)の放射線影響評価にも反映されている。

放影研は現在、福島の住民の健康調査に関わっている。

 主に外部被ばくについて研究しているこの調査は、一部研究者や被爆者団体から「被ばくの影響を低く見積もっている」とも指摘されている。

肥田さんは広島・長崎の原爆被爆者の内部被ばくが本格研究されなかった背景についてこう考えている。

「戦争中は人を殺しても罪にはならないが、戦争後も原爆の影響で、人がずっと死に続けることを認めれば、非人道的兵器として原爆の存在そのものが危うくなる。

各国が内部被ばくを認めたがらない根本はそこにあると思うのです」。

「原爆ぶらぶら病」も放射線との因果関係は認められていない。

 原爆症認定集団訴訟の証人として内部被ばくについて述べた肥田さんは、生涯被ばく100ミリシーベルト未満ならば健康影響は不明という研究結果にも疑問を持つ。

自分が長年診てきた、生身の被爆者とあまりにもかけ離れているからだ。

 別れ際、肥田さんはポツリと言った。

「私は戦争や原爆で偶然生き残った身に使命を感じ、たくさんの被爆者のために、他の人が黙って頭を下げてきた占領軍や日本政府とけんかしてきた。

私のどこが悪いんだという開き直りが根底にずっとあるんだよ」
【毎日新聞/特集ワイド/2012年1月12日 東京夕刊】

日本社会の、典型的な縮図を見る思いで、この記事を読んだ。

そう言えば、『原発国民投票』への動きが、ここの所急に現実味を帯びて来た。

私は、「一刻も早く全原発を停止し、廃止したい」という価値観で、生きている。

しかし、今回のこの「国民投票」には、それなりの危惧を覚えるのです。

現在の、広く「日本社会」の次元で考察すれば、国民のかなりの部分が、
情報を新聞テレビに限られている。

そして、知的レベルの高い層になれば成る程、新聞に対する信頼が篤いのが、実情である。

小沢一郎の裁判を、いまだに「黒いカネ」の事だと思い込んでいる人達が、
相当数居る事で、判断出来るであろう。

もし、本当に「国民投票」で原発への対処を党とすれば、
「存続仕方なし」という意見の方が遠てしまいそうな気がしてならない。

この件に関して、ツイッターの世界でも、大きく意見が分かれている様だ。

懐疑派の筆頭は『maruko』さん。
積極派の筆頭は『kikko』さん。

それぞれ、説得力が高い。

曰く。

以下はkikkoさんの意見。

何か具体的な脱原発運動を実践してて、その活動が一定の成果をあげてる人が国民投票を批判するなら理解できるけど、自分じゃ何ひとつ実践してない人、活動してても今までに何の成果もあげてないような人が、よくもまあ他人が原発を止めるために必死になって努力してる活動を批判できるもんだよな。

原発国民投票を批判している人は、いったいどれほどのことを勉強し、どれほどのことを知った上で「現状認識が甘い」などとほざけるのか?それならあなたはいったい何を実践しているのか?
自分が実践している「国民投票よりも有効なアクション」を提示した上で相手を批判するのが筋。

「意味がない」「逆効果」と言うのなら各種の署名にしてもパブリックコメントにしてもすべて意味がないし逆効果になる場合もある。

それでも立ち止まらずにアクションし続けることが重要なのであって「おとなしくしてれば春には原発が全部止まるのに」などと抜かしてる他力本願なバカは黙って寝てろ。

「わずかでも負ける可能性があればケンカしないで隠れてる。

100%勝てるケンカしかしない」ってダセエなあ。こっちが勝てる確率が低いならともかく、現状では75%の勝率なのに、それでも「負けたら大変だからおとなしく隠れてましょう」って、そんなこと言ってるから全国に原発が林立したんだろ?

しかし、こんな事も言ってます。

「国に廃炉を求める署名」がたとえ1億筆集まったところで法的には
何の力もないので国は無視して原発推進を続けられますよ。

法的効力のない署名やデモでも、声をあげ続けることは大切です。

ただ、それだけではなく、法的効力のある手段も平行してやっていくべきだと思います。

全く、反論の余地無し。

方や、marukoさん。

原発国民投票に沸いている、にわか著名人の方々が「住民投票条例」の仕組みすら全く分かっておらず何の戦略も無い状態であることがよく分かった。

外国人や未成年も権利を持たせるという危険性もあるが、なにより条例を通すのに議会の承認がいる。

議員の読みで条例を通すかどうかが決まるということ。

もし、議会が推進路線なら、勝てる見込みがあるから条例を通すということになる。

住民投票が決まった時点で結果は決まっているようなものなのだ。

何度も言うがスェーデンは「段階的脱原発票」は原発温存にカウントされ負けたのだ。

そして、いま、日本で住民投票の旗を振るのは「段階的脱原発」論者だ。

逆を返せば、半年も前から原発国民投票運動が周到に準備されていることが
どういうことか、考えれば分かることだ。

「学ぶ機会」のために原発を稼動させちゃっても仕方がないと?
何が目的なんです?
QT @KenjiMizuchi: 国民投票請求は努力の末の敗北が重要。

結局、選挙で政治を総入れ替えしなければ不可能だと学ぶ機会となる。

あなたの原発国民投票運動は、実現しないだろうけれど、運動することに意義があるということなのですね。

いつか実現する時は脱原発が叶う日であるという根拠が読み取れませんでしたが、私は早々に実現してしまった場合のことをまったく考えないあなたの考えが怖いです。 @bcxxx

請求に失敗して、投票にこぎつけられず、議員がコレじゃダメだと気づき、国政選挙に興味を持ってもらうのが目的?  
まわりくどーーーーい・・・。

マジですかーーーーー?

