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トルコのカルフール

2008-02-02 | 旅-トルコ・ブルガリア
仕事終わりに夜空を眺めていると、飛行機が次々飛んできます。
あぁ~仕事帰りなのかなぁ~とか旅行帰りなのかとか…ついつい考えてしまうんですけど、これから行く人もたくさんいるんですよね。
皆さんどこにお出かけなのかしら。


久しぶりにスーパーマーケットの話。

トルコのイスタンブールに限らず、大きなスーパーは中心から少し行ったところにあります。
まぁ地下鉄の終点とかが多いのかな?

欧州系スーパーが進出しているトルコで2ヶ所のカルフールを発見しました。
どちらも巨大でした!
1ヶ所は新市街の巨大ショッピングモールの中。
もう1ヶ所はフェリーに乗ってアジア側をぶらぶら歩いているときに発見!
こちらも巨大ショッピングモール内にありました。

フランスの企業ではありますが、土地柄が商品に出るのでなかなか楽しいんですよ。
ディスプレイのデザインもかなり差がでますね。

今回面白かったのは「すいか」です。
なんで?こんな風にくり抜いたんだろう?
あまりに美しいので思わず写真に撮ってみました。
日本の場合はスイカといえば、くし切りにしますよね。
トルコの場合は四角でしたね。
スイカはそんなに変わらない気がしますが…。

もうひとつはさすが!トルコ発祥だけある「ヨーグルト」です。



サイズが半端じゃないです!
バケツですよ。
いったい何リットル入っているのだろうか?
基本的にはデザートではなく料理に使うのが普通なので、きっとこのバケツでも1週間はもたないのかも…。

本当だったら空にして持って帰りたかったなぁ。
だってなんとなく可愛いでしょ?


トルコ -ケバブ-

2007-11-05 | 旅-トルコ・ブルガリア
本日より今週一杯、夕方1時間お休み入れさせていただきます。
8日木曜日は夕方閉店とさせていただきますので、ご了承ください。


先日、トルコから持ち帰ったシーズニングでハンバーグを作りました。
中近東周辺のシーズニングにはたいていクミンが入っています。
このスパイスによって独特の風味が出るんですよね。
美味しいですよ!


さて、トルコでいうケバブは意外と種類があるんですね。
ケバブは焼肉という意味ですが、大好きなドネルケバブ(回転させながら焼く肉)はもう日本でも馴染みがあります。
このお肉は薄切りを固めたものなので、削ぎ切りにしてくれるお肉もとてもジューシーで美味しいです。

安宿付近のレストランで食べてみたのはウルファケバブというもので、細長い棒に細かい肉をまとめたものを付けて焼くものでした。
どうもウルファというのは地名でもあるのですが、唐辛子抜きという意味みたいです…はっきり分からずごめんなさい。

見た目も美しい一皿ですね。
トマトやパプリカの焼いたものもついてて大変満足感がありました♪
これで400円ほどです。



メニューを見てもらえば分かるのですが、トルコ語と英語を表記してあり写真もあるのでとても分かりやすいレストランでしたが、お客さんはほとんど地元のトルコ人ばかりでした。
値段も安いのでお勧めです。

一緒に行ったRちゃんが食べたのはこれまた不思議な一品でした。



かなりのボリューム!
これにはイスケンダル風にヨーグルトが添えてあります。
包まれている中にはやはりケバブです。

レストランでお会計の後にしてくれたことといえば…コロンヤを振りかけてくれました。

コロンヤとはレモンの香りがするコロン風のものですが、除菌力などもあるらしく長距離バスに乗ったりレストランなどではサービスで振りかけてくれる事があります。
なんとなくさっぱりして気持ち良いのですが…どうも香りが芳香剤っぽくてちょっと苦手な私です。




ブルガリア -スーパーマーケット-

2007-10-22 | 旅-トルコ・ブルガリア
今日から2日間、見高式三番叟が行われます。
江戸時代から伝わる舞にちょっとドキドキしますね。
(夕方閉店させていただきます…ご了承ください)


どこにいってもスーパーマーケットに行くようにしているのは、ご当地ならではの物や値段などを知りたいから。
なんとなく日常生活を垣間見ることができるでしょ?

