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不定期で更新中♪

高根山へ登る

2009-01-29 | 登山
陽が差し込んできました…。
これから天気が崩れると予報ではなっていますが、なんだか不思議な天気です。
河津桜も場所によっては3分咲きほどになっている樹も出てきました。
とうとう来週末から、河津桜祭りが始まります。

営業時間は10時~17時となり、期間中無休で営業します。
(メニューなどの変更もありますので、ご了承ください)


***

あと定休日も残すところ2日となり、昨日は早めに終えた仕事の後、下田にある「高根山」に登ってきました。

白浜にある下田プリンス向かいの狭い道を永遠と1キロ以上登ったところに「高根山登山口」はありました。
駐車は3台は有におけるスペースがありました。

水仙がたくさん咲いてて、良い香りが漂っています。
途中には桜も植わっていましたが、まだ蕾でした。
頂上まではわずか500mほどとありましたが、登りは急で心臓に負荷がかかるのはなかなか良い運動になります。
程よく汗をかきながら、久しぶりの登山!
やはり気持ちが良いものです。

25分ほどで頂上へ到着。



さすがに東側の海沿いは眺めがいいです。
白浜~下田までが一望できます。
「富士山が見えます」という言葉が立て札にあったのですが、残念ながら確認することが出来ませんでした。

頂上手前にあるお堂には多くのお地蔵様が安置されています。

むかし下田にある「向陽院」というお寺の縁の下に光るものを発見し、掘ってみると普通のお地蔵様が掘り出されました。
住職が枕元で聞いたお地蔵様の声から、高根山の頂上に安置されると多くの船乗りより助けられたと御参りする人が絶えなかったそうです。
その時、奉納されたお地蔵さまらしいのですが…それにしても沢山安置されたものです。



途中、寝姿山への分岐があり、蓮台寺にも行くことが出来るそうなので、次回は別ルートからチャレンジしてみようと思います。



梅味のお菓子にはまる。

2009-01-27 | 
あちこちで学級閉鎖になっているようです。
こんな時は家でゆっくり過ごすのがいいと思うのですが…外に出るとうつるかもしれないし、うつしてしまうかもしれないし。
日々どきどきしながら過ごしています。

闘病中の方へ、お見舞い申し上げます。

***

最近、はまった飴があります。
ノーベル製菓の「男梅」という名前でパッケージがまた男前な感じです。
ここのところCMでも見かけることがありますね。

梅風味というお菓子は結構あるとおもいますが、この「男梅」は梅の味が強く梅そのものって感じです。

さらに気に入ったのがスティックタイプのパッケージ「男梅のど飴」はノンシュガーっていうところもいいですね。
のどが痛いわけではないけれど、ついこんな季節は手に取りたくなります。


ファミリーマートへ行くとついつい買ってしまうのが「はちみつねり梅」なんですけど、ひとつ食べると止まらなくて…かなり危険なお菓子です。
無印のお菓子は変わったものも多く、定番以外は無くなる可能性があるので、大人買いしちゃう時があります。
この「ねり梅」も一時、無くなったことがあったんですよね。
復活しましたけど…。

ポテトチップスやスナック菓子にも梅塩味なるものがこの時期出てますよね。
これも期間限定品なので、手に取りたくなりますが…今は減量中の身ですからひかえています。
「干し梅」はかなり好きですが、「かりかり梅」は正直なところ特に好んで食べることはありません…なんでだろう?


永遠の定番といっても良い「梅」は日本人の味覚には絶対必要な食材だと思いませんか。
行楽のお供に、海外旅行に…絶対に1つくらいは持ってっちゃうなぁ~。

そういえば大好きなグミにも梅味があったような…見つけたら食べてみようっと♪






深夜特急再び…

2009-01-26 | 
今、地レモンが最盛期です。
無農薬で見栄えは少々悪いですが、安全で新鮮なので嬉しい限りです。
先ほどレモンをたっぷり入れたケーキをオーブンに入れました。
皮を摩り下ろす柑橘系のケーキは無農薬が一番です!


***


ふと立ち寄った本屋で、懐かしいタイトルを見つけた。
「旅の力」という沢木耕太郎さんの最新作だった。
まだ学生の頃、彼の書いた「深夜特急」を読み、旅への憧れがさらに膨らみ、彼の旅が始まった26歳という年齢と同じ歳に、私も長期海外旅行へと行く事になった。
そして今でも、海外へ行くときには読み返すことが多い。

「デリーからロンドンまで乗り合いバスで旅する」という計画がどのような形で実現に至ったのか…この本を読むと、旅とは出会いと偶然の産物なのだと思わざるを得ない。


今ではインターネットをはじめ、旅のマニュアル本、ガイドブックが溢れているけれど、情報のない旅を続ける勇気は相当なものだと思う。
私の場合は時間がないのもあるけれど、行き先についての情報はなるべく日本にいる間に調べるようにしている。
そうでないと不安ばかりが先行し、旅先で楽しむ前に帰国…ということになりかねないからだ。


どのようなきっかけで旅に出るかは、ひとそれぞれ違うと思うけれど、旅は幾つになっても楽しいものだと思う。


海外で立ち寄る古本屋には必ずといっていいほど深夜特急の文庫本が売られている。
中には人の手を何度なく渡ってきたのかボロボロの物も多い。

時代は変わっても、旅好きの人が必ず一度は手に取る本なんだろうなぁ。







旅する力―深夜特急ノート
沢木 耕太郎
新潮社

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これからお勧めです!