目的は「原発温存」じゃなくて「国民投票法」そのものなのではないか・・・?
感動的に原子力「発電所」は投票で止まるかもしれない。

自民党の悲願、「憲法改正法」22年にもうひっそり施行されているわけだけれど、このタイミングを待っていたわけだとしたらすごいなぁ。

核弾頭の原料はもう原発など稼動させなくても充分にあるしな。

徴兵制なんて話もあったね。

で、原発国民投票法案を提出したのは自民の分家、みん党。

自然エネファンドと憲法改正派の利害が一致して、原発国民投票運動が投下されたとして、投票で原発が止まる、国民投票は肯定的に受け入れられ、次に憲法改正国民投票。

電力自由化で原発は交付金も不要で国が管理。

投下した人間はどっちに転んでもいいわけだ、国民が国民投票に焦がれてくれれば。

国民投票でわいてる純粋な人たちはわからないだろうが、これはもんじゅ動かす前段階ってこと。

もんじゅってのは核兵器作るためにある。

そして「原発」ではない。「国民投票法そのものが狙い」という妄想が当たらないことを祈る|六ヶ所村再処理工場稼動へ bit.ly/wZNogH

目的は再稼動でなく悲願の「憲法改正国民投票制度」への地ならしなんだと妄想してます。

これはグレーでは無理がありますから。

そのために原発国民投票自体は勝たせてもらえるのかもしれません。

もんじゅが原発ではないということで動き出すと思いますが、そうなったら終わりです

「脱」は付いてないよ。

そこが大きな問題なのよ。

わかってる? QT @KenjiMizuchi: 脱原発国民投票の請求もその『地味にできること』の一つ、推進派は様々な別問題を喚起して、この問題の風化を狙っています。

私たちが一番戦うべき相手は、自分の中の日常に戻ろうとする気持ちでは?

署名集めてる段階でまだ何も決まっていないのに、「走り出しちゃったから止められない」ってまるで原発みたいな悪い冗談だな。

だから、六ヶ所も、もんじゅも「原発」じゃないっていうことに気づけよ!

(御両名さま、無断転載ご容赦下さい)

これ又、何の反論も出来ない。

ただ、私の個人的感情を言わせて頂けるならば。

準備不足で、急に浮上して来た「国民投票」が実施されて、万が一「原発温存」にでもなってしまったら、取り返しがつかないって事。

マスコミの「世論調査」と同じで、こんな物<設問>次第で、票の行方等、
相当な確立で操れるのだ。

昨年来、『脱原発デモ』が全国各地で行われる様になっている。

数百人から千人台の動員力の様だ。

当然マスコミは、報道しない。

この『名も無き市民』の止むに止まれぬ行動が、「市民デモ」と言う形で具体化され、それが徐々に、しかし確実に賛同を呼び参加者を集め、全国的な大きなウネリとなって、さすがのマスコミも無視出来ない程の運動に育って欲しい。

迅速に。

そして、かの「利権一辺倒」で国民の生命も財産も一顧だにしない「霞ヶ関」と「権団連」と「政府」とが、抵抗する事に不安を抱く程の大きな運動に、膨れ上がって欲しい。

自然と、「原発はやっぱり危ないから止めましょう」と言わざるを得ない程の、
社会的エネルギーに育って欲しい。

しかも、短時間で。

そのような流れで、原発を廃止出来る事が、理想であったのです。

無理だろうなあ。

また、国民投票に危惧を表明する側に、「国民に対する上から目線」をかんじる、
と言う批判も起こっていた。

何を偉そうに、と言う訳である。

確かに、そう言われても仕方が無い面は有るだろう。

しかしながら、「巨大利権」の確保に走る側からすれば、ありとあらゆる方法で
「投票」の行方を左右する事は、疑う余地のない事だ。

権力側が持っている「可能性」は、強大である。

素人の一班国民の集合体に、対抗する力も、方法も無い、
それほどの抵抗をされる事を、覚悟しておく必要が有る。

署名が集まったから、即「国民投票」が施行されると言う保障は無いものの、
もしも実施されるとしたら、それこそ「死にものぐるい」の闘いになる筈である。

その戦いに、怯む事無く、仲間達の周辺の親兄弟友達知り合いたちが、
切り崩される事を防ぎながら、勝利を獲得する為に、
最大限の運動をしなければならない筈である。

「遠くに居て、自分では何も出来ないくせに、偉そうなことを言うな」

そんな声もあった。

しかし、言わざるを得ない。

住民投票は(国民投票なら更に)両刃の剣である。

ここまで、人間を苦しめ、心身ともに被害を与える『原子力利用』など、マッピラだ。

アメリカの亀井静香、ロン・ポールはCIAに殺されてもよいと吼えるか・・

2012年01月13日 16時38分00秒 | Weblog
アメリカの亀井静香、ロン・ポールはCIAに殺されてもよいと吼えるか・・( 尚林寺 )

今年行われるアメリカ大統領選挙をめぐって、ロスチャイルド勢力とロックフェラー勢力の間で熾烈な駆け引きが行われているようだ。

今回の米大統領予備選の特徴、それは4年前と違って、共和党候補ロン・ポールの存在感が2012年格段に大きくなっている事実です。

親戦争屋・共和党の下院議員でありながらアンチ戦争屋のロン・ポール候補の存在を日本のマスコミは無視できなくなっています。

彼らのロン・ポールに対する異端児扱い的報道姿勢からみて、日本のマスコミの偏向的立ち位置が非常によく見えてきました。

3.米国にもまともな国民は多い

 日本のマスコミはロン・ポールを極端な思想の持ち主と決めつけていますが、それなら、なぜ、このような極端な思想の政治家が米国で受けているのでしょうか、彼らマスコミは決して、このことを解説しません、なぜなら、彼ら日本のマスコミは米戦争屋に不利な報道は絶対にしないからです。