ブルガリアで大きなスーパーマーケットは「BILLA」というのがありました。
たぶんヨーロッパ外資系かと思われます。

郊外型で駐車場はとっても広く、入り口からカートで買い物するスーパーです。
大きな荷物はコインロッカーに入れましょう。
そしてビニール袋は再利用する人も多く、1枚わずかだったと思うけど有料。
警備の人にマジックで印を入れてもらってました。



↑日本では少ないけれど、欧米で多いのは野菜や果物は量り売りってこと。
カルフールなどは日本でもそうだったかも。
好きなだけビニールに入れて、はかりに乗せてその野菜のボタンを押すとバーコードシールが出てくる。
それをビニールに張っておけばレジで通せます。
これをやっておかないと、結構まわりの冷たい視線にさらされます。



↑さすが!日本のお醤油も売ってました。
他にもきれいに陳列された、洗剤やお菓子・お酒・文房具などの雑貨をはじめ、Tシャツなどの衣類もありました。
普通に鮮度の良いお魚やお肉・焼き立てパン・お惣菜も少しありましたね。

1時間くらい平気で経ってしまいます。


このスーパーの特徴は↓お店のオリジナルバッグが空でくるくる回っていることかな?
とっても目立つし、なかなか可愛いです!



*普通、ヨーロッパではあまり期待できないのですが…。
 掃除のおばさんがこまめに入ってるので、トイレが綺麗でビックリしました!

トルコ -ハマム体験-

2007-10-14 | 旅-トルコ・ブルガリア
お祭り最終日、雨になってしまいました…がうちが担当していた「焼きそば」はありがたいことに完売!となったようです。

本日、夜は貸切のため閉店とさせていただいております。
ご了承ください。


涼しくなってくると温泉に入りたくなりますよね。
特に露天風呂!大好きです。

トルコでぜひ行ってみたかった場所があります。
「ハマム-トルコ風呂」です。
それも観光客用のものではんく、トルコ人が日常使う所に…。

宿の人に教えてもらったのは、市バスのターミナルまで行き、そこから99番だったかな?のバスに乗って終点まで行きます。
そこからは聞いてね!って言われちゃって…。
バス乗り場はすごい数の出入りがあり、どこで待ってればいいのかさえ微妙でしたが、なんとか発見し「もわぁ~ん」とする車内にめげず40分ほどで終点に到着しました。
まず降りて近くにいた人に「ハマムはどこですか?」と聞いても知らなかったようで…3人目でやっと方向を確認することができた。
そこから5人くらいに聞きながらやっとこさ到着!

扉を開けると2階に美しい木造の回廊があり1階は高そうな絨毯が敷き詰められていました。
男の人が私を見つけびっくりしたような顔をして「ノ~!ノ~!!」って言うではないですか?
「…?」

ぎぇ~なんと私は男性用に入店していたのです。

さっそくその係りの人が女性用に案内してくれました。
扉を開けると先ほどとは雲泥の差!
黒のビキニパンツ一丁でタバコをふかすおばさんが2人。
すごい迫力です。
店内はタイル張りでどうもあまり清潔感はありません。

一応、あかすりもマッサージも頼んでみました。
個室に入り、服を脱ぎます。
ここで注意!パンツは脱いではいけません!
イスラムでは裸を人に見せるのはとっても失礼なことになるんです。

小さい桶をひとつと体に巻くタオルをもらっていざハマムヘ。

「天井高~い!」
日の光が天窓から差し込みます。
大きな大理石の台が中央にあり、その周りに蛇口と洗面台があります。
お湯をためて体を流し、大理石の台の上に寝転びます。
ここで汗を出すんですね~。
部屋は大中小とあり、台の温度が違います。
ぬる~いものからかなりの熱さの台まで…こりゃやけどするほどでした。

しばらく寝っころがっていると、先ほどのおばちゃんが声をかけてきます。
さ~て「あかすり」やろうか!ってな具合に。
台の上に寝かされて、泡だらけにした体を擦ります。
そんなに痛くもないし、あっという間でした。
しかし顔ももみくちゃにされて、全身泡々です。
それから今度はマッサージ。
背中や肩は気持ち良かったなぁ。
その間、おしゃべりタイムです。
「どっからきたの?」
「結婚してるの?」
「子供は?」
「私は2人いるのよ、5歳と7歳ね。育てるためにここで働いてるのよ!」とかとか…。
そして歌も始まりました。

ハマムの中は響くんですよ。
なんとも気持ちの良い空間です。

時間の制限はないので、その後もゆっくりしててかまわないようです。
できれば、洗顔・シャンプー・リンスは持っていったほうがいいですね。
そして替えのパンツも忘れずに!


