goo blog サービス終了のお知らせ 

cafe blog-伊豆-

不定期で更新中♪

秋ですね~♪

2015-10-31 | 
皆様こんばんは!

随分ご無沙汰してしまいました。
お元気でお過ごしでしょうか?

今朝は急に気温が下がったように思います。
これで干し柿も一気に出来上がると良いのですが…。




◆お知らせ◆

11月3日(火)通常営業させていただきます。
       皆様のご来店をお待ちしております。



秋も少しずつ深まり、天城の樹木も色づき始めました。
日が暮れるのも早まり、月も美しく、夜空を見上げることも増えたような気がします。

ここのところ本を読むことに集中しなければならず…これがなかなか思うように進みません。
なんとか半月後にはメドをつけなければ!





先日久しぶりに美術館へ行ってきました。
次回は「モネ展」についてご紹介したいと思います。




これからの活躍が楽しみ♪

2015-05-31 | 
今日で5月も終わり…あっという間に6月!梅雨が近づいてきました。

おかげ様で体調も随分と回復し、明日から営業時間を10時~17時までにします。
皆様のお越しをお待ちしております。



***







先月発売されたSWITCH5月号は「ジャズタモリ」…表紙がかっこいい!

「笑っていいとも!」の番組を終了してからのタモリさんはとても精力的に活動されていると感じる。
NHKのブラタモリやフジテレビのヨルタモリは毎週楽しみにしている番組だ。

私の父はジャズが好きだ。
私が幼少の頃から、家には数えきれないほどのレコードがあり大型家具のようなステレオ、アンプが部屋に置かれ
大音量でジャズが流れていたのを記憶している。
その影響からか小学校の美術の授業でレコードのジャケットを模写した思い出もある。
ジャズのレコードジャケットはお洒落でカッコいいデザインが多いのだ。

しかし、ジャズについてはあまりよく知らない。
なので雑誌の特集でもあるジャズについての内容は理解するのは難しい。


それでもタモリさんの哲学をちょっとだけのぞいたような気がした。

・・・人間の思想は二つに分かれるとタモリは言う。
「平地」の思想と「坂道」の思想。
平地の思想は存在を時間で考えようとする。タモリはその例としてハイデガーを挙げた。
そして坂道の思想は崖の上に立って自由意思が死を選ぶこともできるという、
不安と隣り合わせで生きることを選ぶキルケゴールを挙げた。
・・・
タモリの思想には先がある。ハイデガーの『存在と時間』は黒い森を見渡せる急斜面に立つ家で書かれたというのだ。
・・・

(SWITCH 2015.5 vol.33より)


ハイデガーにしてもキルケゴールにしても実存主義には変わりなく、人間没個性の現代の中でいかに主体性をもって生きるか…。
それを持ち続けているタモリさんの生き方そのものが日本にはとても貴重であるといえる。


たった一度しかない自分の人生を納得のいくように生きること、
自分を見失わず独力でおのが人生を切り開くこと、自由な主体として生きること。
キルケゴールのように死を選ぶ自由をもちながら今を生きるか…。
ハイデガーのように死を受け入れながら今を生きるか…。



久しぶりに自分の生き方を省みる時間になった。。。

やっぱり熊は怖いでしょ…。

2011-10-08 | 
秋の3連休はいかがお過ごしですか?
海岸を散歩してみると、大量のゴミに驚きます。
多くは海藻や流木なのですが、中には動物の屍骸もあって昨日は3体ほどありました。
そして、タイヤやペットボトル、漁具などいわゆる生活ゴミもたくさんありますね…。

ここ1年ばかり、本を読む数が随分と減ってしまいました。
というのも、ほとんどが参考文献で私には難しいものばかりなので、楽しく読書するという意味で言うとほんとに少ない気がします。

先日読んで感動した作品…「凍」沢木耕太郎著。
登山家…というよりはクライマーもしくは登攀者というべきかな?山野井泰史さんと妻の妙子さんが、ギャチュンカンの北壁にアタックした時の様子をノンフィクションライターの沢木さんが、登山未経験者にも分かりやすく書いてくれた渾身の作品。