2009-01-25 | 
天気が良くて乾燥してて……寒すぎる。
インフルエンザが流行っているようです(それも2種類ほど)
どのように予防すれば良いのか…手洗いとうがいくらいしか思い当たりません。
みなさんもくれぐれもご注意くださいね。


伊豆では多くの柑橘類が栽培され、有名なものがたくさんあります。
地元でしか買えない品種などもあると思いますが、最近ではネットの普及でどんな種類でもだいたい手に入るようになりましたね。

私が今、一番おすすめする「みかん」を紹介します。


清美オレンジとぽんかんを掛け合わせて出来た「はるみ」というみかんです。
ぽんかん違いでは「デコポン」というあまりに有名な高級みかんがありますが、それに劣らず甘くて食べやすいお手ごろなみかんですよ。

今頃が収穫時期なので、売店などでは良く見かけます。
たぶん2月下旬までは食べられるのではないでしょうか?
これから河津桜祭りに来られる方はお土産におすすめです。

みかんは意外と手で剥き難い種類も意外と多いのですが、この「はるみ」は普通のみかん同様手で剥く事が出来、うち袋も柔らかいのでそのまま食べること出来ます。
酸味も少ないので、お子様には特にお勧めですね!
ビタミンたっぷりの果物は風邪知らず。

似通った名前「はるか」などもありますので、お間違いなく♪

LOVE!アレサ・フランクリン

2009-01-24 | その他
ちらほら観光客の人が桜見物している姿を見かけるようになりました。
蕾がぶら下がるようになり、なんとなく樹がピンクがかってくるといよいよです!
今日はまた天気が良さそうですね。


***

先日、アメリカ大統領就任式を夜中にLIVEで観ていました。

寒い中、凄い数の人が集まったものです。
世界でもトップクラスのクラシック演奏者の演奏は残念ながら録音だったそうですが、レディ・ソウルまたクィーン・オブ・ソウルと呼ばれるアレサ・フランクリンの歌声は相変わらずパワフルで感動的でした。

ご覧になりたい方はこちらでどうぞ!

アレサフランクリン

以前、グラミー賞にライブで出演予定だったパヴァロティ(テノール歌手)さんが体調不良ということで、急遽代役を見事に果たしたアレサ・フランクリンにも驚きましたが、今回の就任式の大役はさらに感激しちゃいました。
(ちなみにグラミー受賞回数はなんと20回)

1967年にオーティス・レディングが飛行機事故で死亡したのをきっかけに飛行機恐怖症になり、海外公演を行わなくなったのは有名な話。
日本に来ることは考えられない……すでに彼女は67歳という年齢。
なんとか引退するまえに生声を聞きに行かなきゃ!と心から願ってるのですが…真剣に考えてみようっと。


■Very Best Of Vol.1 (1994年3月15日 USA)
全盛期のベスト版!
これを聞くと必ず元気が沸いてくるの♪

ベリー・ベスト・オブ・アレサ・フランクリン VOL.1(完全生産限定スペシャル・プライス)

ワーナーミュージック・ジャパン

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浅草での過ごし方

2009-01-23 | 旅(国内)
ずいぶん桜の蕾が膨らんできました。
昨晩の雨で潤い、今日の暖かさに一段と開花に近づきそうです。

***

東京へ行く度に必ずといっていいほど行く場所「浅草」では、大抵過ごし方が決まっている。

まず最初は「浅草寺」へお参りに。
手を洗い、口をゆすいでお清めをする。
お線香を買い、火をつけ、煙を体にかけて無病息災を祈る。
お賽銭を入れ、いつも平和に健康に過ごせたことを感謝する。
お守り、おみくじなど時には買い、古いお札をお返しする。

雷門から仲見世を抜けて浅草寺へ行くまでに、多くの外国人観光客の姿を見かける。
なんだか不思議な感じがする。
手焼きせんべいや揚げ饅頭など片手に、写真を撮っているのを見ると私も海外ではこのように見られているんだろうなぁ~と実感する。

線香の煙を体にかける外国人も多く、今回はお線香を両手に挟んで祈りながら振っていたのをみると、どうも仏教徒なのかしら?と思った。
香港やタイではよく見かける光景だ。



一通り済めば、さて今回は何を楽しもうか?と考える。
必ず寄るのが仲見世中間にある「元祖木村家人形焼本舗」の人形焼。
8個入りで500円(餡なしは10個で500円)。
人形焼の店が多い中で、私は一番のお気に入り。
なんてったって、焼きたてを買うことが一番!
デパートなどにも出店しないこだわり様で、江戸前な心意気が好きですね。
瓦せんべいやそら豆入りせんべいなどのせんべいをお土産に買い、私は出来立ての人形焼をその場で食べ歩きします。
中のあんこが熱くてやけどするほどですよ!
ハトのマークが目印なのでお間違いなく。

食事の前に一息つこう!と入った喫茶店のカウンターの上にはびっしり並んだ本棚があった。
つい手に取った本が面白くて長居してしまった。



やっぱり喫茶店はいいですねぇ。

洋食?和食?そば?カレー?焼肉?もんじゃ?
美味しい物がたくさんあるのでいつも迷ってしまう。
その時食べたいものをチョイスしましょう!
困ったときは神谷バーでいかがでしょう?

最後はお買い物。
前回は「染の安坊」に寄らせてもらいました。
可愛らしい柄がたくさんあって、悩むところです。
デザインは現代的なものが多いんですよ。




暖かい日にお勧めなのは、水上バスでクルーズしながらお台場へ。

なかなかいいもんです。


出会いに感謝!