 米国では在日米軍(米戦争屋の私有物)は税金の無駄と考える国民が多数派なのです、当然です、米国民から見れば、自分たちの払う税金でなぜ米軍が日本を防衛しなければならないのか到底理解できないからです。

だから、在日米軍撤退を主張するロン・ポールが大人気なのです。

ちなみに、米戦争屋にとって在日米軍の真の使命は日本の監視ですが、米国民には日本を前線基地にする米国防衛と詭弁を弄しているのです。

 日本よりネットの発達の著しい米国では若者中心に、9.11事件が米国戦争屋政権だったブッシュ・ジュニア政権の自作自演であると知っています。

さらに、米大統領は背後から米戦争屋あるいは欧州寡頭勢力にコントロールされていることも知っています。

このようなウラを知っている米国ネット愛好層を中心にロン・ポールが支持されているわけで、彼は決して極端な思想の持ち主でもなんでもありません。

むしろ米国でまともな神経を持っている国民の考えを代弁しているのです、だからロン・ポールが大人気なのです。

ちなみにこの人気は92年の大統領選(ちょうど20年前)に登場したロス・ペローの人気急上昇現象とよく似ています。

 今の日本も自公・民主二大既成政党不信が高まっていますが、米国でも同様の現象がすでに起きています、われわれも参考にしましょう。

4.米戦争屋に不都合なロン・ポールはなぜ、殺されないのか

 いずれにしても、上記のように今のロン・ポールはかつて活躍したロス・ペローとよく似た位置づけです。

湾岸戦争後の92年の大統領選時代に、共和・民主の二大既成政党に不満を持つ米国民の受け皿として米改革党の大統領候補だったロス・ペローは一時、世論調査で人気トップを取ったこともありました。

このときの大統領選で米戦争屋のエージェント・パパ・ブッシュ陣営は引っ掻き回され、結局、二期目の政権が取れなかったのです。

この事態にもっともあせったのが米戦争屋であり、彼らが湾岸戦争後計画していたイラク戦争は結局、2003年まで10年も延期されたのです。

米戦争屋のうちとりわけ過激なネオコンはイラク戦争をどうしてもやりたいため、2000年の大統領選にて大掛かりな選挙不正を行なってブッシュ・ジュニアを強引に米戦争屋の傀儡大統領に据えたのです。

この事実も、ロン・ポールを支持するまともな米国民はよく知っています。

 今回のロン・ポールは、上記のようなまともな米国民の期待の受け皿として活躍していますが、かつてのロス・ペローと違って、親戦争屋・共和党に籍を置いています。

これまで、ロン・ポールは共和党内にてアンチ戦争屋の立場を貫いて来ても米戦争屋CIAから無力化されなかったのは、大富豪のロス・ペローと違って、資金を持たない小物と見られてきたからでしょう。

戦争屋ボスからみれば、小うるさいハエのような存在であり、いつでも落とせる対象だったのです。

 92年当時のロス・ペローは米戦争屋の世界戦略を脅かしたので、恫喝されたらしく大統領選の過熱した92年7月、いったん大統領選から撤退を余儀なくされています。

同様に、ロン・ポールも米戦争屋の許容値を超えれば、間違いなく落とされます。

 それでも米戦争屋にとって、共和党にてアンチ戦争屋ポーズを取ってくれるロン・ポールはそれなりの効用があるのです、なぜならば、ロン・ポールが共和党議員の立場で戦争屋を批判することで、共和党の懐の深さを印象付けてアンチ戦争屋の米国民の支持が民主党やティーパーティに流れるのを食い止める効果があるからです。

 米戦争屋はおのれのビジネスが人殺し屋という因果な商売であることを自分自身よくわかっているので、米国民がもし覚醒して米戦争屋の正体を知れば、その傀儡・共和党を支持するはずがないとよくわかっています。

だから戦争屋は常に国民に対してステルス化しているのです。

5.ロン・ポールもロス・ペローの二の舞になるのか

 ロン・ポールの人気が今後、もっと過熱すると、米戦争屋もだまっておらず、なんらかの恫喝を彼に仕掛けるでしょう。

一方、ロン・ポールもしたたかであり、ロス・ペローが活躍した時代の内部事情にも精通しているはずですから、簡単には引き下がらないでしょう。

もう76歳で命も惜しくないと思います。

 ちなみに、ブッシュ戦争屋政権時代の2007年頃、米戦争屋ネオコンがロン・ポール暗殺を計画していると報じた陰謀サイトもあります。

なぜなら、ロン・ポールは9.11 事件の真相究明の急先鋒に立つ米国政治家だからですから、何時暗殺されてもおかしくない、たとえば、オモテムキ事故死とか病死とかで・・・。

 ロン・ポール自身は、米戦争屋ネオコンの獰猛性を熟知しているはずです。

その彼が、命知らずの行動に走れるのは、やはり、誰かに守られている面があるからでしょう。

彼を守っている勢力ということになれば、それは欧州寡頭勢力の中のアンチ戦争屋勢力しかありません、ウィキリークス創業のジュリアン・アサンジが未だ殺されずに健在なのは、彼を庇護している勢力があるからで、それはロン・ポール守護神と同じ勢力でしょう。

 米戦争屋ネオコンの仕掛けるロン・ポール暗殺計画を暴露したのが、ビルダーバーグ研究家・作家ダニエル・エスチューリンなら、ビルダーバーグを支配する欧州寡頭勢力にロン・ポールが守られているという仮説は成立し得ます。