トルコを肌で感じるのは、こんな場所かもしれません。

行かれる方はぜひ体験してみてくださいね。
観光客向けのゴージャスなハマムもかなりあります。
(値段もそれなりですが…)
どちらも行ってみるといいのかもしれませんねぇ~♪

*ローカルハマムは1000円ほどです。
 (トルコの人には贅沢なものなのでしょうね)
 観光客向けは5000円前後~ってところでしょうか?


ブルガリア -チャイニーズ!-

2007-10-12 | 旅-トルコ・ブルガリア
今週末の土日は地元のお祭りです。
今年は来宮神社とのお祭りが重ならないので、子供たちの数もきっと多いはず!
天気が良いといいのですが…。



イスラム教では豚肉は絶対に食べてはいけない食材のひとつです。
日本では意外と豚肉料理というのは多い気がしますし、日常良く口にしますよね。
特に「とんかつ」や「生姜焼き」などは月に1度は食べたくなるメニューのひとつです。

トルコ滞在中は豚肉が食べられなかったので、ムショウに食べたくなりブルガリアに入った日のランチにチャイニーズを選んでみました。



駅からホテルまでの道はほとんど店など無かったのですが、この赤い堤燈は目立ちましたね~そしてなぜか「ほっ…」とする気分になりました。
テラス席には1組のお客さんがいてビールを飲みながらのんびりおしゃべりをしていました。
私はもちろん一人だし、日中の気温が体に堪え店内のテーブルにつきました。
「一人でもOK?」と聞くと可愛いウェイトレスさんが「どこでもどうぞ!」って。
喉が渇いていたので、さっそくブルガリアのアイランをまず注文しました。
そして豚肉を探しているとありましたよ!
チャイニーズヌードルのポーク&ベジタブル!
ラッキーなことにメニューはブルガリア語のほかに英語でばっちり書いてありました。

出てきた焼きそば!「デカッ!」かなりの大盛りです。
これ本当に美味しかったんですよ♪



しっかりした豚肉がゴロゴロ入ってて、野菜もたっぷり!麺が平麺でコシがあり味も醤油ベースで濃すぎないのが良かったです。
でも量が多くって…残すのも心苦しいので、ウェイトレスさんに「持ち帰りできますか?」と聞くと「できますよ!」と笑顔で返ってきました。
ブルガリアの人って素敵な笑顔なんですよ。
営業スマイルではないんですね。
丁寧にパックに入れてくれて…うれしかったなぁ~。



2日目の夜は列車で遅くに帰ってきたので、スタンドのチャイニーズでテイクアウトしてみました。
品目も残りわずかで、チャーハンとサラダをお願いすると英語が通じなかったのですが全然問題なく買うことができました。
これがまた美味しかったんですよ。
サラダが好みの味だったし、ご飯も薄味で…ただ量が多いんですよ。


お腹一杯食べても500円はいかないブルガリア!いい国でした。

ブルガリア -車…古っ!-

2007-10-07 | 旅-トルコ・ブルガリア
3連休の中日、いかがお過ごしですか?
本日もまたドライブ日和ですよ!


伊豆で生活するときに必要なもの…やはり車はかかせません。
とくにこのあたりで活躍しているのは軽自動車!
最近の車は力もあり、スピードも出るので軽でもぜんぜん大丈夫です。
塩害にやられるので、意外と買い換えるのも早目できれいな車を乗る人が多いです。
(仕事用の軽トラックなどは別ですが…)


日本以外の国で車を見ると、年式の古い車を大事に?乗ってる人が多い気がします。
大切にっていう訳では決してないでしょうけど。
駐車場の少ないパリなんて、路上駐車するのに前後の車に当てながら無理やり入れ込むパターンを良く見かけますから…。
アメリカなんかもボロボロの車を良く乗ってますよね。

みんな車検なんて仕組みが無いのかな?

ブルガリアも古い車体が多かったですね~。
「プスプスプス…ガガッー…ガッ…プスン」なんてまるで昔の映画を見ているようでしたよ。
カフェオレ色の車、ちょっと左に傾いてるでしょ?
車中のお兄さんがでっかくてねぇ~。
とにかくこんな感じの車がた~くさんありました。

一番気に入ったのは↓こちらのジープ♪



色もかわいいし、幌の感じもいいでしょ?