2009-01-20 | 
すっかり正月も明けてから、先週はお休みをいただきました。
いつものように浅草寺へ初詣に行き、お墓参りなどを済ませ毎夜友人たちとの会食に体重も増え、楽しい休日を過ごすことができました。

インドのアグラで出会い、帰国便でも遭遇したTさんと東京で会うことができたんです。
二人とも食い意地が張ってるので「何食べる?」という話になり、最終的には思いでの地「北インド料理」ということになりました。

お勧めのお店があるということで、目黒駅で待ち合わせ「ルソイ」というお店へ。

■RASOI(ルソイ)
 目黒区下目黒1-3-28サンウッド目黒2F
 03・5487・5602
 11:00~3:00、5:00~11:00(LO10:00)
 無休
 JR目黒駅西口から徒歩5分

夜はかなり混んでいますので、ぜひ予約してから行ったほうがいいですよ。
友人一人を引き連れて乗り込んだ店の店員さんはシィク教のインド人がほとんどというまさに「ザ・インド!」を感じられる雰囲気でした。

現地でも飲まなかったキングフィッシャー(ビール)を頼み、インディアンサラダ、タンドリーチキン、マトンビリヤニ(炊き込みご飯)、ベジパコラ(野菜のてんぷら)、ルソイコフタ(野菜とナッツの団子カレー)、ナンというチョイス。

どれも美味しくて…ほかのメニューも全部試したくなっちゃいました。

友人はコフタが気に入ったようで、カレーの種類では無いお店も多いんですよね。
サラダにもマサラがかかってて、本当にインドにいるかのようでした。

Tさんは相変わらずパワフルでおしゃべりも尽きなく、楽しかったなぁ~。
夜の時間はあっという間に過ぎていく……。

場所を変えてお茶をしに…。

CHUM APRTMENTというちはるさんのお店。

薄暗い店内はとても落ち着いた雰囲気で、会話も弾む。
某有名人も店内でおくつろぎ中…。

目黒って奥まったところに穴場が結構ありそう。
落ち着いてお茶できるという店は意外と無いんですよね。

すっかり意気投合したTさんと友人は一緒に河津桜を見に来る約束をしていた♪
またお会いできることに嬉しさ倍増!
(桜祭りの楽しみが増えました)

今度はゆっくり友人の作る美味しい和食パーティーを計画中。
実現できるといいなぁ~。



*ルソイでは定番のバターチキンなどを頼まなかったので、今度はランチで行ってみたいな~。

インド旅(25) ありがとうインド♪

2009-01-19 | 旅-インド
今朝は随分と暖かかった。
桜祭りの露店建設も始まり、桜のつぼみも一気に大きくなりそうです。

***

インドから帰国して1ヶ月になろうとしています。
長い間旅行記にお付き合いいただきありがとうございました。
今回で最終回になります。
ちょっと写真が多いんですけど、お付き合いください。

***

とうとう旅も終盤に近づき焦ってきた。
町の中心まで戻ることにした。

バス停の前に店があったサトウキビジュース屋さん。
何度も何度も絞ってカラカラになるまで絞りきる!



コンノートプレイス近くの有名なレストランへ行ってみる。
■ホテル・サラヴァナ・バワン(南インドのベジレストラン)
 8:00~23:00
 46 Janpath(ジャンパト通りのロイヤル・ネパール航空2軒隣)

おぉー混んでる!凄い人だ。
ドアの外に並んでるんだか、たむろってるんだかとにかく凄い。
店の人が名前を聞いて、順番に案内しているが…。
人を掻き分け「一人なんですが…」というと、
「入っていいよ~、空いてる席に座って!」とすんなり入店できた。



メニューはとても分かりやすく英語。
種類も多いので悩むところだ。
最初に相席になったおにいさんが食べてたドーサ!中身はちょっと分からないけど美味しそう♪まさに南インド料理。
途中で相席になったお姉さんはターリー(定食)を食べてたが、かなりのボリュームだった。(プーリー2枚に山盛りご飯付)



私が気になったクイックランチ!
美味しかったけど、デザートは微妙。(ちょっと離乳食っぽい)
インド人はもともと早飯だけど、こんなランチも食べるのか?



そして南インドのドリップコーヒー。
薫り高きコーヒーは本当に美味しくてびっくり。
ミルク入りが紅茶も珈琲も定番なのね。
それにしてもチャイばかりの北インドだったので、珈琲好きの私は南インドへ行きたくなるのは自然のことかも。



食後、口の中に入れるハーブとざらめは必需品!



インドのファミレスも楽しかったな~。
ぜひ一人旅の人は入りやすいのでお勧めですよ。

歩いてコンノートプレイスの地下にあるパリカパザールに行ってみた。
大賑わいの地下街、衣料品とCDやDVD、ちょっとした家電が売ってる店ばかり。



その後、やっと念願の本屋へ!
ここは荷物の大きいものは預ける仕組み。
店内にはカフェも併設されて、のんびり本もチョイスできる。
もちろんインド料理の本を買っちゃいました。



地下鉄で移動し、最後の目的地ジャマーマスジットへ向かう。
インド最大とも言われるこのモスクは最後にぜひ見てみたかった。
途中の道は専門店街になっている。
銅線屋、水道屋、便器屋など見てて面白い。
溢れかえる人ごみの中、特に目立ったのが電線の凄さ!
どうやって管理してるんだろう?



恐持てのおっちゃんばかりだが、ここはお菓子屋さん。
インドのお菓子はものすごく甘い物が多い。



ここは紙問屋が続いてた。
きれいなカードが展示されてて、結婚式の招待状など特注で作るのかな?



モスクが見えてきた。
入り口は3箇所あり、カメラを持ってるとカメラフィーが必要。
もちろん裸足でスカーフを頭にかぶりましょう!



夕焼け空は微妙なグラデーションで、旅の最後なだけにちょっと寂しく見えた。



巨大なモスクは美しく、人も鳩も子供も多かったなぁ~。
歩いていると小さな男の子が走ってきて手を差し出してきた。
バクシーシでは無く、握手したいんだそうだ。
思いっきり手を握って「ナマステ~」と握手したら嬉しそうに母親の元へ帰っていった。



初日に行ったレッドフォート(ラールキラー)も見えた。
もっとのんびり散策してみたかったな。
今回残念だったのはミナレット(塔)に登れなかったこと。
(夕方4時には終わってしまうんですって、見たい方は早めにどうぞ!)