同じく欧州寡頭勢力に守られていて、簡単に暗殺されないオバマ大統領同様に、ロン・ポールも米戦争屋CIAネオコン(9.11仕掛け人)から簡単には殺されないはずです。

 90年代のロス・ペロー時代に比べて、米戦争屋の威力は今、幸い低落気味なので、ロン・ポールの命を賭けた活躍に是非期待したいところです。

 76歳のロン・ポールと並ぶのは、我が日本の75歳の亀井静香氏です、亀井氏も米戦争屋CIAの獰猛性を熟知しており、CIAに殺されるのを覚悟しています。

ーーーーーーーーーーーーーーー

ポールという人は徹底していて、アフガン戦争にもイラク戦争にも一貫して不支持、例えば「他国の問題に介入するのはアメリカの責任ではない」とか「NATOからも国連からも脱退すべき」という具合で、政策論としては非現実的ですが、大昔からあるアメリカの「モンロー主義的孤立」に「反戦思想」のフレーバーを加えた「話芸」には益々磨きがかかっています。

 アイオワ党員集会でこのロン・ポール候補は21%を取って堂々3位に入りました。

彼が共和党の大統領候補になる可能性はほとんどないにしても、

例えば党員集会当日のCNNの中継映像で、ポールの支持者として集会に登場した現役の兵士に「イラン攻撃など兵士を新たな危険にさらす軍事冒険主義を行う時期ではない。

平時に戻って軍を立て直すべくポール氏を支持」などと言わせていたのは注目に値します。

この兵士の意見は少数派であっても、そうしたコメントがポール氏の善戦と共にCNNで紹介されることの意味は重いからです。

 ちなみに、このポール氏は在外米軍の撤退を主張し、在日米軍の撤退もその中に入っています。

そのこと自体は、先ほど申し上げた「話芸」以上でも以下でもありませんが、ただこうした共和党全体の文脈、そしてアメリカの与野党を越えた「財政健全化」という大方針から考えると、決して無視はできない見解です。

政治家の金銭感覚

2012年01月13日 16時15分34秒 | Weblog
政治家の金銭感覚・・・田中良紹の「国会探検」  

 強制起訴された小沢一郎氏の裁判でヤマ場とされた被告人質問が終った。

法廷でのやり取りを報道で知る限り、検察官役の指定弁護士は何を聞き出したいのかが分からないほど同じ質問を繰り返し、検察が作り上げたストーリーを証明する事は出来なかった。

 検察が起訴できないと判断したものを、新たな事実もないのに強制起訴したのだから当たり前と言えば当たり前である。

もし検察が起訴していれば検察は捜査能力のなさを裁判で露呈する結果になったと私は思う。従って検察審査会の強制起訴は、検察にとって自らが打撃を受ける事なく小沢一郎氏を被告にし、政治的打撃を与える方法であった。

 ところがこの裁判で証人となった取調べ検事は、証拠を改竄していた事を認めたため、強制起訴そのものの正当性が問われる事になった。

語るに落ちるとはこの事である。いずれにせよこの事件を画策した側は「見込み」が外れた事によって収拾の仕方を考えざるを得なくなった。

もはや有罪か無罪かではない。小沢氏の道義的?責任を追及するしかなくなった。

 そう思って見ていると、権力の操り人形が思った通りの報道を始めた。

小沢氏が法廷で「記憶にない」を繰り返した事を強調し、犯罪者がシラを切り通したという印象を国民に与える一方、有識者に「市民とかけ離れた異様な金銭感覚」などと言わせて小沢氏の「金権ぶり」を批判した。

 しかし「記憶にない」ものは「記憶にない」と言うしかない。

繰り返したのは検察官役の指定弁護士が同じ質問を何度も繰り返したからである。

そして私は政治家の金銭感覚を問題にする「市民感覚」とやらに辟易とした。

政治家に対して「庶民と同じ金銭感覚を持て」と要求する国民が世界中にいるだろうか。

オバマやプーチンや胡錦濤は国民から庶民的金銭感覚を期待されているのか?

