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不定期で更新中♪

新たなチャレンジと入学式!

2011-04-30 | その他
「なんで今更?」
と、友人達に質問され上手く答えられないでいます。

「なにを勉強するの?」
と、聞かれ「……哲学を…」と答えると、一瞬間があり、
「哲学ねぇ~」
と、あまり現実的でない学問に戸惑いが隠せない様子。

たしかに「経済」とか「法律」とか実生活に役に立つ学問ではない「哲学」ですが、
私はず~っと前から学んでみたいことでした。


今の仕事にもまったく関係ないといえばそれまでですが…「経験することに無駄な事は何も無い」という私の考え方からすれば、大学生になる、勉強するということだけでも凄い経験になるのです。

ちょうど昨年の昨日、大学の入学式に行ってきました。

***


春らしい陽気の中、三田校舎で入学式が行われました。
実は参加申し込みの葉書提出を忘れていて…2日前に事務所へ電話連絡し無事許可を得る事ができ…当日会場へは学生証の提示だけですんなり入る事ができました。

塾長清家さんの式辞、祝辞は通信教育部長の西脇さんから…。
ありがたいお話をたっぷり聞かせていただきました。
塾歌斉唱で閉式…そのあとのオリエンテーションではいきなり実務的な話になり、どのように学習をしていけば良いか、またスクーリングやレポート、試験などの説明…ますます頭がいっぱいになってしまった。

休憩後は学部別のオリエンテーション。
ここではさらに細かく実務説明が行われ、最初の30分間先生がお話してくださったことがとても為になりました…。

今回思った大切な事は3つ。

●メモを取ること(大量のメモを残す事で、必ず後で役に立つ)
●期日を守る事(1日ずれても受け付けてもらえないので確実に期限内に済ますこと)
●暇を作る事(15分あれば勉強できる)

何のために勉強をするのか?
楽して学ぶことは意味がない。
苦労してこそ、後に結果がでる。
いかにモチベーションを保ち、卒業にこぎつけるか。
すでにレポートの期限が迫っている…レポートを提出しなければ試験が受けられない。

言われる事はもっともな事ばかり…でも正直自信がないです。

入学式の時に隣に座った人に「勉強始めてますか?」と聞いてみた。「いやまだ何も…」そんな言葉にちょっとホッとした私。

とにかくすべてが初体験でドキドキしっぱなし。
一緒に学んでいく仲間達は人生経験豊かな人ばかりで、やる気漲る顔は凄い迫力でした。

***


1年経ち、少しずつ大学の勉強というものには慣れてきたものの、自分で学んでいく事をしてこなかった義務教育とはまったく別物だと身に染みて感じています。
与えられた物をこなしていくだけでは何も意味を成さない、しかも基礎から学ばなければならない事が私には山積みで、現役から数十年…記憶力や集中力も格段に落ちているのが現状の今、年月はかかってもなんとか卒業まで辿りつくことが出来たらと思っています。

今年度もすでにスタートし、震災の影響で遅れていた教科書も先日届き、ちょっと焦ってしまいます。
少しずつですが、授業の様子なども紹介してみたいと思いますのでよろしくお願いいたします。



生命を感じる場所。

2011-04-29 | 伊豆
昨夜遅くに仕事を終えて、河津に戻ってきました。
朝起きてみると、周りの木々の緑が濃くなりとても鮮やかで眩しいくらいでした。

東京から戻る時は普段よりも車が多かった気がしましたが、町の中は意外とひっそりしています。
伊豆のGWはどんな感じなのでしょうか?

私は早速、スモークチキンの仕込みや事務仕事を始めました。



炭を使っていると、バーベキューをやりたくなりますね~。
来週は仕込とは別に、ラムやポーク、魚などもスモークして少しお弁当用にストックしておこうかと思います。

そして夕方、お散歩の時間に来宮神社に行きました。
ここの木々たちは凄い生命力を感じさせてくれます。
御神木の巨大楠はもちろんですが、境内にある他の樹もすごい迫力です。