チャンドニーチョウクを歩きながら地下鉄の駅を目指す。
途中にはいくつもヒンドゥー寺院を見ることができる。
鐘をよく鳴らしているけど、ちょっと神社の大鈴と共通する部分があるな。



夕食はストリートフードのコロッケバーガー。
もちろんベジコロッケで、抜群に美味しい♪。
野菜もたっぷり入れてくれた後、ヘラで押し付けて焼いてくれる。
お値段20円也。



ホテルに戻って、真夜中に空港へ行くのでタクシーのピックアップを頼む。
すると「あとで部屋に人が行くけど5分で済むからいいか?」といわれた。
まぁなんだか分からなかったけど「いいですよ」という。

部屋に戻って、荷物の整理をしていると4人の男の人が部屋へ来た。
シィク教のターバンのおっちゃんが「これからテレビをつけるけど5分で終わるから」と言った。
壁にドリルで穴を開け20分ほどかかって取り付け完了!
私にリモコンを渡しながら「見ながら調整してね」って言われても…。
聞いたら100チャンネルもあるんだそうだ。

汚れた床を掃除しに来させるというので、私は今夜チェックアウトするからこのままでいいとお断りした。

あっという間に高級な部屋になった。



ホテルでアメリカ人の人が一緒に乗ってもいいか?ということになり、空港までは一緒にいくことになった。このままアメリカに帰国するといってた。

リコンファームのいらないイーチケットはすごく便利だった。
出国用紙を書くのに意外と時間がかかる。
空港内は機関銃を持つ軍人も多い。



なんと!飛行機を待つ間に、アグラで出会った女性と再会することに。
北京まで同じ便ということが分かりさらにビックリ!
たくさんおしゃべりできて嬉しかったなぁ~。

1回目の機内食「オムレツ」



2回目の機内食「ビーフ」これ美味しかった!
なんで機内食のデザートはチョコケーキが多いんだ?



北京での乗り気も時間があまり無かったので、まぁかなり順調に成田まで帰国の途についた。

ゲートを出るとなんとなんと!友人が迎えに来てくれていた。
ビックリするなんてもんじゃなかったなぁ~。
一緒に電車で帰りながら話をしつつ、私は浅草でさらに友人と夕食を約束していたので途中で別れることに。

居酒屋で焼酎の水割り(梅干入り)を片手に焼き鳥やサラダなど日本の味に満喫しながら、久しぶりに会った友人との会話を楽しんだ。



インドの旅も無事に終わり、安堵したのか酒のせいか布団に入ってすぐ眠っていた。


インド旅(24) 世界遺産その3

2009-01-18 | 旅-インド
お天気は下り坂。
ゆっくり本でも読みたいところです…。
(先日買った、沢木耕太郎の単行本が手元にあるのに…)


***

朝気がつくとなんと9時だった…。
こんなにゆっくり寝たのは久しぶり。
相変わらず体調は良くない。
軽く食べて、最後のインドを楽しむことにしよう♪。

ホテルを出てパハールガンジを歩く。
ニューデリー駅前は相変わらず賑やかで、食堂にも活気が溢れていた。
マサラの匂いが利かなくなった私の鼻…最後の最後で食欲減退とは悔しすぎる!
大好きなチャパティーはその場で広げて焼きたてが出てくる。
見てるだけで食べたくなるなぁ~。



駅を越え、お寺の前にある分かりやすいバス停から505番のバスに乗って、クトゥブ・ミーナールへ向かう。
私が乗ったのはボロボロのバス(走って乗り込んだ)中にはこんな最新式のエアコンバスも走ってる!



1時間近くかかって到着。
この505番はとても便利!
コンノートも通るしガンディスミリティの近くも通る。
インド門も見られるし、観光バスとしてもいいんじゃないかな?

バスを降りると制服姿の小学生たちが大勢いた。
どうも社会科見学らしい。

チケットを買い、中へ入るとあちこちに存在する遺跡にびっくり!
こんなに楽しいところだなんて思わなかった。
緑も多いし、芝生もあり、リスもたくさんいます。



これは目立ってたな!
凄い迫力で、残念ながら中には入れないけど存在感はたまらない。



クトゥブミーナールは5層構造の巨大な塔で、下3層は赤砂岩、その上は大理石と砂岩で出来ているんだそうだ。



あまりにも高いので良く見えないんだけど、望遠レンズで覗けば↓こんな感じ。



インド初のモスクの中庭には不思議な鉄柱がある。
2000年も経つのに純度の高い鉄は錆びていない…。



一部にサンスクリット語が彫られているが、その製造方法や誰が作ったのかなどは書かれていないそうだ。
(うわさでは宇宙人が作ったのでは?といわれている)



モスクの中はやはり岩を彫刻した装飾がすばらしい。
インド女性が絵になるなぁ~。



いつでもどこでも工事中、修復中が多いのは世界遺産では付き物。
ここでも女性は活躍してた!



制服の子供たちは芝生の広場で、感想や歌などを発表していた。
のんびり流れるここの時間が何とも言えず、私も芝生に座って歌を楽しんだ♪



気持ちよく晴れた青空には何度となく飛行機が横切っていった…。



デリーに行く方はぜひこのクトゥブ・ミーナール!お勧めですよ!


インド旅(23) 豪華な列車!

2009-01-17 | 旅-インド
久しぶりの休日。
すっかり食べ道楽で体重もアップ!
正月太りは正月でなくてもあるんだよな~。
美味しい物をたっぷり頂き、懐かしい友人との会話に満喫してきました!
とりあえず、あと少しインド旅にお付き合いいただき、通常ブログとさせていただきます。


***


ラッシーワーラーから少し歩いて、近くにいたサイクルリキシャマンと交渉して駅まで行ってもらう。
気持ちで5ルピー上乗せすると、物凄く喜んでくれた。
やっと本当の乗り方が出来たのかな?
なんだか嬉しかったなぁ~。

駅は相変わらず人が多く、トイレを借り、荷物をピックアップしてホームで待つ。
なんとホームには分かりやすく列車の車両ナンバーも電光掲示板に表示されてた!
今までの駅の中では一番利用しやすいかも。

移民バックにどうでもいいものを入れて持ち歩いていた。
それを見つけた「チャック修理屋」が声をかけてきた。
「修理する?」
「結構です」
「だって壊れてるよ」
「自分で直したから、使えるし」