ブルガリア -ブルガリア料理-

2007-10-06 | 旅-トルコ・ブルガリア
なんだか異国の雰囲気漂う夕暮れ時…店内フランス語一色でなにやら音楽談義に花が咲いているようです!
(あぁ~フランス語って音が好きだなぁ~♪内容は一切分かりません…残念!)


ブルガリアってどんな食べ物があるの?
そんなことも知らなくて実際行ってみると、なにやらトルコ料理とそっくりな物が多い!

一人ではレストランには入りづらいので、ついつい簡単なものやチャイニーズになってしまった。

バラ祭りに行った時はラッキーなことに一人旅の女性たちに出会えてお互いがレストランに行ってブルガリア料理を堪能したい!と意気投合♪
そんな思いをそれぞれがしていたなんて!


カザンラクのレストランは見た目普通の家?っていう店構え。
中に入ると明るい中庭が見えた。
暑いのもあったけれど、雨も上がったしこれはテラス席にしよう!




メニューは写真もあったり、お互いの知識を総動員しなんとか注文をしてみる。
まぁほとんどが何の料理か分からないままだったんだけど。

■チョプスカサラダ
白チーズのサラダはシンプルで美味しい!
塩気のあるチーズは野菜とも良く合う。

有名な煮込み料理のカヴァルマはチキンを選択。
色々な具があるようで試してみたかったなぁ。
これは最高に美味しかった!

↓これはなんだか雑炊のようなもの。これまたやさしい味で美味しかった。


ほかにもチキンのチーズ焼きなど頼んだり、結構お腹一杯になりました。

最初に頼んだアイランはトルコのが美味しかった気がする。
最後は「チャイ」を頼んでみた。
紅茶ではなくハーブティーのティーバックでレモンがついてきた。
胃にスーッと入って飲んでスッキリ!



器はすべで土焼きのかわいいものでした。
メニューを見てオーダーするたびに、ウェイターが首を横に振るので最初は慣れなくてビックリした!
YESとNOが逆の動作だなんて!

知り合いに聞いたら、ギリシャなどでもそうらしい。
世界は広いねぇ~!


トルコ旅行 -ラフマジュンとシミット-

2007-09-18 | 旅-トルコ・ブルガリア
今朝の蒸し暑さったら…本当に10月までつづくんですか?
……勘弁してもらいたいです。

今は雨も降ってて肌寒いくらい…体がおかしくなっちゃいますよ!



以前イタリアに行ったときやはり食べたものといえばピッツァ!
しかし、トルコのピザのが美味しかった気がするんですが…どうですかね?


ピデというのはちょっと厚みがあって細長いパン風のものに、いろいろな具が乗ってるんです。
これも美味しいのですが、私が気に入ったのは「ラフマジュン」というもの。
生地が薄~いんですよ。
それにちょっと香辛料の効いたソースが塗ってあって、お店で食べるとそのままで出てくるのですが、ストリートだと中にイタリアンパセリをた~っぷり入れてレモンを絞って、くるくる巻いて食べやすくしてくれます。

わずか100円程度の食べ物ですが、本当に美味しい!

香ばしい生地・ピリッとしたソース・ハーブの香り♪

幸せ!




そしてどこにいても見つけられる「シミット」はこれこそトルコで最高のストリートフードではないでしょうか?
屋台のおっちゃんや、棒に挿して売ってるおっちゃんが「シミット・シミット・シミット・シミット~!!」て叫んでるし、どんなパン屋にいってもこのゴマのパンは置いてある。
何よりもどれを買っても間違いなく美味しい!というのが最高ではないですか?



香ばしいゴマの香り、外はパリッと中はもっちりで味わい深いです!
なんとストリート価格50円!
どうですか?