しばらくボ~ッと眺めてしまいます。

河津にお越しの際はぜひ一度足を運んでみてくださいね。


大霧山と酒蔵見学

2011-04-28 | 登山
昨年3月末、ピーカンのある日…登山サークルの仲間と秩父の「大霧山」に登ってみました。
小川町からバスで登山口まで行きましたが、降車する人は私たちのみ。
牧場の看板を発見し、もしかしたらソフトクリームが食べられるかも?!と淡い期待を抱きつつ出発!
しばらくはアスファルトの一般道を連なって登って行くことに…途中里山の花々が春を感じさせてくれました。
信じられない量の葱がわずか100円で手に入る無人販売所を見つけてみんな興奮気味…しかし、これから登るのに買っていくのはちょっとな~と残念ながらあきらめました。
途中分岐をいくつか越え、山道に入る登山口「粥新田峠」へほぼ1時間で到着。
ここから山頂まで30分強…無事に登頂成功!
頂上からの展望は最高で、思わぬ出た歓声に「賑やかだねぇ~」と他の登山客から言われてしまった…ちょっとうるさかったかもと反省!
邪魔にならないように頂上を避けてシートを広げ、お弁当を頂くことに。
それぞれ個性的なお昼ご飯で、何気にカップラーメンが人気(体も温まるし)。
動かぬ体はどんどん体温を下げ、40分ほどで下山開始。
途中の峠の茶屋でビール・コーラ…ゆで卵まで頂きました。
無事、予定より1本早いバスに乗り駅へ向かいます。

今回は駅より少し手前で下車し、「晴雲酒造」さんの酒蔵を見学&試飲させていただきました。
重いお土産(味噌や酒)をザックに入れ帰ってからのお楽しみに♪

川越の町で打ち上げをし、その後解散!盛り沢山で楽しい山行でした♪


素敵な出会いに感謝!

2011-04-27 | 登山
もうすぐGW!

前半はお天気も良いみたいですね。
皆様はどんな過ごし方をされるのでしょうか?

私はありがたいことに、平日祭日休日ともにずっと仕事と相成りまして…少しずらしてお休みもいだけるかな?と思いつつ、働ける事に心から感謝しております。



***


素敵な人との出会い…それは、私がお財布を拾った偶然からでした。


ある日、御岳山から大岳山、鋸山と縦走しにいきました。
なかなか時間も距離も長くかかるコースで、コースの山場である大岳山への途中で黒い二つ折りの財布を偶然拾いました。
中を見るのを躊躇したのですが、二つ折りを開いてみると大切な物がたくさん入っているようだったので、これは下山後交番に届けようとザックにしまいました。

しばらく歩いていると、前から男性が小走りでやってきました。
目が合って、
「もしかして…」
と声をかけると、
「この辺りで黒い財布を見ませんでしたか?」と言われるではないですか!

「私拾いましたよ!」とすぐに渡そうとすると…

「いやいや、ちょっと待ってください。中に免許証が入っているので、写真で確認していただけませんか?私は●●と申します」

おぉ~なんて律儀な人なんだろう!と思わず感動しました。

もちろん免許証の写真はご本人…無事に戻って何よりでした。


お話しながら大岳山の山頂まで行き、一緒にお昼を頂き、記念写真まで撮っていただくことに。
下山方向は別だったのここで挨拶して別れました。
(このときは、かりんとうを持たせてくれましたね♪)


その後、撮った写真とお手紙、同封されたお礼…どこまでもきちんとしてらっしゃる方で驚きました。


その後は、メールやお手紙でのやりとり、●●さんのお仲間と一緒に山へ同行させていただけるようになりました。
みなさん登山歴は相当なもので、いつも楽しい話やお弁当のおすそ分けを頂いたり、貴重な経験をさせていただいています。


またご一緒できるのを楽しみにしております!


ゴールデンウィーク…きっと沢山の山行計画を立てられていると思います。
ぜひ楽しんで来てくださいね。

お気をつけて行ってらっしゃいませ!


不思議な館だった!

2011-04-26 | 
今夜は仕事帰りに人と待ち合わせて、夕食とお茶を楽しんできました。

久しぶりの町は随分と様変わりして、初めて来たような感じ…。
無事に待ち合わせた駅で会うこともできて、
「良かったら食事食べながらにしましょうか?」
と、お勧めのカレー屋さんに案内されたものの、残念ながら定休日!
「じゃぁ面白い店に行ってみますか?」と案内されたのは…。


ソルト館」という白い洋館のような外観。

しかし、貼り出されたメニューを見ると

「鯛の刺身と天ぷら」
「鮭フライ」
「生姜焼き」

などの定食やナポリタン・カレー・蕎麦・うどん、などなんでもありな様子。

しかも、定食もその他もすべて500円均一。

さらに、おでんと味噌汁付。

なぜこの値段で出来るんだろう?