色んな職業があるもんだな~。

列車は45分ほど遅れて入線した。
座席はすぐに分かり、荷物を上げて初めて座席に落ち着いた。



となりはまたもやおっちゃんであった。
動き出してすぐに係りの人がミネラルウォーター1ℓを持ってきた。



すごい!サービスいいなぁ~と思っていたら、今度はスナックのプレートが運ばれてきた。
プレートには…パックのフルーツジュース、カレーパン、サンドウィッチ、デザート、チャイセット。
これが夕食だと思ってた…。

すると今度は、トマトスープ♪、棒状のクラッカー、バター。

そのうち、本格的なプレートがきた。
「ノンベジ?ベジ?」
私は「ベジで」と言うと…「えっ?こんなに」



ダールにはじまり、ライス、チャパ大2枚、ジャガイモのカレー煮、白チーズと野菜のカレー、生野菜、パックになってるアチャール。
なんと豪華なベジターリーだ!
すぐに壷が配られた。
これがダヒー(ヨーグルト)でそのまま食べてもいいし、となりのおっちゃんはカレーに混ぜてた。

さすがの私も半分も食べきれない。
となりのおっちゃんはノンベジでチキンカレーを綺麗に食べてたなぁ~。
壷ヨーグルトをおかわりしてた!

あまりに満腹で、少し寝ようと思っていたら肩を叩かれ「アイスが来たよ!」と起こされる。



アイス!
風邪気味の私には最高に美味しいものだった。
っていうか凄過ぎるでしょ!この列車弁当。

体験できるだけでもこの列車に乗る価値あるんじゃない?

デリー⇔ジャイプル、デリー⇔アグラに走っている。
AJMER SHTBDIはちょっと割高だけど面白いのでお勧めです♪

列車は40分ほど遅れて、23:30にニューデリー着。
よく食べ!よく寝たな~。

相変わらず人の多い駅を出て、メインバザールへ入る。
すでに店は閉店してて、ちょっと寂しい。
途中でホテルを斡旋する人に声をかけられる。
一応ホテルを見てみたが、チェックアウトが12時だったのでパス!

有名なアジャイゲストハウスを目指す。
(ここは24時間チェックアウトだから)

部屋はあったがちょっといい部屋らしい。
さっそく見せてもらうと、値段に見合った内容だったので決めた。
冷暖房完備、ホットシャワーにトイレ付。



さっそく熱いシャワーを浴び、さっぱりしてから最後の夜をゆっくり過ごした。


インド旅(22) 激旨!ラッシー

2009-01-16 | 旅-インド
アンベール城から歩くこと30分。
さらに山の上にある要塞へ行ってみることにした。

乾燥した石畳の道が続く。



グルッと城壁もあり、小さな門をくぐる。
このあたりでは地元の子達が何人か遊んでいた(なぜか男の子ばかり)。



ここで一人の少年と出会うのだが、人に出会ってこんなに怖かったことはない。
急な坂道をふぅ~ふぅ~いいながら歩いていると、後ろから近寄ってきた少年が「僕について来い!」という。
私はゆっくり行くから「先に行って!」といったが、横で色々話し始めた。
「学生?」と聞くと「そうだ」というんだけれど、足元を見ればなぜかスリッパだった。
「ガイド?」って聞くと
「僕はガイドじゃないよ!僕を信じる?」って聞くから、
「会ったばかりで信じられないよ」というと、ものすごくキレで怒鳴りだした。
かなり怖かったな。
そして極めつけは、
「シックスセンスを信じるか?」という問いかけに、あまりの怖さに
「信じる」と答えた私。
「それが正しいんだ、僕を信じるか?」
「信じるよ」
……そう答えるしかなかった。

ジャイガル要塞の入口で私はシティパレスのチケットを出し、すんなり入場したため彼とはそれ以降会うことはなかった。
(本当に怖かったな~)

この要塞はアンベール城が出来るまで、マハラジャが住み、一度も敵の手に落ちたことのない貴重な要塞だ。



高台からの眺めは最高!
先ほどまでいたアンベール城もこの通り!



どこからでも下界を眺めることが出来る景色に感激しつつ、かなりの広さにちょっと戸惑った。
途中で警備のおじさんが案内してくれたのが助かったな。
水を貯めておくダムもあった。



見るのに一生懸命で写真があまりない。
中庭の庭園はまるで楽園のようだった。
こんなに乾燥している土地なのに、緑も多く花も咲いている。

マハラジャの食事風景が再現されてた。
男性と女性は別の部屋で、大きな厨房には巨大な鍋や釜が置いてあった。
ハマムやトイレ、武器やベッドなど日常生活も垣間見れる様子に、ぜひこの要塞はお勧め。
アンベール城まできたら、ぜひ頑張って登ってほしいな。
チャーターすればジープなどもあるらしい。

警備のおじさんは「アズユーライク!」と言ったけれど、払わなかった。
最初に「あなたはガイドじゃないよね?」と確認したし。
やっとインドのやり方に慣れてきた気がする。

帰りは下り道で鼻歌交じり。
あんまり時間の無い事が悔しかった。

この猿!美しい毛並みだと思いませんか?
なんだか人間のような振る舞い。
インドはどこへ行っても町中が動物園のようだ。



帰りもバスに乗った。(ちょっと大きめのバスで7ルピー)
韓国人女性2人の旅行者と一緒になった。
サングラス、帽子は当たり前、マスクも普通にしてた。
完璧だ!(ちょっと見た目は異質だけど)

途中で見ることが出来た水の宮殿。
なんでも45度以上の暑さを凌ぐため、水の上に宮殿を作ったとか…。
超高級宮殿ホテルはテレビでも良く見かける。



風の宮殿前でバスを降りる。

商店が続く通りをぶらぶら歩いて旧市街を出る。
その時も、インド人は声をかけてきた。
なんだか自己紹介に始まり、色々話すうちに「日本で珈琲はいくら?」と聞かれ「200ルピーくらいかな?」というと首を振りながら信じられないと彼は言った。
「エクスペンシィブだねぇ~」と、日本から来たというと必ず言われる言葉。
すっかり立ち話しちゃって「ご飯でも一緒に食べない?」と誘ってくれたけど、「今日デリーに帰るんだ~17時には駅に行かなきゃ!」と別れた。
「え~残念!じゃぁアドレス交換だけでも…ね?」
友達欲しけりゃインドへ行こう!
寂しくなったらインドへ行こう!