ギャチュンカン…それはチョモランマとチョ・オユーにはさまれた8000mを少しだけ欠ける厳しい頂。
初登頂は日本人だそうですが、私はこの山の名前を知りませんでした。



文章を追っていくのが怖くなるような後半部分…凄い世界もあるものだと…人間って強いもんだと感動し…多くのことを考えさせられました。

山野井ご夫婦は奥多摩に住む、いたって山好きの普通の人。
いかに精神的に強靭であるのかは、日常をみているとあまり分かりません。
しかし、凍傷で無くした手足の指の数は世界中を探してもこのご夫婦には適わないでしょう。

ご興味ある方、ぜひYouTubeなどにあるを動画をご覧になってみてくださいね。
そして現実に動いている彼らを見ると共に、沢木さんの書いた文字で追う登攀の様子はまた違った意味で迫力があります。


そういえば昨日ニュースで札幌市内に熊が出没しているとの話題がありました。
…これは怖いですね。
私も山に登るときに「熊出没注意」の看板を見るとすぐに鈴をザックにぶら下げます。
単独で熊笹のあるような登山道は「ガサガサッ」という音を聞くだけでドキドキしちゃます。
(こう見えてかなりの怖がりである事が、山登りをし始めて分かりました)

数年前にご自宅近くのハイキングコースで熊に襲われた登山家がいました…そう山野井さんです。
なんと熊に遭遇した山野井泰史さんは右腕と顔を噛まれても無事生還しました。

いやぁ~熊は怖いですね…といっても出会ったことは無いですが。

鹿・猿・猪・雉・蛇・鼬には遭遇したことがありますが、良く考えてみれば山に人間が入っていくのですから、動物の方がきっと怖かったでしょうねぇ~。


ここ伊豆には山野井さんが名づけたクライミングコースが城ヶ崎にあるそうです。
その名も城ヶ崎スコーピオン…聞くだけで難しいのが想像できます。

私にはクライミングは到底出来ませんが、その険しいコースだけでも見に行ってみようと思いました。

そして、私は山野井(長尾)妙子さんを心から尊敬しています。






境界線…。

2011-07-19 | 
台風…随分と近づいてきたような雰囲気です。
明日まではさらに注意が必要です。
あまり外に出ないほうが良いかもしれません。


***


先月発売された田口ランディさんの本を読んでみました。
「マアジナル」…ちょっと不思議な話です。
今までの彼女の作品とは一味ちがった雰囲気…新境地といったところでしょうか?

出てくる言葉も日常的なものではなく、少し入りにくい雰囲気があるかもしれません。


…物語は普通の中学生が体験したUFOとの遭遇事件、そして消えた少女の存在を中心に展開されていきます。
(読まれる方もいらっしゃると思うので、内容は控えます)

***

「信じる」には実体験が伴わなければなかなか難しい。

「神」の存在も信仰している人間でさえ、「信じきれない部分」があるからこそ、信仰しつづけているような気がするし…だって「神」は目に見えないから。

「目」で見る。
「手」で触れる。
「耳」で聞く。
「鼻」で嗅ぐ。

いわゆる五感(「口」で味わうは今回は省いています)で感じられるものは、何かしら自分の中で体験することで、「信じる」ということに繋がる気がします。

だけど…皆さんも何か他に感じるものはありませんか?
目に見えないもの…第六感(sixth sense)を。

そして、そこにはとてつもない魅力があることは否定できません。

境界線…その曖昧な部分を感じる瞬間、そしてそれをうまく説明することさえ出来ない自分がいます。

自分で体験したことであれ、他人に理解し信じてもらうことは難しい。
あえて、話さずにいたほうが良い場合も多いかと思います。



私は以前のブログでも書きましたが、UFOを見たことがあります。



↑まさにこんな感じで、昼間だったんですけどね…。


自分の体験ではあるのですが、今では「ほんとに見たのかな?」と思うほどに時間が経ってしまいました。


以前のブログで書いたインドで出会った少年もしきりに「第六感を信じるか?!」と言い続けていた。


***

生と死、予知、霊感、信仰、魔術、風習、言い伝え、占星術、民俗学、宇宙工学、物理学、哲学、心理学…。

怖い…けど、知りたい…けど、怖い…でも見てみたい…。

面白いなぁ~、永遠とそんな繰り返しになるマージナル。


不思議なことは世の中にはたくさん存在するし、すべてのことを証明することは不可能である…でなければならない。


あなたにとってのマージナルとは。


目に見えないものの存在をどう証明するか?
心で感じるものをどう表現するか?