ほかのパンも美味しいですが、このシミットは1度食べたら病み付きになりますよ♪



トルコ旅行 -クンピル-

2007-09-17 | 旅-トルコ・ブルガリア
昨夜は久しぶりのバーベキューに誘われて…ちょっと遅くなってしまいましたが参加できて楽しかったです。
(といっても食べるだけですみません…)
ありがとうございました。
そして、皆様お疲れ様でした。



今日は昨日のバーベキューにも出たジャガイモのホイル焼きで思い出した、トルコのファーストフード「クンピル」を紹介します。


本当は店内のレジで注文と清算を済ませるのですが、知らなかったので直接作ってる人に頼んでしまいました。

店内に置いてある鉄の焼芋機から大きなジャガイモを取り出してきます。
こんな大きなジャガイモは日本ではあまり見ることのできないサイズかも。

半分に切って、片方の芋を皮から剥がしもう片方に乗せます。
そこに大量のバターを入れ、練ります。




↑これだけあるトッピングから好きなものを乗せてもらうのですが、味が分からないので、全部乗せにしてもらいました。

すごいボリューム!
まぁお値段もいいので、夕食代わりには十分かもしれません。
びっくりしたのは一緒に頼んだネスカフェが高かったこと……。

カラキョイからシルケジ駅付近にはこの「クンピル屋」が数軒あります。
一度ぜひ試してみては?


夕方は美しい風景が見られます。
だんだん暮れてくるイスタンブルの町は何ともいえない郷愁を感じます……。↓



トルコ旅行 -軍事博物館-

2007-09-14 | 旅-トルコ・ブルガリア
爽やか~な一日です。

昨日、生栗を剥いて(手が攣りそうになりながら)栗ご飯を頂きました!
美味しかった~。



軍事博物館は意外と旅行先で行く事があるのですが、今までで一番楽しかったのがトルコ・イスタンブールの博物館。
1993年に出来たまだ新しい博物館だそうです。

入り口でチケットを購入するときは注意してくださいね。
写真撮影は別料金です。

すごい数の展示品は迫力満点。
ありすぎて疲れてしまいました……。



昔の人はよくこんな重くて邪魔くさい装備で戦ってましたね。
日本の鎧もそうですが、本当に驚くほどの装備品です。
中には亀の甲羅やワニの甲羅で出来た盾があったり、槍・ナイフ・刀・斧・鉄砲など数限りない展示です。

一人で静かな館内を歩いていると、展示品のある箱の脇にボタンがあってそれでイチイチ電気を付けながらの見学です。




↑こんな素敵なデザイン、細かい細工の物もたくさんあります。
 武器じゃなければもっといいのに…。



館内はほとんど人もいなくてホッと出来る瞬間。
トイレも美しく、眺めも良かったです!
行くまでの螺旋階段の空間がなんともいえず、いい!


15時~の軍楽隊のステージは絶対に見なければなりませんよ!

トルコの軍楽隊(メフテル)は世界最古の軍楽隊だそうです。
雨が降っていたので、会場は室内に急遽変更になりました。
小学生中学生のグループはたぶん社会科見学なんでしょうか?
日本からのツアー客もいましたね。
その添乗員さん(トルコ人♂)が私に声を掛けてくれて、「日本人が一人旅をしているのをはじめて見ましたよ!」ですって。
普段観光地ばかりにいる添乗員さんはきっと気がつかないこともあるんですね。

拍手の中、い~っぱい派手な衣装でぞろぞろ出てくるではないですか!
歌・笛・太鼓・シンバルなどの楽器担当の人以外に、ただ立ってるだけの人も多いんです。
旗持ち・剣持ちなどなど。

指揮者がお辞儀をし音楽が始まります。

リズムの良い調子に子供たちはおおはしゃぎ♪。
とっても楽しそうでした。

1時間近くも演奏してくれたでしょうか。
途中で「さくら」を演奏してくれたのには驚きましたね!
ツアー客がいるとその国の有名な曲を演奏してくれるんですよね~きっと。

とにかく凄い得した気分になりました!
ありがとう!軍楽隊。


トルコ旅行 -寝台列車2-

2007-08-27 | 旅-トルコ・ブルガリア
暑いのも今日までと天気予報では言ってるが…そうだといいなぁ。

ギリシャでは熱波と乾燥で山火事があちこちで起きているそうだ。
しかし…恐ろしいことに放火との見方もあるそうで。
なんでも法律で山林を宅地にすることは出来ないが、燃えてしまった土地は宅地に変更することが可能になるんだそうですよ。
悪徳不動産業の仕業なのか?そんな噂も出ている中、国では非常事態宣言が発動された。




昨日のつづき…
大切な注意点を追加で。

*乗車前にはトイレに行っておこう!(状況はご想像にお任せします)


ブルガリア・プロヴディフ到着時間は午前9時半前後。
すっかり陽の昇った車窓の風景はとても楽しかった!
(お腹はかなり空いてましたが…)



羊・馬・牛はもちろんでしたが、無人の小さな駅の周りの小さな町。
途中で見かける壮大な平原。
なんともいえず牧歌的というか…田舎風景というか…かなり素敵でした、ブルガリア!

