cafe blog-伊豆-

不定期で更新中♪

やっぱこれでしょ!

2008-07-29 | 
調子の悪いクーラーの部品が今日届くので、なんとか修理も今日中にお願いしたいなぁ~。

体も暑さに慣れてきてはいるものの、今週末からかなりの暑さになるらしいのでお客様には大変迷惑をかけることになりますもの。
それでも自然の風が心地よいとおっしゃってくださる方も多いのが救いです…。


アイスが好きな私ですが、棒アイスが苦手なんです。
あの木の感触が舌に触るのがどうもね……。

そこで小さな頃からお世話になってるアイスが「あんずボー」です。
少量なので食べきりサイズだし、この酸味がたまらないんですよね。

浅草・田原町にある製造会社はこのあんずボーの元祖!

小さな駄菓子屋から私の場合はドラッグストアで…手に入れることができます。

ぜひおやつにいかがですか?



夏の風物詩♪

2008-07-27 | 伊豆
曇り空だけど蒸し暑いです……。
クーラーは火曜日まで部品待ちとなり、風が無いのが辛いです。
お客様には大変ご迷惑をおかけします。

こんな陽気は食中毒に気をつけましょう!


最近、河津川の河口付近で「スズキ」を釣る人が増えています。
釣り方はいろいろあるそうで…美味しいのかしら?
今朝は道路をクワガタが横切っていたので人に聞いたら「ミヤマクワガタ」だそうです。
夜も散歩していると「カブトムシ」などが歩いているのですが、都会ではなかなか見られないことかもしれないですね。


さて昨夜は「隅田川花火大会」がありましたね。
懐かしいな。
毎年マンション裏の路地から見ていたんですよね。
あの「音」がたまらないんですよ!
ただ人が多いのには驚くばかりでしたが…。

伊豆も熱海をはじめいろいろな花火大会が開催される予定です。

河津町では今井浜花火大会が8月17日(日)に行われます。
わずかな花火ですが、店で見られるので毎年楽しみにししております。

ほかにもイベントが沢山あるようです。
地元ではなかなか参加することもできませんが、一度はぜひ麦わら舟を見てみたいものです。

ぜひ伊豆に遊びに来てくださいね!


西伊豆で外国気分♪

2008-07-24 | 
今朝はうだるような暑さの中、記憶の中で地震があったような気がした。
ニュースを見ると東北で大きな地震が起きた!
伊豆も揺れたと思ったのは私だけか?

最近ますます自然の脅威が増大している気がするが、それよりも簡単に理由無く殺人が起きてる日本に寒気さえ感じてしまう……。



久しぶりに西伊豆へ行ってみた。
登ってきた富士山を改めて見ると赤土色の表面に太陽がサンサンと降り注ぎ、こりゃぁ暑いだろうな~でも景色は良く見えるんだろうなぁ~と今までには無い感想が…。
今週末あたりの夜中にはご来光を見ようとする光の列がみえるはず!

一度は行きたいと思っていたカフェへランチを食べに!

場所やメニューなどはこちらのHPを参考にしてください→RISE CAFE

ピリ辛チリソースのかかった唐揚げ丼はボリューム満点!
ランチにはスープもついてきます。
ほかにもたくさんのフードメニューで外国気分に!

タコミートが美味しかったなぁ!
メキシコで食べたTacoは肉を削ぎ切りにして具にしたものが多かったけど、シンプルにツナとかも美味しそう。
車でなければ昼からビール♪いきたかったな……。

こちらのカフェは夏の暑い旅行中ペット連れの方にお勧めですよ!
店内犬と一緒に入店できます!!!
車の中には置いとけないからね…本当に救われますよ。


帰ってからカレーの仕込をしつつ、片手にビール!
あぁ~仕事中だけどごめんなさい!
我慢できませんでした…。




暗くなるまで近所で夕日を眺めていた…。
風が抜けると気持ちいい…海には蚊もいないしね。

青空について…

2008-07-22 | 
昨日は目の前の川で60センチもあるスズキが釣れたそうだ。
燃料の高騰により、漁に出れない船が多い中、食卓にあがる魚も値がどんどんあがるだろう。
また来月ガソリンが値上げし、ますます生き難い日々が続く……。

そろそろ釣りの勉強もしておこうかな?