アーティストの存在が自分にとってはとても大事なんだと感じられた作品でした。
(自分を表現することの出来る人間って凄いと思う)












2300年前から変わらぬ人間達

2011-06-22 | 
いやぁ~今日の暑さは凄かったですねぇ。
真夏です。
外気が30度を越えると、館内放送で空調が入る旨を知らせてくれて…みんなでホッとしました。

帰宅する時にビルの外に出たら…わずかな気温差とはいえ、職場の有難さを身に染みました。


***


私の手元にある岩波文庫は30年前の初版本。

「人さまざま」

タイトルどおり、人間の性質、生き様を分かりやすく解説しているギリシャ古典だ。

なんと、著者は2300年ほど前に活躍したテオプラストス(哲学者)で、アリストテレスを師とする凄い人らしい。
(まだまだ勉強中なので、全然知らない人だった)


たくさんの著書があったらしいが、現存するものはわずかしかない…う~ん残念なことだ。


薄い本の中にはさまざまな人物について書かれている。
たとえば…「けち」「お節介」「へそまがり」「不潔」「ほら吹き」「臆病」などなど、読んでいても
「へぇ~昔から変わらないんだなぁ~」と素直に読める分かりやすい内容。

ただ、残念なのは良き人や尊敬できる人というのは紹介されていない。
どちらかというとあまり人から好かれることは無さそうな人物像ばかりなのだ。


この本を読みながら教訓とし、そうならないようにしたいと願うばかりだ。


2300年前の哲学者もかなりユーモアのある人が多い事がわかって、ちょっと身近に感じる事ができた。



泣けた…。

2011-05-31 | 
今日は仕事帰りにアイスクリームを食べに行きました。
そう!今日は31日です(サーティーワンの日)。
高校生がたくさん食べにきてたなぁ~、ちょっと自分達も学生気分♪

選んだのは昔から大好きだった「チョコミント」と初めて食べる「イースターパーティ」どちらも美味しかったです!


***


雨降りの1日…1冊の本を手にとって読み始めました。

「きみに読む物語」ニコラス・スパークス



この作品は映画にもなっているのですが、まだ見たことはありません。
ちなみに他に映画化された代表作は「メッセージインアボトル」という作品もあります。


美しい自然の景色をまるで見ているような気分にさせてくれる…とても素直な文章だと思います。
話もとても素直でなんの含みもありません。

静かに淡々と進んでいく2人の人生。

こんな人に出会えたら…どんなに幸せな人生だろう。


余計な事を考えずに、素直に読んでどっぷり純愛世界に入ってしまった私は…不覚にも大泣きしてしまい、両目を腫らして職場に行く羽目になってしまった。


数多くある本…売れてる本も沢山ある中、この本が売れた理由は…みんな愛を求めているんだなぁ~ってことに尽きる。
理想?現実?夢?…でも誰しもが求めずにはいられない物語なのかもしれない。


「人間に愛は不可欠だ」といろんな意味で感じさせてくれた作品でした。


難しい本ほど!