 政治家の仕事は、国民が納めた税金を無駄にしないよう官僚を監督指導し、国民生活を上向かせる政策を考え、謀略渦巻く国際社会から国民を守る備えをする事である。

そのため政治家は独自の情報網を構築し、絶えず情報を収集分析して対応策を講じなければならない。

一人では出来ない。

そのためには人と金が要る。金のない政治家は官僚の情報に頼るしかなく情報で官僚にコントロールされる。

官僚主導の政治が続く原因の一つは、「政治とカネ」の批判を恐れて集金を自粛する政治家がいる事である。

 今月から始まったアメリカ大統領選挙は集金能力の戦いである。

多くの金を集めた者が大統領の座を射止める。オバマはヒラリーより金を集めたから大統領になれた。

そう言うと「清貧」好きな日本のメディアは「オバマの金は個人献金だ」と大嘘を言う。

オバマが集めたのは圧倒的に企業献金で、中でも金融機関からの献金で大統領になれた。

オバマは150億円を越す巨額の資金を選挙に投入したが、目的は自分を多くの国民に知ってもらうためである。

そうやって国民の心を一つにして未来に向かう。

これがアメリカ大統領選挙でありアメリカ民主主義である。

政治が市民の金銭感覚とかけ離れて一体何が悪いのか。

 スケールは小さいが日本の政治家も20名程度の従業員を抱える企業経営者と同程度の金を動かす必要はある。

グループを束ねる実力者ともなれば10億や20億の金を持っていてもおかしくない。

それが国民の代表として行政権力や外国の勢力と戦う力になる。

その力を削ごうとするのは国民が自分で自分の首を絞める行為だと私は思う。

 日本の選挙制度はアメリカと同じで個人を売り込む選挙だから金がかかる。

それを悪いと言うから官僚主義が民主主義に優先する。

それでも金のかからない選挙が良ければイギリス型の選挙制度を導入すれば良い。

本物のマニフェスト選挙をやれば個人を売り込む必要はなく、ポスターも選挙事務所も街宣車も不要になる。

「候補者は豚でも良い」と言われる選挙が実現する。

いずれそちらに移行するにせよ今の日本はアメリカ型の選挙なのだから金がかかるのをおかしいと言う方がおかしい。

 ところで陸山会事件を見ていると1992年の東京佐川急便事件を思い出す。

金丸自民党副総裁が東京佐川急便から5億円の裏献金を貰ったとして検察が捜査に乗り出した。

捜査の結果、献金は「金丸個人」ではなく「政治団体」へのもので参議院選挙用の陣中見舞いである事が分かった。

しかも既に時効になっていた。

要するに検察が描いたストーリーは間違っていた。

 ところが検察はメディアを使って「金丸悪玉」イメージを流した後で振り上げた拳を下ろせなかった。

しかし金丸氏を起訴して裁判になれば大恥をかくのは検察である。

検察は窮地に立たされた。そこで検察は取引を要求した。

略式起訴の罰金刑を条件に、検察のストーリー通りに献金の宛先を「金丸個人」にし、献金の時期も時効にならないよう変更しろと迫った。

「拒否すれば派閥の政治家事務所を次々家宅捜索する」と言って脅した。

その時、小沢一郎氏は「裁判で検察と徹底抗戦すべし」と進言した。

法務大臣を務めた梶山静六氏は検察との手打ちを薦めた。

この対立が自民党分裂のきっかけとなる。

 金丸氏が取引に応じた事で検察は救われた。

そして金丸氏は略式起訴の罰金刑になった。

しかし何も知らない国民はメディアの「金丸悪玉説」を信じ、余りにも軽い処罰に怒った。

怒りは金丸氏よりも検察に向かい、建物にペンキが投げつけられ、検察の威信は地に堕ちた。

検察は存亡の危機に立たされ、どうしても金丸氏を逮捕せざるを得なくなった。

 総力を挙げた捜査の結果、翌年に検察は脱税で金丸氏を逮捕した。

この脱税容疑にも謎はあるが金丸氏が死亡したため解明されずに終った。

世間は検察が「政界のドン」を追い詰め、摘発したように思っているが、当時の検察首脳は「もし小沢一郎氏の主張を取り入れて金丸氏が検察と争う事になっていたら検察は打撃を受けた」と語った。

産経新聞のベテラン司法記者宮本雅史氏の著書「歪んだ正義」(情報センター出版局)にはそう書かれてある。

 小沢一郎氏は金丸氏に進言したように自らも裁判で検察と徹底抗戦する道を選んだ。

検察は土地取引を巡って小沢氏が用立てた4億円の原資に水谷建設から受け取った違法な裏金が含まれているというストーリーを描き、それを隠すために小沢氏が秘書と共謀して政治資金収支報告書に嘘の記載をしたとしている。

それを証明する証拠はこれまでのところ石川知裕元秘書の供述調書しかないが、本人は検事に誘導された供述だとしている。

 その供述調書が証拠採用されるかどうかは2月に決まる。

その決定は裁判所が行政権力の側か国民主権の側かのリトマス試験紙になる。

そして小沢氏に対する道義的?責任追及も民主主義の側か官主主義の側かを教えてくれるリトマス試験紙になる。

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コメント

01. 日高見連邦共和国 2012年1月13日 11:59:18 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
田中さんにしろ、大阪の橋下さんにしろ、主義・主張や立場を越えて、『原理原則』に則った行動と発言をなさっている事に、大きな敬意を表します!
お互いがお互いの”戦場”で戦いましょう!


03. 2012年1月13日 13:10:47 : t5ARo84Rcs
グループのリーダーで将来大臣になって天下国家を動かすだろう立場の人が、5億10億のカネを信頼できる人に託せなくてどうする。
国家予算はその何百倍もある。
どうやって人を動かすかが課題であって、どうやってカネを使うかではない。
検察官やサラリーマン記者はどうやって上役のご機嫌をとるかが課題だろう。
だから大金を託されたならとにかく報告して身の潔白を示さなければならないと考える。いわゆる役人根性だ。

04. 2012年1月13日 13:25:58 : AWoneZly3Y
03さん
その通りです。小役人根性です


07. 日高見連邦共和国 2012年1月13日 14:27:52 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
あ、そうー、今まで検察は『総力を挙げて』捜査してなかったんだー。
そうね、してたのは”捜査”じゃなくて”操作”だもんねー!

あ、時に、今後の展開をご展望頂くのはご勝手ですがねえ、まず、至近の問題を整理しね?

今般の裁判、①何を争点として争われているのか? ②2日間の被告人質問で、(明確な証拠と共に)何が証明されたのか?(されなかったのか?)

簡単な質問だから、答えてね!
はいっ!

08. 日高見連邦共和国 2012年1月13日 14:30:57 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
>>07ですが。
おっと、アンカー打ち忘れ!
>>06ね、回答必要なのは。頼むよ、あんちゃん!



10. 2012年1月13日 14:57:01 : a08RIlPvOc
弁護側の主張を採用。
捜査報告書を証拠採用へ=検事が事実でない記載―小沢元代表裁判
時事通信 1月13日(金)12時20分配信

 資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪に問われた民主党元代表小沢一郎被告(69)の裁判で、東京地裁は13日、検察官役の指定弁護士、弁護人と今後の進行などについて協議した。石川知裕衆院議員(38)の取り調べ担当だった田代政弘検事(44)作成の捜査報告書について、指定弁護士側が同意し、証拠採用される見通しとなった。
 田代検事は昨年12月の証人尋問で、小沢被告を「起訴相当」とした検察審査会の議決を受けた再聴取での石川議員とのやりとりについて、捜査報告書に事実と異なる記載をしたことを認めた。弁護側は、この報告書が小沢被告の起訴を決めた2回目の議決の根拠になったなどとして、証拠請求していた。 



ドル、76円台後半で小動き=ユーロは続伸傾向〔東京外為〕(13日午後3時)