原田宗典さんの作品は今まで手にとって読んだものはどれも面白かった。
「青空について」は詩集・散文詩として初めて書いたものだそうだが、この作品を知ったきっかけになったのは屋久島での出会いだった。


屋久島の素泊まりの宿「晴耕雨読」で出会った一人の女性。
彼女はとても自然体でなんだかいい感じだった…。
なんだろう?
とっても素敵な人だったなぁ。

かとうゆめこさん。
画家。

ちょうど鹿児島で個展があったそうで、そのまま足を伸ばして屋久島に来てみたと言っていた。
本当に残念だったのは宿泊が重なったのがたった1泊だけだということ。
もっとたくさん色んな話を聞いてみたかった。

ちょっとだけ披露してくれたアフリカンダンスは彼女の足が床に触れると、まるでアフリカの大地にいるような錯覚さえ覚える。聞こえないはずの太鼓の音さえ感じた。
まだ行ったことのない未知の大地を…あぁ~いつかは行ってみたい!と思ってしまった。


私は彼女と一緒に食べた青いパパイヤを一生忘れることはないだろう…。



旅をすると多くの出会いに元気をもらって帰りますが、この本は、読むだけで元気をもらえますよ。
もちろん絵からもね♪

お勧めです!


*詩なのであえて内容は書きませんでした。
 ぜひ手にとってみてください…。

青空について
原田 宗典,かとう ゆめこ
光文社

このアイテムの詳細を見る

初!富士登山<5>

2008-07-21 | 登山
昨日は多くの客様に来ていただき感謝です!
連日モーニングに来ていただいたお客様から
「おいしいパンをありがとう!」と言っていただきました。
お店をやっててよかったなぁ~と心から思う瞬間です。


初!富士登山も今日で最終回。

今回は初めての富士登山だったからか?
ちょっと不思議な体験をした。
8合目を越えた頃、どうも顔がニヤついてしかたがない。
突然、おしゃべりが止まらず、可笑しくて可笑しくて。
これってランナーズハイのようなものなのかな?
何だかどこまでもいけそうな気がしてしまった…。
わずかな時間でしたが。


装備について

人それぞれ道具の使い方はいろいろだと思いますが、今回やはり持っていたほうが良かったと思ったのは「スパッツ」です。
靴の中が砂だらけで、随分と汚れてしまった。

・バックパック(余裕の35ℓ+レインカバー付)
・トレッキングシューズ(履きなれたもの)
・レインウェア(ゴアテックス上下)
・ダウンジャケット(軽量コンパクトのもの)
・トレッキングポール(金剛杖のひとも多かった)
・ヘッドライト&マグライト(山小屋でも大活躍)
・手袋(毛糸と軍手)
・靴下
・ガーゼのマフラー(日よけ埃よけとしてもお勧めです)
・タオル
・帽子(毛糸と撥水加工のもの)
・デジタルカメラ
・ボトルケース(荷物を降ろさなくても取れるように)
・医薬品とバンドエイド
・トイレットペーパー
・除菌ウェットティッシュ

行動食
・お茶2本(500ml×2)
・酸素の入った水(500ml×1)
・あめ
・グミ
・ビスコ
・オールレーズンの小豆


山小屋では何でも手に入るので飲食関係はそんなに必要ないかも。
夜登る人は絶対に防寒装備はこれでもか!というほどあったほうが◎

今年に入ってから徐々に集めていった道具たち。
それなりに値段も張るものが多いので、一気に買うと随分とお金がかかる。
それでも一生物として購入すれば愛着も沸くし、どんどん使う予定を立てたくなるから不思議。
すでに屋久島・天城縦走・富士山と大活躍。
まだまだ使っていきますよ!