2011-04-19 | 
私ってドーナツ好きだったんだなぁ~って思わせてくれる「ミスタードーナツ」。
集中力を必要とする時間を過ごす時に最適の場所なんです。


図書館で本を借りるときは、借りる本を決めてある場合と「何を読もうかな?」と選びながら決める場合がありますよね。
「これはどんな本だろう?」と手にとって近くの椅子に座る。
数ページ読んでみる…気に入ればそのまま借りていくけれど、これは難しくて読めないなぁ~と思えば本棚に素直に戻すことを繰り返す作業が続く…これがとても楽しいです。

最近私が必要として借りる本は大抵図書館の「書庫」にある場合が多い。
司書さんに持ってきてもらって、数ページ開くことなく借りるのだが…う~ん難しい。
しばらく図書館内のソファーでくつろぎながら読もうとするけど、なかなか頭に入ってこない。

これが大好きな旅の本や料理の本だとあっという間に時間も過ぎていくんだけど…。

仕方が無いので、本を鞄にしまい自転車で「ミスタードーナツ」へ向かう。

行く回数が少ない分、ショーケースには必ず新しいドーナツが並んでいるので、いつでも選ぶのを楽しめます。


好きなのは「チョコファッション」「ヴィアナブロートシナモン」…今回は「ショコラフレンチ生キャラメル」を選んでみました。
コーヒーとの相性もバッチリです。

気がつけば、コーヒーもドーナツもお代わりしつつ2時間近く集中して読書することが出来ました!

甘いものの力は偉大だ♪


本と思い出。

2011-04-15 | 
誕生日のプレゼントに本をもらう事が何度かあって、それはすべて私の宝物となっています。

中でも昨年発売されてすぐにプレゼントで頂いた「ゴッホ 旅とレシピ」は本当に嬉しかったなぁ~。
大好きなゴッホの訪れた場所と食べていたであろう料理の数々が、多くの作品や写真とともに紹介されているんです。

(それもレシピ付きで♪)



私の中のゴッホはあまり口に物を運ぶ姿を想像させない…それよりも筆を持つ姿が目に浮かぶ。
オーベルの町で1人小さなレストランで食事をしている時、店の主人が進めてくれた料理を食べながらゴッホは何を食べていたんだろう?と素直な疑問を持ったことを思い出した…。

絵のモチーフに選ぶ素材はとても庶民的で馴染み深い物ばかり。
見てると「食べたい!」と思うより、「あ!今家にストックが無いかも?」なんて思っちゃう。

そしてこの本を開ければゴッホと一緒に旅した気分になれます。

素敵なプレゼントをありがとう!


*ザッキンの制作した「山野を歩くヴァン・ゴッホ」は山梨美術館で会うことが出来ますよ!



アルルの寝室…「ゴッホの遺言」から

2011-04-06 | 
今日も良い天気♪
一気に桜(ソメイヨシノ)が咲きそうです。

大震災後、節電を心がけてはいますが、夜寝る前の一時は音楽やDJのおしゃべりで癒されて眠りにつきます。

今年の夏は電気の供給が足りなくて大変になるとのニュースが毎日のように流れていますが、個人での節電には限界があるので何か良い方法を国で考えていただく他はない気がするのですが…。
みんなが停電になるよりは節電した方が良いと思いませんか?


そんな電気を一番使用する東京都の都知事選挙が今週末に行なわれます。
私はすでに投票済みですが、どなたが当選されても、ぜひ頑張っていただきたい…そう願わずにはいられません。


***



昨日紹介した「ゴッホの遺言」から今日は「寝室」について。
この有名な3作はアルルでゴッホが過ごしていた寝室なのだが、油彩の前にスケッチを2枚書いている。
1枚はアルルに来るのを待ちわびていたゴーギャンに宛てた手紙に添えられたもの。
もう1枚は弟テオに宛てた手紙に添えられたもの。

これのテオ宛のものが「贋作」であるという小林さんの推理と証明が細かい所まで図説を含めて説明されているのだ。

↑この作品は「ゴッホの寝室」(ゴッホ美術館蔵)で、現在は日本にある。
昨年から展開されている「没後120年ゴッホ展」で展示されているのだが、とても面白かったのはこの部屋が実際に復元され直接見ることができるのだ。
…残念ながら残すところあと4日となってしまった。(名古屋市美術館)