2012年01月13日 15時44分21秒 | Weblog
ドル、76円台後半で小動き=ユーロは続伸傾向〔東京外為〕(13日午後3時) 時事通信

 週末13日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、ユーロが続伸傾向となる中、1ドル=76円台後半で小動きとなっている。

午後3時現在、76円77~81銭と前日(午後5時、76円94~96銭)比17銭のドル安・円高。

 ユーロは午後に入って買いが強まる展開。

市場関係者は「対円で98円50銭を超えたレベルから買いが強まった」(都銀)と指摘しており、ユーロは対ドルでも続伸している。

ユーロ買いの主体は不明だが、もともとユーロはショートポジションが多く、「米国が連休となることもあり、買い戻しの圧力は強いのではないか」(同)という。

 ユーロが対円、対ドルでほぼ同様の値幅で上昇しているため、ドル円は大きくは動いていない。

若干上値が重い印象もあるが、「日本の経常黒字の減少や米景気の底堅い動きなどから上値を切り上げていくのではないか」(別の都銀)との声が聞かれた。

 ユーロは対円、対ドルで続伸。

午後3時現在、1ユーロ=98円57~60銭(前日午後5時、97円78~79銭)、

対ドルで1.2837~2840ドル(同1.2707~2709ドル)。

FX すべてのチャンスはチャートの中にあり。
http://ameblo.jp/capitarup0123/entry-11134643560.html

東証大引け、反発 大発会以来の8500円回復 売買代金1兆円台に

2012年01月13日 15時40分19秒 | Weblog
東証大引け、反発 大発会以来の8500円回復 売買代金1兆円台に

 13日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、大引けは前日比114円43銭(1.36%)高の8500円02銭ときょうの高値圏で引けた。

8500円台回復は大発会の4日以来、6営業日ぶり。前日の米国株が欧州債務問題に対する不安一服などで上げた流れを引き継ぎ、東京市場でも朝方から主力株中心に買いが広がった。

円相場が対ユーロで1ユーロ=98円台半ばに下落したことも輸出関連株の追い風となった。

株価指数先物や景気敏感株などに買い戻しが入り、日経平均は上げ幅を120円強に広げる場面があった。

 イタリアやスペインの国債入札の結果が順調だったことから欧州不安がやや和らいだ。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が理事会後の会見でユーロ圏の経済について「安定化の兆しが出てきた」と指摘したことも心理改善につながった。

中国が預金準備率引き下げに動くとの観測や、米国景気の改善期待なども相場を支えた。

 株価指数オプションとミニ日経平均先物の1月物の特別清算指数(SQ)算出に伴う現物株の売買が買い優勢だったことも、相場押し上げ要因との指摘があった。

日経平均はSQ値(8470円)を上回って引けたため「経験則では8470円が今後の下値支持水準となり、堅調な値動きが期待できる。

75日移動平均(8570円程度)が次の上値メドとなる」(マネックス証券の金山敏之シニア・マーケット・アナリスト)という。

 野田佳彦首相による内閣改造人事が伝わったが、今後の具体的な政策進展待ちとの見方が多く、市場の反応は薄かった。

 東証株価指数(TOPIX)も反発。業種別TOPIXは33業種中、「水産・農林業」を除く32業種が上昇。

「非鉄金属」や「鉄鋼」、「輸送用機器」など業績が景気に敏感な業種が上昇率の上位に並んだ。

 SQ算出に伴う売買の影響で、東証1部の売買代金は概算で1兆632億円と、21営業日ぶりに1兆円の大台を回復した。

売買高は同16億9279万株。

東証1部の上昇銘柄数は全体の7割にあたる1242、下落銘柄数は309、横ばいは113だった。

 コマツ、ホンダ、トヨタが買われた。キヤノン、グリー、ファストリも上げた。

一方、ファナック、ソフトバンク、武田が下落。

ディーエヌエ、JT、ヤマダ電も下げた。

 東証2部株価指数は反発。

マーベラス、ロンシール、三栄建築が上昇。

半面、SFJ、大黒天が下げた。

報告書の検察審査会提出 照会へ

2012年01月13日 15時23分41秒 | Weblog
報告書の検察審査会提出 照会へ・・・1月13日 15時13分 ・・・NHK

検察審査会の議決によって強制的に起訴された民主党の小沢元代表の裁判で、

元秘書の取り調べを担当した検事が、実際には供述していない内容を捜査報告書に書いていたことが明らかになったことを受けて、

裁判所は検察に対し、この捜査報告書を検察審査会に証拠として提出したのかどうか回答するよう求める方針を決めました。

民主党の元代表の小沢一郎被告(69)の裁判では、

元秘書の石川知裕衆議院議員の取り調べを担当した検事が、実際には供述していない内容を捜査報告書に書いていたことが明らかになり、

小沢元代表の弁護団は、この捜査報告書が検察審査会に提出され、

判断に影響を与えた可能性があると主張しています。

これについて、13日の協議の結果、裁判所が検察に対し、

検察審査会に提出した証拠のリストを明らかにするよう求める方針を決めたということです。

また、元秘書や関係者を取り調べた際に作成した検察官の取り調べのメモが残っているかどうかについて、調査して回答するよう検察に求めることも決めたということです。

弁護団は、検察の違法な捜査結果に基づいて判断した検察審査会の議決は無効だと主張していて、

検察の回答の内容は、判決に影響を与える可能性もあります。


小出裕章が批判 「事前のヨウ素剤配布」原子力安全委員会が提言

2012年01月13日 10時31分54秒 | Weblog
小出裕章が批判 「事前のヨウ素剤配布」原子力安全委員会が提言 1/12(1)

2012年1月12日、小出裕章氏が毎日放送「たね蒔きジャーナル」に出演。

原子力安全委員会の、事前に原発周辺の住民に安定要素材を配布する提言について言及。

安全委員会を批判しています。

▼20120112 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章 - YouTube

=====(文字おこし、ここから)