こんな門から出入りする旧市街はやはり雰囲気があるなぁ~。



町を見ながらしばらく、歩くとジャイプルの目的のひとつでもあった「ラッシーワーラー」を発見!
なんと3軒もある!
どこがいいんだろう?



とりあえず左の店でラッシーを買ってみた。
使い捨ての容器(焼き物)にできたてのラッシーをいれ、最後にヨーグルトの上澄みを乗せてくれる。



これ本当に美味しいの。
冷たくて、濃厚で、甘くて…何ともいえない…日本では飲めないだろうな。
一気に飲むと、女の子が寄ってきて私の飲み終わった器を「ちょうだい」と言ってきた。
手に取ると中のラッシーを一生懸命手で舐めてる。
思わず買ってあげたくなったけど、周りにはたくさんの子供たち…一人だけとはいかないからなぁ。



となりの店では中で食べられるようになっていた。
小さなプラスチックのテーブルとイス。
メニューをもらって「マサラドーサ」を頼んでみる。



ここのドーサはくるくる巻くのではなく、クレープのように折り畳んであった。
サクサクの生地の中にはジャガイモのマサラ炒めがたっぷり入り、ボリューム満点!
ダールとココナツソースもついてお腹一杯に♪

あっという間のジャイプル!もっと居たかったなぁ~。
食べ物は美味しいし、景色は綺麗だし…。

これからデリーまでは列車移動で、とうとうインド滞在も残すところ1日になってしまった……。



インド旅(21) アンベール城

2009-01-15 | 旅-インド
バスを降りると……目の前に広がる光景に予想以上の感動!
まるで絵画を見ているような景色だった。

アンベール城のさらに上にはジャイガル要塞も見え、これから体験できる事に期待が持てた。



城の中に入るまでは歩いていく方法のほかに、象に乗って行くことができる。
象の大きさは想像以上で、一度乗ってみると分かるけれど、決して乗り心地の良いものではない。
観光客には大人気で、日によっては制限を越えてしまい乗れないこともあるそうだ。
私はタイのジャングルの中を象に乗ってトレッキングした経験があるので、自分の足で歩くことにした。



笛をくわえたままぼぉーっとしていた警備の人…絵になるでしょ?



城内に入るとチケットブースにはちょっとだけ人が並んでいた。
その向こう側に広がる景色もまた凄かった!

朽ち果てた家や遺跡が点在としていて、歩いているだけでも楽しめそうだ。
あぁ~ジャイプル2日取れば良かったなぁ~とちょっと後悔。
デリーで出会った彼女がジャイプル好きだというのが分かるな。
とてもロマンティックな所だ。



トイレを借りるが、ここのトイレは日本以上に美しかったな。
5ルピーというだけあって、水洗トイレにはトイレットペーパーもあり、手洗いソープ、手拭も持ってきてくれる。
トイレに感動するなんて意外だけど、とてもインドとは思えなかったな。

さて、期待しすぎてるけど、中へ潜入してみよう!

なんだかぜんぜん分からない。
迷路のような部屋数と、広い中庭や巨大なハマム。通路も多く、登ったり下ったり……。



たまに通る働く女性の姿が美しい。
物を運ぶときは頭にのせる…すごいバランス感覚だ。



まるで映画の中に入ってしまったかのような錯覚さえしてくる。
迷って入った部屋の壁に書かれていた絵。



上へと登ってくるとさらに圧倒される広さ。



途中で出会った少年はポーズもばっちりだった。



こんなところも登って入り込んでみた。
四つんばいで這っていったら、突然3メートルほどの高さにある穴だった。
(危なく落ちるところだった…何のための階段と穴なんだろう?)



装飾も美しい!
大理石には蝶と花。



鏡のようなキラキラする一面の壁。
勝利の間は鏡の間ともよばれているそうだ。



これも壁画だけど、細かく見るとかなりウケる。
(きっと書き直されたものだろうなぁ)



扉を写真撮ろうとしたら、これは撮っちゃ駄目なんだって。
でも一枚撮れてた…ごめんなさい。
凄い彫刻だったなぁ~…素材は銀っぽかったけど。



この城、とにかく面白いの。
機能もすばらしく、窓は日光が入らないように設計され、風は通り抜けやすく、なんと水を使った冷却装置も完備。
さらに複雑な間取りは探検好きにはお勧めだし、どこを見てても切が無いよ。
あぁ~本当に来て良かったな!


インド旅(20) 風の宮殿

2009-01-14 | 旅-インド
シティパレスから歩いて「風の宮殿」へ向かう。
昔はここもシティパレスの敷地内だったそうだ。
大通りから見る宮殿はとても可愛らしく、小窓がたくさん付いたかなり大きな建物に見えた。
入口はなんとぐる~っと回って裏側になる。
看板とかなんにもないのね。
ちょっとシンプルすぎない?

今までのインド旅が嘘のように暑く感じた。
半袖になるが、まるで初夏のように日差しも強い。



入場料はわずか50ルピー。一応、ガイドテープなんてのもあった。
入ってすぐに気がついたのが、「ピシャン!ピシャン!」というちょっと痛そうな音。
正体はこれでした~。



数人の女性が細長い棒を持って、床に打ち付けている。
これは床を造っているんだと思われる。
1日中「ピシャン!ピシャン!」とやってるんだろうなぁ。

狭い通路を登り、階段を上がっていくと随分と高い。
そして表通りからみたのとは想像できないほど、薄~いその建物にちょっとびっくりした。



小さい窓からはジャイプルの町の様子が良く見える。
宮廷にいた女性たちはここから町を見下ろしていたんだそうだ。



修復中のところも多く、働いてる人がたくさんいる。
左官屋さんかな?