とりあえずこの2つはこだわって買ってください!
・靴はやはりハイカットで、ゴアテックスがお勧めです。
(沢やぬかるんだ道、埃も落としやすいです)
・バックパックは背負って楽なものを。
正直これほど違いがあるとは思いませんでした。
(腰で留めて揺れを防止するだけでも疲労度が全然違うし、背中に隙間ができるようにプレートが埋め込まれているので蒸れもありませんでした)



富士山について…。
一度はごみ拾いに参加してみたいと思っていました。
日程が土日というのがほとんどなのでいまだに実現していませんが。
登山道を含め、5合目から頂上は本当にごみのない美しい道でした。
今回見つけたのは、ちょっとした茂みの先にあったペットボトルとお菓子の包みが2つ。
これだけです。
たぶん包みは風と飛ばされたのではないだろうか?
しかし、残念ながらペットボトルはポイ捨てだと思われる。
世界遺産に!という思いもあれば、屋久島を見て考えたこともあり世界遺産にはならない方がいいかも…というのが正直なところ。
人が来れば、それだけ自然が壊されていくものだから…。

いつまでも日本一の美しい山であってほしいものです。

皆さんも一度チャレンジしてみてはいかがですか?


初!富士登山<4>

2008-07-20 | 登山
夏休みに入って伊豆にも車が多くなってきました。
ここ最近、事故が多くなっていますのでお越しになる方は十分注意してくださいね。
それから、関西より車のアタリ屋グループが来ているようなので車間をあけた運転を心がけてください。


山小屋で仮眠中の事でした。
突然、大きな揺れを感じたのです。
しかし…誰も起きず…。
戻ってから知ったのですが、やはり地震があったようです。
出先で地震は怖いですね。


途中、ふっと消えて視界が良くなるもののやはり頂上付近はガスに覆われたまま。
後ろ髪を引かれながら…う~ん残念!
体も温まり、真っ白なガスの中下山することにしました。

溶岩が細かくなったものが、キャタピラで固められた台地を覆います。
ここが下山道。
まだまだ寒いのでしばらくは防寒着のままで下ります。
足を取られる砂利道はたまに転びそうになるほど滑ります。
踏ん張る足にも疲れが出てきた頃、9合目付近でダウンジャケットを脱ぎ、帽子を変え、さらに歩きます。
そのうち、足に力が入らず、持病の膝もガクガクしてきました。
途中にはまだ雪の残る部分も多く見られます。



友人を待たせながらゆっくり降りて、何とか1時間半ほどで7合目まで降りることができました。
「大陽館」でトイレを借り、しばし休憩。
小腹も空いたので行動食を食べながら、昨夜からアドバイスをいただいているカップルの方とおしゃべりしていると、まだこの須走口はマシなんだそうで…これから「砂走り」のコースに入るけれどここでかなりの時間短縮になるんだそうです。

恐ろしいほど溶岩石がゴロゴロある砂走りは一歩足を踏み入れるたびに30センチほど埋まってしまいます。
ここを走るように滑って降りるのですが1時間以上も続くのには驚きました。
行けども行けども「ズズッ!ザザ~」と滑る道が続く……私の膝は悲鳴を上げてました。
泣きそうになりながら、なんとか最後の小屋前を通過。

悲しいことにまたあの固い台地の上に砂利が撒かれたような道が続きました。
一歩一歩進みながら、後ろから軽快に降りていく人々を恨めしく思ってしまいました。
登山とはいうものの、この富士登山はやはり特殊な気がします。
土のない山肌は本当に足に負担がかかる。
もっと鍛えてこないと健康体でもきついのではないだろうか?

だんだん森が見えてきた。
気がつくと木の根っこを踏みながら歩いていた。
足がいうことを利かない。
ここで転んでは大変だ!という思いばかり。

ほとんど写真がとれませんでした。

途中で励ましあいながら外国人の女性(彼女も膝が悪くてさらに高山病で何度も吐いたそうだ)と下り、神社の階段に差し掛かったときには思わず走り出していた。

行くときにお世話になった山小屋にはすでに友人が頭を抱えて座っていた。
(友人はあまりにも早く下山したために、逆の高山病になっていたらしい)
私はあまりにも遅かったため、この苦しみは無かった。
ずいぶん待たせちゃったな。
下山は4時間ほどかかってしまった。