↑これはオルセー美術館にある「アルルの寝室」
私にはとても馴染みのある作品で、「寝室」というとこの絵を思い出す。



↑これはシカゴ美術研究所にある「ファンゴッホの寝室」
残念ながらこれはまだ見たことがないが、色彩が淡くて色味も少なくちょっと寂しげな感じを受ける。


同じモチーフでそれも複製だというのに、その時のゴッホの心境がこれほど絵に出るのも面白い。



あえて「スケッチ」は紹介しなかったので、興味のある方はぜひ本を読んでいただきたい。
ちょっとした推理小説のようなスピード感で楽しめると思う。


ドービニーの庭の黒猫…「ゴッホの遺言」から

2011-04-05 | 
「ゴッホの遺言」が完全版として文庫で出版されていた。
読まなければならない本は山のようにあるけれど、やはり興味のあるタイトルは手に取りやすい。

「ゴッホの遺言」は2000年の日本推理作家協会受賞作である。

完全版と文庫化された理由は、著者が描かれていないと言及していた「ドービニーの庭」の「黒猫」の存在が、研究者の調査で、誰かの手によって塗りつぶされていたことが証明されたからだ。

見ていただくと分かりやすいのだが、スイスの美術館にある作品①は実際にゴッホが庭を目の前に描いた作品になる。
(ちなみにドービニーはパリ生まれの風景画家)
作品①↓




これを自室内で複製した作品②が現在はひろしま美術館の展示公開されている。
作品②↓



ひろしま(ブログ記事)で何よりも見たかったこの作品を実際目の前にして感じたことは…「穏やか」「優しさ」だった。
淡い色合いでタッチも優しく、見ている人間を癒してくれるような作品。
広い館内には私しかおらず、至福の一時だった。

残念ながら作品①はまだ見たことがないのでなんとも言えないのだが、タッチも色彩も荒々しく感じられる。



画家でもある小林英樹さんは本当にゴッホを愛しているんだなぁ~と思う。
この著書はある「スケッチ」が贋作であることを証明しながら、なぜ、ゴッホが自殺に追い込まれていったのか…解き明かしてくれている。

正直、絵についてはまったく知識のない私。
技法や時代背景、また書簡などから証明される数々の点を読んでいると、思わず納得させれてしまうほどだった。

小林さん曰く、

「ドービニーの庭」にいる黒猫はゴッホ自身で、奥にいる女性は義妹と幼い甥。
作品①は弟夫婦との意見の相違で憤慨している時に描かれたもの。
作品②は絶筆とも言われているが、自殺する決意をし「ドービニーの庭」を描き直したもので、弟夫婦や甥に負担を掛け続けた自分の存在を消すことで、これからの生活を明るく楽しく穏やかに過ごして欲しいという願いが込められれいる。

そんな解釈であった。

そして、著書の中に出てくる弟テオとの書簡のやり取りから、生まれて初めて絵画「カラスの群れ飛ぶ麦畑」を観て泣いたことを思い出した。


つづく。



老後を考えてみる?

2009-07-24 | 
今日も凄い雨…今週は雨量が多いです。
釣りどころじゃありませんね。


つばめが飛んで数日が経ちます。
綺麗にしたテラスも朝になると糞だらけ。
夜はまだ眠りに帰ってくるようです。


少し前に知人から紹介された五木寛之さんの「林住期」という本を読んでみました。
まだ年齢的には少し早かったとは思いますが、自分の老後について考えてみるいいきっかけになりました。


インドでは「学生期」「家住期」「林住期」「遊行期」と人生を4つに分けて考えるそうです。
その中でも、現代の医療で長寿の国となった日本では50歳~75歳までを「林住期」と考えるのが良いと五木さんはおっしゃってます。

今まで、家庭・子供・妻・夫のためと働いてきた時代を50歳には終え、新たな自分のために生きる人生を「林住期」というそうです。

それを楽しく過ごすためのヒントがたくさん書かれています。


実際には50歳という年齢は定年前ですし、好きなことといっても日々の生活に追われて出来ない事が多いですよね。
ましてやサラリーマンなら定年はありますが、自営業となると一生涯働く人も多いはず。
そんな理想を話してもねぇ~と思ってしまいますよね。