***


「ソルト館」の由来を聞けば…納得!

ぜひ、HPいやいやお店に行ってみるのも面白いと思います。



食後はカフェでオーガニックコーヒーを飲みながらいろんなお話をさせていただきました。
さすがに大学の先生ともあれば引き込まれる話は多く、ぜひ今度論文を読ませて頂きたいとお願いしました。

少しボランティアでお手伝いすることも出来そうなので、またそれも楽しみにしていたいです。

鳴虫山で初参加!

2011-04-23 | 登山
結構な雨が降ってますねぇ~。
週末はいかがお過ごしですか?

このブログを書く私は現在、東京と伊豆を行ったり来たりしている日々を過ごしています。
桜祭りが終わって…GW・お盆などの繁忙期には伊豆に戻りますが、ベースは東京になり仕事も生活もガラッと変化します。

東京での生活はもちろん仕事もするのですが、昨年から始めた学生と2足のわらじを履き…相変らずな気ままな感じです。

ちょっと恥ずかしくて書いていなかった学生生活についても、おいおい紹介して行きたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。


そう…「新しい自分」というのは今更ながらに学生になるというチャレンジだったのです。


***


今日は東京で新たな仲間と楽しんでいる登山について。

1年半ほど前に社会人ばかりの登山を楽しむ仲間に入れてもらいました。
といっても、私の年齢ではすでに最年長に近いのですが…。

少しずつ山への経験も増え多少の自信を持っての参加でしたが、メンバーの中には山岳部やワンゲル部、山岳救助隊の経験さえある人もいて、もちろん年齢的にも若いので体力は追いつくのがやっとというのが現実です。


2009年の秋…新人歓迎山行として、日光の鳴虫山へ行きました。


日光の紅葉…それもシーズンのピークで東武線はかなりの混雑でした。
途中からは車両がまるで通勤ラッシュ並みの乗車率…半分はザックを背負ったハイカーだったと思います。

東武日光駅でメンバーの自己紹介をし、出発してからはしばらく市街地を歩き登山口へ向かいました。
途中で遅れたメンバーも合流し、曇り空の下スタート!

ここで驚いたのは、歩いている間ずっとおしゃべりが止まらない…。
凄い肺活量だなぁ。

途中、女峰山と男体山を見ながら歩きました…いつか登りに来なくちゃ。

まぁ~とにかく楽しい会話は永遠と続き、山頂近くでは紅葉を楽しみながら、なんとか無事に登頂!

みんなでそれぞれ昼食タイム。
結構な寒さで食べてる時はダウンジャケットが欠かせません。

ストーブでカップラーメンを作る人、お弁当の人、コンビニのおにぎりの人、パンの人…色々です。
私は食後にリンゴを丸かじりしていたのですが…「はじめて見たよ!」と言われてしまった。

1時前には下山開始。
相変らずおしゃべりしつつも、思ったよりも下りは厳しく難所も多かったのが印象的でした。

最後車道に出たところで御地蔵様に出迎えられました。
凄い数でちょっと不思議な空気が流れていたような気がします。



日光東照宮はあまりの広さに全部は見きれないとのことでここで解散!
多くの人は駅まで歩きながら、お土産を買ったりしつつ、駅ではビールとつまみを買い電車の中で軽い打ち上げ…本当に楽しい山行でした。


幹事だったDさんがいてくれたことで、随分と助かりました。
彼女は今、遠いパリの空の下で頑張っております。


日光といえば、3.11の影響で観光客が激減…日光東照宮も人はまばらと聞きました。
一日も早く今までの日常が戻る事を祈っています。
(これは伊豆も含めて観光地全般に言えることですよね)