とにかくヘトヘトだったが、降りてこられたことのほうが嬉しくてホッとして気持ちは軽くなっていた。
また山小屋の主人に聞いたら5合目は綺麗な御来光が見られたそうですよ。
本当に富士山は複雑です。

またお茶をご馳走になり、お土産を買って、車まで戻ろうと歩き始めると、駐車場までの上り坂が苦しいのなんのって…。

下着以外、駐車場で着替え、靴を脱いでビーチサンダルに履き替えた…なんか変な感じ。

途中、昼食を取ったものの、この私が完食できず…疲れすぎ。
それでも無事に家まで帰ることができました。

帰ってきたときの感想は…「もう二度と登らない!」

お風呂に入ってさっぱりしてから休んでいるとだんだん別の感情が込み上げてきた。
「悔しすぎる!せっかく登ったのに!」
「やっぱり3776メートルまで行かないと!」
御来光よりもこの最高地点に行けなかった事がとても心残りで…。
「また行くしかないか?行くのか?行けるのか?」
そんなことをぐるぐる頭の中で考えている自分がいた。


*Mさんありがとう!私はあなたがいなければきっと登れなかった…。


明日は装備についてです。



初!富士登山<3>

2008-07-19 | 登山
最近、テラス側の窓にヨシヅをたてかけています。
朝日の当たる店内は早朝から蒸し風呂のようです。



歯も磨けない不便さはあるものの、温かい寝床はありがたい…ちょっと暑いほど。
人の動きが無くなることのない山小屋で睡眠をとるのは至難の業。
(今度行く時は耳栓が必要だなぁ~)
ゆっくり朝まで滞在する人は寝るのも遅めで、夜中出発の人はすでに就寝中。
空気が薄くても普通に息してしまうので、たまに深く吐くことを忘れずに!

なんだかんだで2時45分になり、そろそろと起きだす。
寝床を整え、荷物を降ろし、トイレに行って、靴を履き、ダウンジャケット、毛糸の帽子と手袋・マフラー、忘れてはならないヘッドライト。
友人はさらにゴアテックスのレインウェア上下を着込む。

「すみませ~ん、出発しますのでお弁当ください!」と受け取り、小屋の外に出ると真っ暗な空には満天の星!!!
これが見たかった!
天の川も良く見えるこの星空はなかなか伊豆でも見られない。
これが見れただけでも良かったよ!!!

でも、寒~い……。

23時ころから登り始めた人も多かったようで、上のほうにはヘッドライトの明かりがちらほら見える。



ロープの内側を歩くように気をつけながら出発!
冷たい空気を肌に感じると夏とは思えない…。
だんだん明るくなってくる空、山肌に浮かび上がる人影。



ガスもかかってきた。
4時過ぎてそろそろ御来光か?
見えなさそう…。

おっ!見えるかな?
あぁ~見えないかぁ~。

そんなこといいながら登り続けて1時間半。
皇太子もお泊りになった8合目江戸屋に到着。
みんな寒そう…。

さらに歩き続けること1時間。
お腹が空いてきた。
小屋の中でお弁当をいただきたいのですが…というと何か注文していただければ大丈夫ですよと言ってくれたので、珈琲と豚汁を頼む。



ご飯たっぷりの日の丸に、秋刀魚の蒲焼、玉子焼き、のり、佃煮、ミートボール、キャベツなどが入り、盛りだくさん!
食べ過ぎると重くなるのでご飯を半分ほど残す。


6時前に出発。
そこからがキツかった。
空気の薄さに肺がついていけず、数歩歩くごとに深呼吸。
追い討ちをかけるように、冷たい強風が吹き降ろす。

まだかな?
まだ……だよね…。
フゥ~フゥ~。
ちょっと水でも飲んでおこうかな?
これだけ歩けば…そろそろ…でもないか。

きりのない自問自答が続く。
本当に自分との戦い。


最後の鳥居をくぐると……着いた!頂上に着いた!
やった~!