上からの眺めは最高!
さっきまでいたシティパレスやジャンタル・マンタルという天文台(ここは観光客に大人気)、遠くにはナルガール要塞も見える。
この景色を見るだけでも、この風の宮殿に入る価値あり!

時間があれば、ゆっくりしていたいところだが、まだまだジャイプルでは見たいところが(ここだけは!)というところがあるので残念。

大通りに出てバスでアンベール城へ向かう。



おっと!その前にお腹が空いたので、バス停付近の屋台で「揚げ野菜団子」を買ってみた。
新聞紙の中に揚げ団子を入れ、コリアンダーの効いたグリーンのソースをかけてもらった。
停まってるミニバスに乗り込むと、すでに満員!
なんと座っていた男性が私に席を譲ってくれた。
やさしいなぁ~。
ビッチビチにインド女性に挟まれ揺れに揺られたミニバスは楽しかったな。
団子を口に頬張って、程よい辛さに酔いしれた。
あまりにも美味しくてちょっと涙が出ちゃった…。




インド旅(19) ピンクシティ

2009-01-13 | 旅-インド
真夜中に着いたので、町の様子がまったく想像できなかった。
朝、気がつくと5時半だった。
もう少し寝ようと思ったが、ジャイプルは今日の6時には発たなければならない。
熱いシャワーを浴び、軽くお腹に入れて、パッキングしチェックアウト。
久しぶりに太陽の光がまぶしかった。



ホテル前から流しのサイクルリキシャを捕まえる。
今回は10代と思える若者だった。
さすがに体力もあり、値段も正当価格。



順調な1日の始まりだ!
駅で荷物をあずけ……パスポート忘れた!
(荷物を預けるときにはパスポートがいるのだ)
理由を言うと、いいよ!と言ってくれたので預ける事はできたのだが…。

それにしてもうっかりミスだなぁ。
ラッキーだったのは、ホテルのカードを貰っておいたこと。
名前も住所も分からないところだった。
駅を出てリキシャに声をかけるがホテルを知らないらしい。
そして英語も通じない。
何人ものリキシャが寄ってきて「自分は知ってる!」と言い張る。

結局最後の最後までくっついて来たおっちゃんに、「まずはホテルね!その後、シティパレスまで!オッケー?」
「ホテル!シティパレス!オッケー!」
大丈夫か?
とりあえず乗り込み、こっちだからと方向を指差す。
しばらく走った後、ホテルのカードをくれ!と急に止まり、近くにいた人に聞きに言った。
無事に場所も分かったらしく、すごい綱渡り営業だなぁ~と逆に関心してしまった。

ホテルが見えてきた、「ちょっと待っててね!」とフロントに駆け込み、
「パスポート忘れちゃったよ」というと、
「はいこれ!」と待ち構えていたように渡された。
(チェックアウトのときに気がついてくれよ!)

「おっちゃん!パスポートあったよ!じゃぁ行こっか!」

旧市街へ向かう途中「ほら!ラクダだよ!」「あれが旧市街の入口ね」と説明してくれる。
さすがに砂漠の町だけあるな。



結構遠いな…頑張ってくれたおかげで無事に到着!
あっちが入り口だよ!と最後まで親切だった。
色々とありがとう!助かったよと握手して別れた。

今もマハラジャが住むシティパレスは旧市街の中にある。
ピンクの城壁に囲まれた旧市街は全体的にピンクっぽい建物が多い。
レモン色の7階建ての建物は現マハラジャの住居になってて、一部は博物館として公開されてる部屋もある。
サワーイ・ジャイ・スィン2世が1726年に造ったもの。



入ってすぐにあるテキスタイル博物館は当時着ていたシルクのガウンやポロのユニホームなどマハラジャらしい豪華絢爛な装飾品が多い。
中でもサワーイ・マド・スィン1世の真紅のガウンはバラナシで特別に作らせたもの。
なんと2メートルの身長に250キロの体重という巨漢だったそうだ。
(うわさによれば妻は40人以上だと聞いた…)



敷地の中央にある貴賓謁見の間にあるギネスブックにも登録されている世界で一番大きな銀製品(銀の壷)。
なんと1902年エドワード7世の戴冠式に出席するため、この壷にガンガーの水を入れて、イギリスまで船で運ばせ毎日沐浴をしていたそうだ。
敬虔なヒンドゥー教徒とはいえ、迷惑な話だと思うけどなぁ。



あちらこちらに見かけるシャンデリアも豪華なものが多かったな。



小さなところも可愛いデザインが多いし豪華な輝石で作られてる。



扉周りも1枚ずつデザインが違う…この扉は一面孔雀だった。
この太陽もかなりイケてる!



武器の博物館もあり、宝石が散りばめられたナイフなどトプカプを思い出す。
敷地の中には工芸品などの展示もあり、作業風景も見ることができる。
これは人形劇の音楽演奏者。



↓絨毯折のおっちゃんは写真を撮ったら「アズユーライク!」と言った。



結構見所満載!
博物館には面白い絵があった。
どこからみても、王様と正面を向くように描かれてる。
ぜひこれは試してもらうとびっくり!すること間違いなしです。

残念ながら博物館内はすべて撮影禁止で、かなり厳しいです。
チケットにはアンベール城のさらに上にある、ジャイガル要塞の入場券もついてます。

*ちなみにトップの写真のおやじも注意して!
 もっと近くで写真とっていいよ!とモデルになってくれるが「アズユーライク」がついてくる(もちろん払わなくてもいい)


インド旅(18) 事故に遭遇!