私が感動したのは、ある平原で幌トラックが坂の上で止まると、パラパラと飴玉のようにカラフルな点々が広がっていきました。
最初は良く分からなかったのですが、カメラの望遠で覗くと農夫たちでした。
手にはそれぞれ鍬などを持ち、規則正しく並び作業をしています。
こんなに広い農地を手で開墾するなんて!



プロヴディフの駅舎はとても美しく、中も清潔です。
小さなカフェテラスが1つ…あとは切符窓口が2箇所と自動販売機くらいしかなかったです。
地下道は多くの商店が並び、かなりにぎやかでした。
(ここに有料のトイレがあります)

到着したその日、ホテルに荷物を預けて町を散策。
まずは帰りの寝台切符を買いにもう一度駅まで行きました。
構内の切符売り場で「イスタンブールまでください」と言ったらここではないと軽くあしらわれ、ほとんど相手にもしてくれません。
英語は通じているのかな?
もう1箇所の切符売り場で今度はブルガリア語でチャレンジ。
するとここでもないとのそっけない対応。
「切符売り場はどこですか?」と英語で尋ねると、「外だ!」との返事。
う~ん愛想がないなブルガリア!

駅舎から一度出て、お巡りさんに聞くが良く分からない様子。
一緒にいた普通のおじさんが通りの向こうだと教えてくれる。
外国での鉄則は最低3~5人には聞かないとたどり着かない。
今までの経験で、さらにタクシーの運転手に聞いてみる。
「そこまでタクシーで連れてってあげるよ!乗って!」
って、おい!そんなに遠いわけないだろ!
「ノーサンキュー!」

通りを渡り道行く主婦に聞いてみる。
「う~ん知らないわ」
もうひとり子供連れの若い人に聞いてみる。
「あのオフィスじゃない?」
ってもう目の前でした。
なんとかたどり着くものです。
(ちなみに駅から100mほどしか離れてないのに分かりづらい)

一応ツーリストオフィスって書いてあってインターナショナルとも書いてある。
中にはおばあさんが2人いて、「イスタンブールまで買えますか?」と聞いたら「もちろん!」とのお返事。
は~っ、これで帰ることができる。

一人旅は苦労が多いけど、一つ一つの達成感は切符1枚でも自信になる!

行きと同じく2等寝台で。
「ユーロ?リヴァ?」と通貨も選べました。
もちろんブルガリア通貨で。
パスポートを渡し、「そこに座って待っててね!」ととてもやさしい言葉が心に染み渡る…。
ブルガリア人も色々だ!
なんとなく落ち着くオフィスでした。(お客は私だけでしたが)


行きは良い良い、帰りは怖い。
夜の駅で時間をつぶしながら時刻表を見る。
ブルガリア語だけなので、ほとんど分からない。
たぶんイスタンブール行き21:57発、4番線、60ってなに?
そんなこんなでホームで待ってたら、荷物を持たない人ばかり。
心配になって、おじさんに声をかける。
一人目、面倒くさそうに「わからない」と答え。
二人目、「ちょっとまってて!」と言い残し、走って階段を降り、戻ってくると私を呼んでくれて、隣のホームまで連れてってくれた。
「ここで待ってればいいから!」とすべてブルガリア語なのでそんな感じかと思われる。
「ありがとう!」とあまりのやさしさに握手を求めてしまった。

しか~し待てども永遠と列車は来ない。
やはりハンガリーからなのであの60というのは1時間遅れってことなんだろうな~と思い始めたころ、背の高いおじいさんがバックパック背負って声をかけてきた。
「あなたもイスタンブールへ?」って。
「そうです、あなたもですか?」
「そう私も」
聞いたらイングランドからだそうで、腕には高級ブルガリの時計が。
おじいさんは一生懸命話してくれました。
「あの60はたぶん1時間遅れっていうことだと私は思うんだよ!」と
「I think」を妙に強調してました。
やはりブルガリア語がまったく分からないそうで…。
おじいさんはブルガリアが嫌いだといってました。
特に「ソフィア」は酷い所だと。
2時間ほど英語の勉強になりましたが、私の発音ではまぁなかなか通じませんでした。
一生懸命聞いてくれたんですけどね~。