ガスの切れ間から下界を見下ろす。



正直ちょっと泣けてきた。

すぐにガスがかかる。

とりあえず山小屋で休憩することに。
記念にキーホルダーを買い(日付の刻印つき)絵葉書を買おうとしていたら、なんとその写真をとった写真家の方がいた。
大山行男さんにお勧めのものを選んでいただき、サインしてもらいました。
参考HP→

ボールペンを借りて何枚か書き、郵便局に出しにいこうと思っていたところ、
「今日はお鉢周りはやめたほうがいい!」
と、どの山小屋の主人にも言われてしまった。

仕方がないのではがきを預け、下山することに…うぅ~ん悔いが残った。

さすがの頂上だけあって、頭が重い…。


この先もっと厳しい現実が待ってるとは思っても見なかった。



つづく…。


初!富士登山<2>

2008-07-18 | 登山
蒸し暑さに加えて、風のない日のようで…かったるいですね。
そして1日置いた筋肉痛が階段の上り下りに思わず声が出てしまいます。


7合目に着いて下を見ると随分登って来たのが分かる。
上を見ると緑のない荒涼とした赤土色の表面に人が登って行くのを見ることができた。
「空気が薄い……」
すでに汗だくの体は冷え始め、少し頭痛がする。

3時間40分ほどの時間でこれだけ疲れたことがあっただろうか?

小屋に入るとぷぅ~んと匂ってきた御香の香りに癒される。
音楽も民族系のものが流れ、まるでネパールにいるような錯覚を覚えた。
対応してくれたおにいさんは絶対にインドかネパールに滞在したことがありそうな雰囲気。
「えぇ~っと今日は夕食とお弁当ですね?」
「何時ごろ出発しますか?」
という問いに、
「御来光を見たいので12時頃に出ればいいですかね?」

「えっ!夜中行きますか?」
「どうしたらいいですかね?」
「見てからでもいいんじゃないですか?もしくは明るくなるちょっと前とか…寒いですよ」

やはりここでも夜中登るのはお勧めされませんでした。
この須走口はどこからでも御来光の見えるありがたい登山道なのです。
友人と相談し、星空を見たいという希望があったので、
「では3時に出発します!お願いします」と伝えた。

「はい、分かりました。行く前にここで寝てるのでたたき起こしてくださいねぇ」
と言われて別の若者が小屋の案内をしてくれた。

■富士山七合目「大陽館」
電話0550-75-4347
1泊2食 8925円 
(朝食はお弁当にもしてくれます)
夕食のみ 7875円がお勧めかもしれません。
(お弁当のボリュームがあって食べ切れなかったから)

料金を支払い、宿泊カードを手渡された。
これを見せれば下山時にトイレを無料で借りることができるそうです。

まずはトイレの案内から。
燃焼式トイレは紙も一緒に流すことができる。
雨水をひしゃくで一杯流すとゴムの弁が汚物を落としてくれる。
何度使っても宿泊料に含まれるというとても良心的な仕組みでした。
一応手洗いもありますが、貴重な水なので洗顔と歯磨きは禁止。

靴をビニールに入れ、2段ベッド式の寝床に自分たちのスペースを教えてもらい荷物を上げる。
今日は人が少ないのでちょっとは広く使えますよ!とうれしいお言葉。
基本寝袋1個分が自分のスペースになる。



とにかくシャツを着替えマフラーを首に巻き、ダウンジャケットと寝袋に包まり横になった。
頭が重く少々の吐き気(これはお腹空きすぎかと思われる)が体を襲う。
震えるほどの寒さで眠ることもできない。
やはり下着も持ってくればよかった…。

随分と時間が経った気がするが、5時過ぎ「食事の用意ができました」と声がかかる。
なんだかんだで席に着いたのが最後だった。

こちらの夕食には定評があり、富士山一と言う人もいるほど。
普通は発泡スチロールの容器にカレーだけという食事が多い中、炊き立てのご飯に熱々の豚汁が食べ放題。
おかずもハンバーグをメインに、切干大根、昆布、たくあん、千切キャベツ。
ありがたいなぁ~!体が温まる。
ゆっくりおしゃべりしながらご飯を食べる。
30人ほどで食べてるとは思えないほどの一体感。
「いっぱいお替りしてくださいねぇ~、でも食べ過ぎると登れないよ~」
中にはビールを飲みながらの人もいました。
食後にはたっぷりの温かいお茶をいただいて、ごちそうさまでした。