千葉「京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんにお話を伺います。小出さん、今日もどうぞよろしくお願い申し上げます」

小出「はい、こんばんは。よろしくおねがいします」

千葉「お願いします。今日は毎日新聞論説委員の藤田悟さんと一緒にお話を伺います」

藤田「ああ、藤田です。よろしくおねがいしますうー」

小出「はい。藤田さん。よろしくおねがいします」

千葉「ではさっそく、今日はですね、このニュースからおおく…お聞きしてまいります。

原子力安全委員会の被曝医療分科会は、今日ですね、もしも原発の事故が起きたときのために、原発周辺の住民…周辺に住んでいる人たちのために…ヨウ素剤を配っておくよう求める提言案を示したということです。

え、原発から5キロ以内の場所に住む人達にヨウ素剤を配っておくということなんですが。 」

▼東日本大震災:福島第1原発事故 原発30キロ圏「家庭にヨウ素剤常備」 安全委分科会、「配布」見直し提言案 - 毎日jp(毎日新聞)

『内閣府原子力安全委員会の分科会は12日、甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤を、原発から半径30キロ圏内の各家庭に事前配布することが有効とする提言案を示した』

※報道では「半径30キロ圏内」となっています。

千葉「このヨウ素剤は飲んでおけば、事故が、あ…起きたとしても甲状腺癌を予防することができるんですよね」

小出「…そうですね。え…ただし飲んでおけばと、いうことですけれども。飲むタイミングというのが大変重要で。」

千葉「はい」

小出「事故がないのに飲んでも全く意味がありませんし」

千葉「はい」

小出「事故が起きたということがわかった後に、放射能が飛んできた…くるわけですが、その飛んできた後に飲んでも全く意味が無いのです」

千葉「はい」

小出「要するに事故が起きたということを知って、放射能が飛んで来るというその間に飲む、ということだけが意味のあることなのであって。

え…今回福島第一原子力発電所の事故の時には、周辺の住民はいつ放射能がくるかも全くわからないまま、被曝をさせられてしまったわけですし。

え…日本の政府のほうはむしろ…その…いつ放射能が届くということをSPEEDIという計算コードを使って知っていたのにもかかわらず、公表しないで住民を被爆させた…のですね。

え…ですから、…今後もきちっとした対応が取れないのであれば、全く意味が無い、ことをやっていることに、なってしまいます。

まあ今回原子力、え…安全委員会でしょうか、がそういうことを決めたというのですけれども、原子力安全委員会自身は今回の事故に関しても住民を全く守らなかったわけですから。

その委員会がなんで今さら、そんなことを言う権限があるんだろうかと私はおもいます」

千葉「(苦笑)、あの事前にヨウ素剤配っておいたとしても、」

小出「はい」

千葉「その…ちゃんとした情報をきちんと提供して飲むタイミングっていうのを、お…きちんと測らないと何の意味もないということになるわけですね」

小出「そうです。大変微妙なことなのであって。え…情報を通知するほうがやらなければ、持っていても使えませんので。まずは意味はありません」

千葉「ほぉ……。それがまあ今回できなかった(苦笑)、状況だったということですね」

小出「できなかったというか、要するに積極的にやらなかった」

千葉「積極的にやらなかった」

小出「はい」

千葉「はい。……わかりました」

小出「はい」

千葉「それから次はですね、お隣韓国の原発のニュースなんですけれども。」

小出「はい」

千葉「韓国のキョンジュ市というところにある、ウォルソン原発というところの原子炉がトラブルで止まったというニュースが入っているんですけれども。」

=====(文字おこし、続く)

▼原発でまた運転停止 企業が緊急節電へ=韓国 聯合ニュース

小出「はい」

千葉「実は韓国には原発が21基もあって。」

小出「はい」

千葉「日本海上にあるものあるということなんですが。」

小出「はい」

千葉「もし、もしですよ。韓国で原発の事故が起きたら日本にも放射性物質の影響は及んできますよね」

小出「はい。当たり前ですね」

千葉「ふぅーん。じゃあ、あの、日本にも事故の影響で、例えば、あの、人が住めなくなる地域が出るとかいうような可能性も出てきますか…?」

小出「…え…もちろんそうですけれども。実は今日、私…の研究室に韓国のテレビ局のひ…かたが取材に、来られました」

千葉「はい」

小出「え…そして、福島第一原子力発電所の事故を中心にしていろいろなインタビューを受けて、お答えしました」

千葉「はい」

小出「で…そのなかで、韓国の人たち…のまあ知りたいことの1つに、日本のもんじゅという原子力発電所が事故になったときに韓国までどういう被害が飛んで来るかということを私は聞かれました」

千葉「はあ……!」

小出「はい。で…、もんじゅという非常に特殊な原子炉があって、プルトニウムを大量に燃やそうとしてるわけですが。

それ…で、事故が起きて、もしたまたま東から風が吹いていれば韓国にも影響が出るでしょうと私はお答えを、したの、ですが。」

千葉「はい」

小出「……もちろん韓国の原子力発電所で事故が起きて、西風が吹いていれば日本が、被害を受けると。

ま、逆のことがあたり前のこととして起きる、わけですね。

え…ただ、私は思うのですが、みなさん、なにか、自分が被害をうけるということを、が、何よりも関心事、のよう、なのですが。

私にとっては、自分が加害者になるということが、1番嫌なことなの、です。」

千葉「はい」

小出「で…ですから…韓国の原子力発電所の事故を心配するよりは、むしろ日本で、の、原子力発電所で事故を起こして、他の国々に迷惑をかけると、いうようなことを何としても私は避けたいと…おもいますので。

え……韓国の原子炉であろうと中国の原子炉、であろうともちろんみんな危険ですけれども、日本にある、今ある原子力発電所、それをどうするのかということを私たちが考えるべきだと思います」