だけど、考え方を変えるだけで日々の忙しさの中にもキラッとした未来への楽しみ方が見つかるのではないかと私は考えます。


今、ニュースでも話題になってますが、流行の登山にしても、いつか登るために今吸ってるタバコをやめて体力を付けてみようとか。
小さなレンタル畑を借りて、野菜の育て方を学んでおくとか。
(野菜も育てるのは難しいですからね)
たくさん本を読むために、新しい老眼鏡を作ってみるとか。

楽しい事を考えるのはとても良い刺激になりますよね。
そうすると日々の生活にも張り合いが出るというものです。


私も考えてみました。
これからどう生きていくのか?
たくさん目標はありますけど…
まずは今を楽しく生きること!
単純にそこに落ち着きました…まだ若いって事なのかな?




一度読んでみると面白いと思います。




林住期 (幻冬舎文庫)
五木 寛之
幻冬舎

このアイテムの詳細を見る

「1Q84」を読んで

2009-07-09 | 
定休日の昨日…天気があまり良くない。
梅雨だから仕方の無いことだけど、ずっと続くとさすがに鬱々してきちゃう。

朝の一仕事を終えた後、TVをつけたらマイケルジャクソン追悼コンサートの模様を放送していた……ついつい見入ってしまう。
多くの人が参加している中、ダイアナロスやリズ、クィンシージョーンズがいなかったことに驚いた。
親密なだけに何か思い入れがあったんだろうなぁ。
朝から瞼が重くなっちゃった。



さて、ベストセラーで話題の「1Q84」村上春樹を読んでみた。
なんとなく購入する気になれなかったので、図書館で予約しておいて正解かも。

多くの人が感想やコメントを紹介しているので、私が何を言う事もないんだけど…素直な感想を書いてみようかな。


村上春樹の作品にしては若年層向けにかかれたものなのかしら?
そんな印象を冒頭から受けた。
何らかのメッセージ性が強いような気もするんだけど、私はあまり感じる事が出来なかった。

作品の内容はとても分かりやすくて読みやすい、村上春樹らしい空想の世界も広がる。

文字数の割りに、表現が単調すぎて少々物足りない。
繰り返されることの良さがあまり感じられなかった。


もし、この作品を最初に読んでしまったら…他の作品読んでいただろうか?

私はやっぱり初期のものが好きだな。


…1984年を生きてきたから、少しだけ過去を懐かしむ事が出来た。




この作品が売れてるだけに↓こんな本も出るらしい。
これも図書館で借りて読んでみようっと!



村上春樹『1Q84』をどう読むか

河出書房新社

このアイテムの詳細を見る

インドの現実と奇跡☆

2009-06-27 | 
夏!になっちゃったって感じ。
暑いです~。
涼しい風が救い…。
熱中症にお気をつけくださいね!


映画「スラムドッグ$ミリオネア」で話題になりました。
原作は「ぼくと1ルピーの神様」ヴィカス・スワラップ の処女作になります。

外交官である彼が、現代のインドが抱える問題をありとあらゆる面で浮き彫りにした意欲作…。

衝撃的な内容も多いけれど、スラムで育った主人公が自分の力で奇跡を呼び寄せ、周りの人間まで幸せにしていく…感動作です。


導入部分からあっという間に引き込まれ、主人公の人生に自分まで翻弄させられてしまった。
彼の名前はヒンドゥー・イスラム・キリストの名前で構成され、世界中の神を見方につけた生まれながらにして神の代理といえる人生。

インドを旅して思ったこと…宗教、身分、差別、格差…今でも残る暗黒の部分がこの本によってさらに理解できた。

エンターテインメントの要素も多く、子どもから大人まで読みやすい1冊だと思います。



人生に無駄な事など何もない…日々頑張れる気がしてきます!

これはDVDが出たら見なくちゃ!