ダウンジャケットを着て外に出てみると、まだ空は明るく登っている人も多い。
写真に写っている若者はなんと五合目から1時間50分でここまできたそうだ。
私たちの半分の時間。
目標が8合目だそうであと1時間ほどがんばる!といって登っていった…。

私はこの宿にして本当に良かったと心から思っていた。
これ以上登っていたら、高山病になるか頂上までの体力が無くなっていた気がする。
夕食のおかげで体も温まり、頭痛も消え始め、なんだか頂上まで登れる気がしてきた。
のんびり小屋の外で過ごす時間は至福のときだったなぁ~。


つづく…

初!富士登山<1>

2008-07-17 | 登山
15日お休みいただきました。
ご迷惑をおかけしました。

暑いですねぇ~夏がきた!って感じ。
しかし梅雨明けはまだなんですよね。
今年は暑そうだなぁ~。


2008年の目標その2「富士登山」にチャレンジしてきました。
まったくの初心者のため、とにかく無理せず登頂を成功させようと計画をねってみましたよ。
まだ体験されてない方のお役に立てたらうれしいなぁ~。

富士山は特別な山なので、立てた計画によって感じ方が変わるようです。
今回は1泊して夜中登り、頂上でご来光!という計画にしました。
どこから登るか?これも重要なポイントです。
15日にチャレンジするということで、混雑する吉田口を避け、長距離の御殿場口を避け、富士宮口はまだ開通してなかったので、須走口に決定!
1泊する山小屋は?
6合目から8合目の間には数軒の山小屋が存在しますが、高山病にならないようにちょうど行程の半分の距離、7合目の「大陽館」を選択。
(電話で予約しました、装備についてはまた後日)

さぁ出発です!


朝8時に車で家を出て、沼津から御殿場まで東名高速に乗り、須走口まで2時間半ほどで到着。
須走口の駐車場は無料で200台ほど駐車できるようです。
まだ夏休み前の平日ということもあり、空きスペースは結構ありました。
(この登山口は利用者少ないことで有名だとか)

靴を履き替え、装備のチェックをし、登ってきた道を少々下り登山口へ。

山小屋は2軒あって、私たちは登山口に近い店で高度順応の休憩を1時間半ほど過ごしました。



椎茸茶と日本茶をご馳走になり、「キノコうどん・キノコ雑炊」を昼食に取り、ゆっくりサービスの珈琲を頂きながら、山小屋の主人の話を聞くと…
「夜中登って御来光はやめといたほうがいいって!」
という忠告。
隣にいた男性2人も同じ計画だったらしくちょっと悩んでいた。

まぁとりあえず登ってから決めようかということにして、ちょうど12時に出発しました。
(この5合目のトイレは行っておいたほうがいいと思います。有料200円)

神社までの石段を登りきると、森の中を歩く登山道が続く。
ここはかなり気分良く歩くことができました。



ちょうど30分ほど登ると視界が開けてきて、溶岩の岩や石を見ながら歩く道になります。

5合目が2000メートル。
7合目の山小屋が3000メートル。

あえて気をつけながらゆっくりゆっくり歩くようにしました。
花を見ながら、景色を見ながら、空気を吸うのも気にしながら…。
「鼻からゆ~っくり吸って、口から一気に吐き出す」(山小屋主人のアドバイス)
これを繰り返していくと、高山病になりにくいそうです。



途中でてくる標識に元気をもらいながら、太陽も見え隠れする曇り空とガスに救われて、汗かきながらも日焼けも酷くならずに登り続けました。

休憩するときは立ったままで、数回呼吸を深くして、水分を取る。
この短い休憩をとにかく繰り返しました。



溶岩の砂利の向こう、森の手前に白い人影があるのわかりますかねぇ?
これが恐怖の砂走りだったことが下山で分かることに……。



山小屋も一緒だった3人組の女性(たぶん親子かな?)
スニーカーで登ってたのでちょっとびっくり!
帰りが大変だったろうなぁ~。

1時間半ほどで6合目の小屋に到着。
ここで水分を補給。
さらに45分ほどで本6合目の山小屋に到着。
ここで足に豆ができ始めていたので、絆創膏とテーピングで補強する。
ちょっと長めに休憩。