2009-01-12 | 旅-インド
3連休の最終日、そろそろ正月休みの雰囲気も無くなってきました。
やっと今年の目標が、少しずつ見えてきました。
来週のお休みは盛りだくさんなので、さらに今年が見えてきそうな気がしています。
13日~16日までお休みさせていただきます。


***

インド人は美しいなと感じたことが多い。
散髪はこまめにするし(路上の床屋も多いし、モミアゲなんて綺麗だよ~)ターバンの手入れも完璧。
爪は短く、歯も真っ白で芸能人並み(たまに赤く染まってるけど)、水浴びもする、洗濯もかかさない。

しかし、着ている物はボロボロだったりする。
(もちろんお金持ちはピカピカなんだけど…)

世界の観光地アーグラーは悪名高き都市でもある。
だけど、一歩庶民の中に入ってみるとフレンドリーで親切な人ばかり。
こんなトランポリンで遊ぶ子供は、アジア系の子達。
子犬も一緒に跳ねてた!



駅までの道は庶民の市場。
ごちゃごちゃしてる中で、ふと目があったバナナ売りの兄さん!
「お~い!」って手を振ってくれる。



さらに歩いていると、「ドン!」と鈍い音が背中のほうから聞こえた。
人々の話し声。
ふと振り向くと…



交通事故だった。
隣にいたおばちゃんが「轢いたのはオートリキシャだよ!」的なことを言っていたが、誰も聞いちゃいなかった。
世界第2位の人口なんと11億人を超えてるインドでは、人の命が日本よりも希薄な気がしてならない。
轢かれた若者は何人かの人に囲まれ、体や頭をゆすられ「大丈夫か?」という問いかけにまったく応じていないようだった。
そのうち渋滞が出来始め、自転車と若者を道路脇へ寄せ、しばらく様子を見ていたが救急車が来るわけでもなく、そのまま寝かされてピクリとも動かないその姿に何ともいえない気分になった。
もちろん警察も来なかった…。

駅に着いて電光掲示板をチェックすると、一応予定通りの時間で列車のホームも確定していた。
まだ30分ちょっとの時間があったので、インド最大といわれているモスクを見に行くことにした。



駅の逆側は閑散としているホームが続き、外へ出ると多くの衣類店が並んでいた。
サリーの布を選ぶ女性たち、タオルの問屋などモスクを囲むようにして密集している。
階段を上がっているときに「アザーン」が流れ出した。
また祈りの時間にあたってしまった。
裸足になり靴をどこへ置いておこうか悩んでいると、おじさんが私の靴を取り「ここに置いておきなさい…さぁ入って!」と言ってくれた。
女性なんて誰もいない。私はストールをすっぽりと頭から被った。
…男性が少しずつ集まってきた。



ジャマー・マスジット!
美しいなぁ~。
私はモスクが好きだけど、インドは全部床が石なので、ひんやりしている。
夏はいいけれど、私はトルコの絨毯敷きのジャミィが好きだ。



観光客のまったくいないモスクは静けさの中、祈りの時間が始まろうとしていた。

すでにあたりは暗くなり、列車の時刻も近づいてきた。
荷物をピックアップしてホームに立つ。
インド人の若者が声をかけて来た。
私は「この車両はどのあたりに止まるの?」と聞くと、「ちゃんと探してあげるから安心して」と言い、列車が来るまでつたない英語で会話を楽しむ。
学生の彼はヒンドゥーイングリッシュを学んでるんだぁ!とちょっと笑いながら言ってた。年齢をごまかしながら、私のスケジュール帳を見せて旅の話をしていると列車が少し遅れて入ってきた。

「えぇ~っとここがS3だから~、もっと後ろだよ!」って。
一緒に探してくれそうだったけど、
「大丈夫、このままいけば6があるよね」って、お礼を言って別れた。
だって彼の車両は先頭の方だったから。

アグラからジャイプルまでは4時間の予定。
今回の席はさらにランクを下げ、エアコンなしの3段寝台。シーツも毛布も枕もなし。
気がつくと、なぜか人がいっぱいだった。
私は一番上なので、荷物を上げごろっと横になりながらおやつをほおばる。
インドはクッキーがうまいのだ!
カシュナッツ入りバタークッキーなんてビックリするほど安くておいしい。



連結部分などにも人がいっぱい座ってた。
そんな中、向かいに座ってた若いスポーツマン二人に「どこまで?」って聞かれて「ジャイプルなんだけど…」って言ったら「着いたら教えてあげるよ!」といってくれた。
小さい駅に着く度に、不安そうに下を覗き込む私に、座っていたおじさんも「まだだよ!」と教えてくれる。
う~ん、本当に親切な人ばかりだ。

結局1時間半ほど遅れて、24時にジャイプル到着!
真夜中だよ。
……そんなことになるだろうと予測していた私は、インターネットでホテルの予約をしていた。
たぶん疲れてそうだしな。
駅までのピックアップも頼んでおいた。
(ちょっと不安だったけど)

ホームに下りるとさっそくリキシャマンたちが寄ってきた。
「どこまで?ホテルは?」
そのまま駅の外まで出ると「あぁ~私の名前だ!」
なんと本当に待っててくれた。
「ごめんなさい、遅れて!」というと、
「仕方ないよ。君は携帯持ってないんだから…気にしないで」って。
無料とは思えないこのサービスに感激して、涙が出そうになった。
疲れと体調の悪さで、本当にありがたかった。
私の思っている距離よりは相当遠かった気がするが、無事ホテルに到着。
チェックインはパスポートを預け予約番号を言えば終了。
初めてテレビのある部屋だった。
ホテルの名前を見ると、どうも予約した名前と違う。
フロントに行って「予約したホテルと違うんだけど」というと、
「そちらは満室なので、同じグループのこちらになりました。値段もサービスも一緒なので安心してください」ということだった。

広いダブルベッドにテレビ、トイレットペーパー、石鹸、コップ、ポット、電話など設備は十分。


私は広い部屋で初めて見るインドのTVを楽しみながらそのまま眠りに着いた。