気がづくとまわりに人がちらほら。
若い男の子に「あなたもイスタンブール?」って聞いたら「ぼくは●●●だよ」ってたぶん途中下車なんでしょうね。
ほとんど手ぶらだったから。

4人の恰幅の良いおばさんたちはポリポリとひまわりの種を上手に食べてました。
「この電車は何時に来ますか?」とブルガリア語で何とか聞いてみると…5回目くらい言い直したら「あ~ぁ、あと15分よ!」って。
15という数字を英語で一人のおばさんが言い直してくれました。

それをイングランドのおじいさんへ伝えると、「良かったよ!」ってちょっと興奮気味。
だってすでに23:30を過ぎようとしてました。
程なく列車は到着し、すぐに寝台ベッドへ寝転んだ。

朝のイスタンブールが見えてくると…なぜか心からほっとしたりして。
定宿となったホステルへ向かう。
みんなのいる部屋に入ると、
「おかえり~!」という言葉とともに、私よりも前に出発した子も戻ってきたりしていて、「久しぶりだね~!」「ずいぶん焼けたんじゃない?」なんて会話が続く。
さっそくトルコの朝食、チョルバを食べに町へ出る。

やっぱトルコはいいなぁ~って心から思った瞬間。
旅って面白いですよね~。


トルコ旅行 -寝台列車1-

2007-08-26 | 旅-トルコ・ブルガリア
先日突然来た友人のお土産をいただきました。
モロゾフのシャーベット。

濃厚なソルベは美味しいですね!
ごちそうさまでした。



寝台列車に乗りたくて、無理やり予定を組んだイスタンブール~ブルガリアの旅。
イスタンブールの駅はヨーロッパ大陸に1つ、アジア大陸に1つ大きなものがあります。
もちろんヨーロッパ側はあのオリエント急行の発着駅で有名なところです。
私の大好きなアガサクリスティも降り立った場所。
ここから旅に出たい!そう思ったのです。

夜行寝台には1等2等と座席があって、私は2等にしてみました。
切符を買うときはインターナショナル窓口で購入します。
行き先はブルガリア第2の都市、プロヴディフ。

列車は1日に1本のみ。
イスタンブールからハンガリーのブダペストまで横断します。
途中下車なので1泊ですが、たぶん終点までだと2泊はするのではないでしょうか?

日の暮れた駅のホームはガランとしていてちょっと寂しい。
乗り込んでからは食べられないと思い、駅前でバーガーを食べてきた。
途中で焼き栗を買い、それを読書のつまみにして列車を待つ。
時刻どおりに出発するのはやはり終着駅だからだろう。

車掌さんはブルガリアの人でした。
自分の寝台まで案内してくれて、切符は没収。
聞いたら、降りるときに教えてもらえるそうで、そのとき切符も返却してくれるということでした!
と~っても親切ですよね。
そして枕と毛布をもらいました。
すっかりベッドはシーツも整えられて、寝るだけになっています。
2等は3人使用、ちいさな洗面台有り、水はかなり匂いますので、歯磨きはミネラルウォーターをお勧めします。
部屋は私の降りる駅まで独占状態!ラッキーでした。
(なんと帰りの寝台も同じ、イスラム圏ということもあり男女別部屋にしてくれますし、女性の旅行客は少ないんですね…だって男性はいっぱいでしたもの)

夜中、肌寒いです。
ノックの音、「もうすぐボーダーだからね!」

さらにノックの音、「さぁ!降りてパスポートコントロールへ」


閑散としたホームにそろそろと乗客は降りていきます。
蛍光灯の明かりが眩しいオフィスで並び、出国審査を受けます。



ホームには2箇所ほど免税店もありました。
(意外と買ってる人がいてびっくり!見てみればよかったなぁ~)

無事に出国、列車に戻りしばらくして動き出しました。
20分ほどかな?またノックの音。
「パスポート プリーズ!」とはいいませんでしたが、たぶんブルガリア語でそうなんじゃないかな?
今度は入国審査、パスポートを預けます。
オフィスはなくて、入国判子を押してまた届けてくれました。