すでに急な上り坂が続いて、高度も上がり息苦しくなってきた。
まだまだ7合目は見えてこない…。

きついなぁ~。
苦しいなぁ~。
まだかなぁ~。

1時間半ほど登っただろうか?
5合目から4時間弱でなんとか「大陽館」に到着した。

すでにのんびり休憩していた女性2人に「死にそうです~」と言ったら「分かりますよ~」という返事。
みんな同じ経験してるんですものね。

汗ダクになった体に気温の下がってきた3000メートルは辛かった。

山小屋から出てきたおにぃさんに「○山さんですか?」と声をかけられ「そうです~」と死にそうな声を出す。

これで寝る場所確保だ~!

つづく。



夏といえば!

2008-07-14 | 映画
今日も暑そうです…。
風があると涼しいのですが、目の前の川ではカモが涼しそうに泳いでいます。



夏といえば「13日の金曜日」を思い出します。
たくさんあるホラー・スプラッタ映画の中でも初期の「13日の金曜日」は好きですね。
定番になったホッケーマスクも最初は布に穴を開けたのをかぶっていたんですよ。すでに28年も前の話ですが。
エレファントマンへのオマージュだったとか…。

ジェイソンはとてもかわいそうだったイメージが強く、凶暴な殺人鬼になる過程も社会の歪みを表しているようで…なんとなく悲しい話に思えます。

独特の耳に不快を感じさせる音で登場するのも舞台になっているキャンプ場ではさらに恐怖感も増し、さぁ~出てくるよ~と教えられているにもかかわらずやはり怖いものです。

ところでどうして13日の金曜日はイメージが悪いのか?
特に決まった説は無いようですが、やはりキリスト関連のものが多いようですね。
最後の晩餐は13人だったとか…キリストが十字架にかけられたのも13日だったとか…。
もう私たちの年代からはこの映画のイメージでしかないですけどねぇ。



私が生まれたのは13日。
たま~に13日の金曜日がやってくる。


*明日、明後日と連休にさせていただきます。


美しい…そして美味しい。

2008-07-13 | 生物
やっと夏らしくなってきた…伸びた髪が暑苦しい。
また短く切りました。
夏休み前だからか、結構な混雑振り。
苦手な美容院も無言のままバッサバッサと切ってもらってすっきりさっぱり♪
思わず「ありがと~!」と言ってしまった。


もうそろそろ終わりに近づいている「古代蓮」は残念ながらまだ今年は見ていない。
ゆっくり花を見物する余裕がないままここ数日。
なんだか急に見たくなって去年の写真を引っ張り出してみた。

美しい白い蓮は可憐で繊細なイメージ。
ピンクは可愛いい。

花の終わりはどの植物も寂しく感じるけれど、この蓮に関してはなんだか楽しくなってくる。
花びらの無くなった中心部分はどんどん巨大になり、だんだん大きくなる種もベトナムなどでは美味しいお菓子になる。

茎ごと収穫して乾燥させ、ドライフラワーにしたり種の入っていた部分に布を丸めて埋め込みちょっとした民芸品として売っているところもある。

これらは野菜販売をしている露店などにも出てくるので、夏のインテリアとして飾ればちょっとアジアを感じられるかも。


焼き鳥が好き!

2008-07-12 | 
今日は本当に久しぶりの晴天!
暑いけど気持ちがいいですね~。
布団を干したり、洗濯したりやりたいことがたくさんあります。

梅雨明けが近いこの時期は食中毒に気をつけなければなりません。
飲食店ほか食に関する職種の人が小学校の体育館で食中毒の講習会を受けました。
体育館の中はすごい人で、うちわを仰ぐ白い集団はなんとも不思議な感じでした。