今日は今年初参加予定の山行だったのですが、あえなく雨で中止…来月は行けるといいなぁ~。

集めたくなるもの。その2

2011-04-21 | Goods
まだまだ朝は肌寒く感じます。
体調を崩しがちなので、気をつけたいものです。


花見も終わりに近づき、ちょっとした楽しみもひとやすみ。

最近の私の花見のお供は「ワンカップ」が欠かせません。
もちろん売店で生ビールもいいですけど、まだまだ寒い日も多い季節。
そんな時は日本酒がありがたく感じます。

ワンカップといっても、いわゆるおっちゃんたちが飲んでいるものとはちょっと違い、器にこだわった物を選んでいます。

お花の模様が多いのですが、中にはパンダや猫や鹿の可愛いデザインがあったりします。
私が気に入ったのは「花火」のデザイン。
色もオレンジで可愛いです。



中身をありがたく頂いた後は、花を生けたり、ペン立てにしたり、もちろんコップとしても使えます。
キャップがあるものでしたら、ゼリーを作ったりしてもいいかもしれません。

何しろ、ついつい見つけると集めたくなってしまいます。




↑これは広島のゲストハウスのリビングにあったもの。
 白い花にアイビーが似合います。


これ以上増やすと捨てられなくなるので、買うのは控えていますが…見ちゃうと我慢できるかなぁ~。


*ちなみに「集めたくなるもの。」は以前のブログでどうぞ。(くだらないものばかりで申し訳ないです)

鈴木さん家の枝垂れ花桃♪

2011-04-20 | 伊豆
この季節、自転車が最高に気持ち良いです♪

ちょっと困るのは…口を開けてると虫が入っちゃったりするんですよね。
民家の庭先には色とりどりのお花が咲いてて、それを眺めるのも楽しいです。


蓮台寺にある鈴木さん家は「枝垂れ花桃」で有名な御宅です。
それは立派なお庭にたくさんの花桃が植えられています。
色も白・赤・咲き分けなど美しいですねぇ~。

花桃は花を観賞用に桃を改良して作られたもの。
種類も豊富です。


ここまで来たら、ぜひ立ち寄って欲しい「三福屋」さん。
手焼きのおせんべい屋さんですが、シンプルに「牛乳せんべい」と「みそせんべい」の2種類のみ販売してます。
普通のお宅のような店構えで、暖簾をくぐって扉を開けて声をかけてみてくださいね。



私はここのみそせんべいが大好きです♪


昔は下田の名物だった「牛乳せんべい」ですが、現在販売しているのはここ「三福屋」さんだけのようです。
お土産にもおすすめです!






難しい本ほど!

2011-04-19 | 
私ってドーナツ好きだったんだなぁ~って思わせてくれる「ミスタードーナツ」。
集中力を必要とする時間を過ごす時に最適の場所なんです。


図書館で本を借りるときは、借りる本を決めてある場合と「何を読もうかな?」と選びながら決める場合がありますよね。
「これはどんな本だろう?」と手にとって近くの椅子に座る。
数ページ読んでみる…気に入ればそのまま借りていくけれど、これは難しくて読めないなぁ~と思えば本棚に素直に戻すことを繰り返す作業が続く…これがとても楽しいです。

最近私が必要として借りる本は大抵図書館の「書庫」にある場合が多い。
司書さんに持ってきてもらって、数ページ開くことなく借りるのだが…う~ん難しい。
しばらく図書館内のソファーでくつろぎながら読もうとするけど、なかなか頭に入ってこない。

これが大好きな旅の本や料理の本だとあっという間に時間も過ぎていくんだけど…。

仕方が無いので、本を鞄にしまい自転車で「ミスタードーナツ」へ向かう。

行く回数が少ない分、ショーケースには必ず新しいドーナツが並んでいるので、いつでも選ぶのを楽しめます。


好きなのは「チョコファッション」「ヴィアナブロートシナモン」…今回は「ショコラフレンチ生キャラメル」を選んでみました。
コーヒーとの相性もバッチリです。

気がつけば、コーヒーもドーナツもお代わりしつつ2時間近く集中して読書することが出来ました!