ぼくと1ルピーの神様 (ランダムハウス講談社文庫)
ヴィカス スワラップ
ランダムハウス講談社

このアイテムの詳細を見る

繰り返し読みたくなる…

2009-06-24 | 
やはり予報通りの雨になっております。
定休日の本日は告知から。

■上原近代美術館

第12回講演会
「感覚から表現へ -マティスの芸術が意味するもの-」
日時:2009年7月12日(日)13:30~15:00
会場:下田セントラルホテル  *聴講無料



晴耕雨読!

蒸し暑ささえなければ、梅雨時期も過ごしやすく恵みの雨の恩恵を受け、読書に勤しむ毎日になります。


しばらくぶりに読み返した本「家出のすすめ」寺山修司著。
この本には何度となく救われてきました。

学生時代に読んで、随分と参考になりました。
こんな大人になって読み返してみても、さらに勉強になり人生において一度は読んでみる価値があるのでは?と思う作品です。



「未来の自由は、親を切り捨て、古い家族関係を崩すことから始まる――。」

第一章 家出のすすめ
第二章 悪徳のすすめ
第三章 反俗のすすめ
第四章 自立のすすめ

四章からなるこの本には、自分の中にはまったく無かった考え方やヒントがたくさん紹介されています。
中でも第一章の中にある「持たずに持つこと」を読んだ時、物に支配されている自分がいることに気がつき、考え方を変えるだけでこんなにも人生豊かになれるのか!と驚嘆しました。


27歳でこの本を書いた寺山修司さんは凄い人だ…。



人生の教科書。

2009-06-16 | 
毎日、小さいながらも色々な事があります。
ここ最近、心が休まる日が少なくて…ついつい読書や映画の世界へ逃げ込む毎日です…。

昨日頂いた、山梨のさくらんぼがとても甘くて美味しかったです!
あっという間に完食!ごちそうさまでした。
昔からの特技を思い出しチャレンジしてみました。

さくらんぼの枝を口の中で結ぶ事♪



いかがでしょうか?
皆さんもチャレンジしてみてくださいね。



紹介していただいて…感謝しています。

「夜と霧」フランクル著


ユダヤ人である精神科医が実際に強制収容所で体験してきたことをベースに、人間の生きる意味などを説いてくれる素晴らしい本でした。

私が借りた本はフランクル著作品1という本でしたが、冒頭に「解説」という読むには少し強烈すぎる内容が淡々と詳細に紹介されていました。
もちろんこのアウシュヴィッツなどの強制収容所がどういう場所であったか、どんな事が行われていたのか知らない方には大変重要な部分かとは思います。
しかし、世界中で知らない人はほとんどいないのでは?と思う今日、事実を活字で説明したところで、その悲惨さは伝える事が出来ないと思う私は、この部分を思い切って削除してある新版の方を、これから読まれる方には勧めしておきたいと思います。



文中には多くの哲学者などの言葉が引用されています。

中でも、この部分

ニーチェの「何故生きるかを知ってる者は、殆どあらゆる如何に生きるか、に耐えるのだ。」という言葉がもっとも適切であろう。すなわち囚人が現在の生活の恐ろしい「如何に」(状態)に、つまり収容所生活のすさまじさに、内的に抵抗に身を維持するためには何らかの機会がある限り囚人にその生きるための「何故」をすなわち生活目的を意識せしめねばならないのである。
 反対に何の生活目標をももはや眼前に見ず、何の生活内容ももたず、その生活において何の目的も認めない人は哀れである。



現代にも通ずる何かを感じずにはいられません。


人間って凄い生き物だ。
悪になるも善にになるもその者しだい。
同じ人間でも生き様でこうも変わるのか…。

そして生命体としての強靭な力。
繰り返すことによって何も感じる事が無くなる防衛本能。
(開放された後、美しい花を見ても何も感じる事は出来なくなるほどに…。)


生き抜くことでさらに生きていく試練が待ち受けている。


しかし生きる事の素晴らしさをこの本は教えてくれる。


ちょっと生きる事に疲れていたら…ぜひ手にとっていただきたいです。
自分らしい生き方が少し見えてくるかもしれません。






夜と霧 新版
ヴィクトール・E・フランクル
みすず書房

このアイテムの詳細を見る