食中毒、みなさんも気をつけてくださいね。


焼き鳥が食べたくて居酒屋さんに行ってみました。
中でも美味しかったのがこの軟骨!
塩でシンプルに七味をかけていただきました。

備長炭で焼かれた焼き鳥は少しこげたところにも旨味があり美味しいですねぇ~。
ちなみにほとんどを塩で頼むのですが、鳥皮だけはタレで食べるのが好きです。



とんぼのイメージ

2008-07-11 | 生物
さすがに気温が上がってきました。
蒸し暑いです。
そして低気圧のためなのか、頭が重くかったるい日が続いています。


河津川周辺は野鳥が多くて見てても飽きないくらい種類も多いです。
この季節になると虫も増えてきて、蜂や蝶、もちろんちょっとやっかいなアブや蚊など切がないですね。
気がつくと蝉の声も賑やかになり、夜には虫の声と蛙の声。

昨日の散歩でも思ったのですが、とんぼが多いんですよ。
秋の虫というイメージだったのですが、とにかく今飛んでるので、秋の虫ではないんですね。

一番多いのがシオカラトンボ。

そして赤とんぼの種類だと思うのですが、美しい色です!



蚊や蝿などを食べてくれるので本当はいい奴!なんでしょうが、ちょっと見た目が不気味です。
蝉もそうなのですが、手で持てない…虫は苦手です。


一度は行ってみたい…

2008-07-08 | 
昨夜は星も見えず…梅雨空が続いています。
ここ数日、霧が発生するのですがこんなに続くのは初めてです。
静岡県では死亡事故が増え続け、ただいま全国3位になってるそうです…。
これから夏休みに向かって、県内の事故が減ってくれるといいのですが。
飲酒運転は減ってますが、携帯電話で通話しながら走行している人を本当に良く見かけます。
自分だけは大丈夫とは思わずに、不意の事故にも対処出来るようシートベルトもきちんとしましょう!
携帯電話はやめましょうよ……ね。


先日から読み始めた本「インド旅行記1」は賛否両論のようですが、私は好きです。
中谷美紀さんの旅行記なのですが、あの美しい人がどのような旅をするのか?それもインドを…ですよ、興味がありました。

日常の食生活の様子や潔癖すぎるほどの清潔好き。
飾らない彼女の旅の様子で人間性が垣間見えます。

食中毒にならないために、怪しいものを食べた後、わさびのチューブを口に入れたりする人はそういないとは思いますが、サンダルで出かけた後、手足を除菌ウエットティッシュで拭くあたりは共感する人も多いのでは?

メインはヨガとアーユルヴェーダの体験談。
最近では、菅野美穂さん他女優さんがインドでヨガを体験するのをTVで拝見しましたが、皆さんポーズも様になっててとても美しい…。
なんとなくヨガというものを勘違いしていた自分がいました。
自分の中で繰り返される訓練はまるで禅僧のようです。
ちょっと興味が沸いてきます。

今回のサミットはインドからも参加していますが、環境問題を考える上でのヒントもこの本を読むと多少理解することができるかも。
国が抱えている難しい問題は山積し、解決の糸口さえ見えない状況はインドだけではなく、多くの発展途上国は抱えています。

自分に何ができるか?
とにかく興味を持って、何かを始めてみたり、止めてみたりしてみませんか?



面白い名前の場所

2008-07-06 | 伊豆
朝はテラスからの風が爽やかで気持ちがいいです♪

太陽の光は容赦なく照りつけ、気がつくと車の中はサウナ状態に。
これからの時期は出かけるときにもちょっとした工夫が必要になります。
ましてや犬と一緒にでかけるのはますます難しくなりますね。


もうすぐ夏休みということで、穴場でお勧めの場所を紹介したいと思います。

海水浴場として人気のある今井浜海岸より漁港に向かって歩いていくと、「ベロバ海岸」という磯遊びに最適の場所があります。
小さなバケツを持っている家族連れを良く見かけますが、タコやカニも捕れるらしいですよ。
もともと「ベロバ」とはどのような意味があるのか知りたくて、海岸沿いを歩くお年寄りに聞いてみても知らない方が多かったですね。
一説によれば、ベラがたくさん釣れるので「ベラ場」が訛って「ベロバ」になったようです。


砂浜とは違った遊び方ができるので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?


*ご存知とは思いますが、「貝類」や「伊勢海老」などは捕ってはいけませんので十分注意してくださいね。(密漁になってしまいます)