甘いものの力は偉大だ♪


城跡にある枝垂桜♪

2011-04-18 | 伊豆
春は沢山の花が咲いてて癒されますね~。
今日帰宅して鏡を見たら、髪の毛の間に桜の花弁が入っていました。

桜は河津桜!はもちろんですが、ソメイヨシノ、大島桜、八重桜、山桜、そして…枝垂桜も素晴らしいものがたくさんあります。

中でもおすすめなのは「深根城の枝垂桜」です。

残念ながら稲梓にある「深根城」は城跡も無く、枝垂桜も私有地にあるため見学に行かれる時にはなるべく歩いて見に行く事をお勧めします。

樹齢150年ほどになると聞きました。
立派な枝ぶりに小さな可愛い花がたくさん咲いています。

絶やさぬように「子」「孫」「曾孫」と桜を作り続けているそうです。
守り続けるのも大変なことだと思いました。

またいつかこの桜を見に行きたいなぁ~。
この写真を撮った日はとても天気の良いお花見日和でした。
一生忘れられない思い出です…。



報本寺の枝垂桜」もおすすめです。

太郎からお言葉を頂いた!

2011-04-16 | 美術館・博物館
いやぁ~行きたかったんですよ。

岡本太郎展

!!!

チケット買うのに15分待ちでした…凄い人気かも。

荷物をロッカーに入れて、さっそく入ってみると…人!人!人!

これはゴッホやピカソに負けてない…というかそれ以上か?!


入ってすぐに、太郎の世界が爆発してる。

岡本太郎という人…私は絵や彫刻よりも言葉に感銘を受けたのが好きになった理由。
そして生き方そのものがやはり尊敬してしまうなぁ。

会場には多くの若者が来ていた。
たまに笑いが起きていたりする。

思わずニヤケてしまうような作品があったり、深く痛みを感じる作品もあったり…たくさんあったなぁ。

テーマがそれぞれある部屋を抜けていくと「太陽の塔」の縮尺版が出てきた。
本物は70メートルもあるからそりゃ現物を見に行くしかないんだけど…。



できれば、いつか中を見てみたい…数年前に抽選で公開されていたらしいけど残念ながら見られる機会は少ないみたい。

***

たくさんの作品を見て、最後に壁に書かれた太郎の言葉に見送られる。
そして、出口のところで一人一人が三角くじを引いて直接太郎から言葉を贈られるようになっているのにはちょっと感激したなぁ。


私に贈られた言葉は…



何でもいい。
見物人ではなく、
とにかく
自分でやってみよう。
動いてみよう。



「自分の中に毒を持て」…亡くなる3年前に太郎が残してくれた本。
私はこれを何度が読んでみたけど、その中でもいつも元気をもらって助けられている言葉の一つだった。


これからも自分で考えながら、そして何かを経験しながら、生きていこう!


本と思い出。

2011-04-15 | 
誕生日のプレゼントに本をもらう事が何度かあって、それはすべて私の宝物となっています。

中でも昨年発売されてすぐにプレゼントで頂いた「ゴッホ 旅とレシピ」は本当に嬉しかったなぁ~。
大好きなゴッホの訪れた場所と食べていたであろう料理の数々が、多くの作品や写真とともに紹介されているんです。

(それもレシピ付きで♪)



私の中のゴッホはあまり口に物を運ぶ姿を想像させない…それよりも筆を持つ姿が目に浮かぶ。
オーベルの町で1人小さなレストランで食事をしている時、店の主人が進めてくれた料理を食べながらゴッホは何を食べていたんだろう?と素直な疑問を持ったことを思い出した…。

絵のモチーフに選ぶ素材はとても庶民的で馴染み深い物ばかり。
見てると「食べたい!」と思うより、「あ!今家にストックが無いかも?」なんて思っちゃう。

そしてこの本を開ければゴッホと一緒に旅した気分になれます。

素敵なプレゼントをありがとう!


*ザッキンの制作した「山野を歩くヴァン・ゴッホ」は山梨美術館で会うことが出来ますよ!



いつかはたどり着くその道!

2011-04-14 | 登山
毎日暖かくて過ごしやすいですね~。


先日、天気予報が晴天とあったので、山へ出かけたのですが…さすがに予報どおりとは行かないのが山の天気。
ガスと寒さ…少しみぞれも降ってきたりして。

奥多摩にある山の1つ「川苔山」へ行ってきました。

標高は1363mと高くない山ですが、何しろ奥~の方に位置するので歩く距離が長い…。

登りは3時間半ほどかかってしまった。



頂上は富士山が良く見えると評判だったけれど、一面真っ白で何も見えずじまい…残念!
でもお弁当を食べて、次々と登ってくる登山者たちと楽しい会話を楽しみながら1時間ほど過ごしました。

美味しいお弁当のおすそ分け、ごちそうさまでした!