千葉「ん……。そうですね。ま、あのいまの韓国の話でもそれぞれやっぱり自分とこが影響受けたらというところには、みんな…関心が行くんですけど」

小出「はい」

千葉「やっぱそこじゃないんですね」

小出「と、私はおもいます」

千葉「ん……。わかりました…。えー、そしたら次はですね、子どもに関するニュースが入っていまして。

原子力発電所の近くに住むフランスの子どもたちは、白血病の発病率が通常の2倍であることが、フランスの国立保健医学研究所や、フランス放射線防護原子力安全研究所の専門家の調査結果であきらかになったというニュースが伝わってきていますが。」

▼原発付近に住む子ども、白血病の発病率が2倍=仏調査 | ワールド | Reuters

千葉「これは、小出さんは、どうごらんになりますか?」

小出「え…そういう研究はもう山ほど、あります。」

千葉「はい」

小出「はい。あの今回はフランスの原子力発電所の周辺ということですけれども。」

千葉「ええ」

小出「昔から米国の原子力発電所の周辺でもそういう…データーが公表されていますし。

え…イギリスのウインズケールという、ま、現在のさ、しぇ、え………セラフィールドと呼ばれている再処理工場の周辺でも、え、白血病が多いということはもう確定的な事実として、え…みんなが認識して、います。

ただし、それが本当にその原子力施設…の、からの被曝の影響なのかどうかということで、議論は継続して、いますが。

え…原子力施設周辺で白血病が多い、ガンが多いということは、かなりのデーターがすでにもう、蓄積してきています」

千葉「うーん。そういう、まあ、事実はもうそうやって確認はされていってるということですね」

小出「そうです。ただしそれが、いったい何の原因なのか。

本当にその放射線に、の、被曝をすることによるのか。

あるいはまあ、原子力施設という特殊な街…という、ま、文化的な背景も含めて何か別の原因があるのかということで、未だそのハッキリと原因を突き止めることができないという、そういう状況にあるということです」

千葉「うーん…。わかりました」

小出「はい」

千葉「あと、もう1つ。こちらは、あの、全国の原発の状況を監視するERSS、緊急時対策支援システムというものに不具合があったというニュースを以前伝えましたが」

小出「はい」

千葉「その原因がわかったというニュースが入っていまして」

小出「はい」

千葉「え…原子力安全保安院によりますと、データを保存するために必要なメモリーが不足したために、システムのデーター処理ソフトがとまった、ということで。

単なるメモリー不足、という単純な話でして。

え、保安院は定期的に年2回メモリーをリセットすると話してるということなんですが。……これ、なんか緊張感がないなって感じがするんですが(苦笑)」

小出「(笑)。」

千葉「小出さんはどう思われますか(苦笑)」

小出「そうですね、なんか漫画のような話ですね。

え、そんなメモリーなんてものはどれだけ、もともとあるということがわかってるわけですし。

え……ある時間感覚でどれだけのメモリーを、が必要になるかということももちろん始めからわかってるはずですから。え…どういう管理をしなければいけないなんてことは、当然、始めから、分かっていることで。

え…運用上、やるべきことだったはずですが。

それがなされていないなんてことは、まさに驚きですし。

なんでそんなことをやってるのかなと」

千葉「はい」

小出「思います」

千葉「はい。藤田さんいかがですか」

藤田「ぬーん、そうですね。で、その韓国のですね。その、テレビ局が取材にした、きたという件にちょっと関心がありまして」

小出「はい」

藤田「それはその、韓国のテレビの狙いとしましてはですね、その、事故後のその原発にそのこの懸念をいだいて取材に来た、ということなんですかね。

どういう狙いで来られた、のでしょうか」

小出「まあ、よくわからない、です。私のところには沢山の…外国のメディアの方がこられます。え…ドイツの方からもくるし、イタリアもフランスも、きますし。

そういう意味で言えば脱原発を目指している国のメディアもくるし、フランスのように原子力を推進しようとしているメディアも、くるし。

え…韓国は今や原子力で世界に打って出ようとしてる、そういう国でもあるわけで。」

藤田「はい」

小出「え…その国からも取材に来てくれる、のですね。

で…なぜ私のところなどに来るのかと。私は半ば首をかしげながら、ですけれども、え…私のことを聴いてくださるのであれば、なんでもお答えしようと思って、これまで、来ました。

え…今日、韓国から来てくださったかたがたも、え…どういう思惑で私のところに来てくださったのかはよくわかりません。

え…まあ、日本、で今、放射性物質を放出しながら、韓国にももちろんその放射性物質、飛んでいってるわけですし。

海へ流してるものに関しても韓国という国が大変敏感に反応してきたと、いうこともありますので。え…なにがしかそういうことを国内で、ん…報道されるのかなと、思いますが。申し訳ありませんが(笑)私自身は、え…相手方の意図ということに関してはよくわかりません。」

藤田「はい、わかりました」

千葉「はい、わかりました。小出さん、どうもありがとうございました。」

小出「はい、ありがとうございました」

=====(文字おこし、ここまで)


「日本の核」安全度低い=米民間団体が初の調査

2012年01月13日 10時17分29秒 | Weblog
「日本の核」安全度低い=米民間団体が初の調査

 【ニューヨーク時事】米民間団体「核脅威イニシアチブ(NTI)」はこのほど、

核兵器の燃料となるプルトニウムなどの物質に関して、

国の管理状況など安全度に関する初の調査を実施、国別の順位を発表した。

日本は核兵器に利用可能な物質を1キロ以上持つ32カ国の中で23位にとどまり、

先進7カ国(G7)では最低だった。

 日本は東京電力福島第1原発事故を受けて原発の安全性に厳しい目が注がれているが、

発電後に生じる物質の管理にも課題がありそうだ。

(2012/01/13-06:27)