下りはそれほど時間はかからず2時間半ほど。
途中で30分ほどおしゃべりしながら休憩タイム。

振り返ると遠くに見える「川苔山」(一番奥に見える山です)…あんなところに行ってきたんだ~!とちょっと感激。

一歩一歩あるいていけば、いつかはたどり着く…山ってやっぱり人生と似ている気がするな。


おしゃべりに付き合っていただいてありがとう!
天気には恵まれなかったけれど、楽しい山行になりました♪

また、一緒にお付き合いくださいね。

ドーナツとまたまた地震…。

2011-04-13 | 
先日、吉祥寺にある井の頭恩賜公園にお花見に行きました。
お弁当を作り、お土産に頂いたワンカップの日本酒も一緒に忍ばせて♪

ぐるっと池の周りでは多くの花見客がすでに楽しんでいました。
陽の当たる場所に敷物を敷いて、靴を脱ぎ、早速のんびりランチタイム。

おしゃべりしながらの花見…心地よい風に吹かれる花吹雪…気持ちの良い時間(お酒のせいか?)はあっという間に過ぎていきます。


ぶらぶらお店を見ながらお買い物などをしていたら、ゴロゴロと雷の音が!
雨宿りにカフェへ行ってみる。
「はらドーナツ」は神戸のお豆腐屋さんの豆乳やおからをつかっている直営店のカフェ。
素朴な暖かい雰囲気のある店内とシンプルなメニューたち。

せっかくなので、原豆腐店の豆乳とはらドーナツ(チョコ)を頂きました。



甘くて濃い豆乳はそのままでももちろん美味しかったけれど、はちみつを付けていただいて甘くして飲むのもおすすめです。
ドーナツは昔懐かしい味わい。
心が和みます。


そんなゆったりした時間が流れている中、突然大きな地震がありました。
東京では1日に数回、体に感じる地震が毎日のようにあります。

いつになったらおさまるのかな…。


一緒にいてくれてありがとう…1人じゃ怖いもの。



アルルの寝室…「ゴッホの遺言」から

2011-04-06 | 
今日も良い天気♪
一気に桜(ソメイヨシノ)が咲きそうです。

大震災後、節電を心がけてはいますが、夜寝る前の一時は音楽やDJのおしゃべりで癒されて眠りにつきます。

今年の夏は電気の供給が足りなくて大変になるとのニュースが毎日のように流れていますが、個人での節電には限界があるので何か良い方法を国で考えていただく他はない気がするのですが…。
みんなが停電になるよりは節電した方が良いと思いませんか?


そんな電気を一番使用する東京都の都知事選挙が今週末に行なわれます。
私はすでに投票済みですが、どなたが当選されても、ぜひ頑張っていただきたい…そう願わずにはいられません。


***



昨日紹介した「ゴッホの遺言」から今日は「寝室」について。
この有名な3作はアルルでゴッホが過ごしていた寝室なのだが、油彩の前にスケッチを2枚書いている。
1枚はアルルに来るのを待ちわびていたゴーギャンに宛てた手紙に添えられたもの。
もう1枚は弟テオに宛てた手紙に添えられたもの。

これのテオ宛のものが「贋作」であるという小林さんの推理と証明が細かい所まで図説を含めて説明されているのだ。

↑この作品は「ゴッホの寝室」(ゴッホ美術館蔵)で、現在は日本にある。
昨年から展開されている「没後120年ゴッホ展」で展示されているのだが、とても面白かったのはこの部屋が実際に復元され直接見ることができるのだ。
…残念ながら残すところあと4日となってしまった。(名古屋市美術館)



↑これはオルセー美術館にある「アルルの寝室」
私にはとても馴染みのある作品で、「寝室」というとこの絵を思い出す。



↑これはシカゴ美術研究所にある「ファンゴッホの寝室」
残念ながらこれはまだ見たことがないが、色彩が淡くて色味も少なくちょっと寂しげな感じを受ける。


同じモチーフでそれも複製だというのに、その時のゴッホの心境がこれほど絵に出るのも面白い。



あえて「スケッチ」は紹介しなかったので、興味のある方はぜひ本を読んでいただきたい。
ちょっとした推理小説のようなスピード感で楽しめると思う。