ちょうど真夜中~明け方なので、眠いのですがバスでの座席移動を考えたら本当に体が楽で助かりました。
やはり横になることは大切ですね。

帰りも色々と大変だったのですが、それはまた明日にでも…。


*列車に乗る前は1Lのミネラルウォーターを持って乗車すること。
 かなり乾燥するので、絶対に必要です。
 夕食を食べても、小腹がすくのでお菓子などの非常食を!
 昼ごろ到着予定であれば、朝食も持ってると安心です。
 列車の旅は何があるか分かりませんものね。

トルコ旅行 -ドバイ国際空港-

2007-08-23 | 旅-トルコ・ブルガリア
昨日の暑さもきつかったけど、今日は雨も降ったし涼しくて…救われます。

のんびり森の中で読書の予定が、木陰でも暑くて…いろいろ移動してみたものの気持ちよく読書は出来ませんでした。
しばし、苔の上でごろんと寝転がり…気持ち良かったな。


先日のつづき。
エミレーツ航空をはじめ、各国航空会社の経由地となるドバイ(アラブ首長国連邦)は巨大なハブ空港。
本当に24時間眠らない空港でした。
実は夜中~明け方のほうが活気があるくらいで…。


まぁ~広いです。
細長~く広いんです。
歩く歩道を永遠と進み、端から端へ行くと20分以上かかるのではないでしょうか?

まず最初に感じたのは、ゴージャスな雰囲気。
トランジットとはいえ、免税店でお買い物も出来るし、中には金製品のコーナーやクジであたる超豪華な景品の数々。
中でも高級外車は2台ほどありましたが、私には良く分かりませんでした。

極めつけはロレックスの時計。


これは一体いくらくらいなのだろうか?
(まぁダイヤとかは無さそうなので案外安いのかも)



免税店の中には、お菓子やタバコ、お酒などはもちろんですが、医薬品や石鹸、歯磨き粉、紙おむつ、などちょっとした巨大スーパーのようでした。


空港の真ん中あたりに、エミレーツ空港で4時間以上のトランジットの人だけに無料のミールサービスがありました。
受付には長蛇の列。
10時間あるから2回でもいいのか?と聞いたら1回だけだそうで…一応時間も指定されるんだけど、希望することもできました。
私たちは「お腹がすいたから今!食べたいです」というと意外とすんなり通してくれて…もう食べれませんよ!とは釘を刺されましたが…。

飛行機が良く見えるガラス張りのカフェテラスはビュッフェ形式でカレー、サンドウィッチ、果物、デザートまでかなり種類も豊富でした。
オレンジジュース、珈琲なども頼むと運んでくれます。

カレーは美味しかったな。

ぜひトランジットを空港で過ごす方はのんびりお茶だけでもしてみては!
なかなか快適でしたよ。


それにしても空港内は、床に寝ている人が多いこと!!!
何もひかないで…もしくは布一枚を自分ごと包んでいる人もいました。
そんな人々の過ごし方を見ているだけでも面白いものです。



トルコ旅行 -エミレーツ航空-

2007-08-21 | 旅-トルコ・ブルガリア
なんでこうも暑いのでしょうか?

お盆明けて、オフィスに電気が入る昨日から電力供給がかなり危なくなってきたそうです。
特にお昼~夕方までの暑い日中が…。
危険を伴う原子力発電は今現在停止中ですが、できれば電気量を減らす生活というのも考えていかなければならないですね。

かといってこの暑さ、冷房は入れないと…死んでしまいます。


このパソコンでの作業もここしばらくは極力減らしているところです。



昨日は中華航空機の爆発事故で被害がなくてほっとしているところですが、本当に危機一髪でした。
このボーイング社の機体はかなりの航空会社で使用中だそうで…。
(やはり中国系は危険度大な気がするのは私だけでしょうか?)

トルコに行くのに選んだ会社は「エミレーツ航空」です。
今流行のオイルマネーにあやかってエコノミーでもサービスに期待できるから…。
これは本当に期待通りでした!


搭乗してから、座席にはディスプレイがあり、フットレストありと快適。
オンデマンドのエンターテインメントは500チャンネルもありました。
機体が安定してから配れた今では珍しい歯ブラシなどが入ったアメニティグッズ。
中にはアイマスク、靴下、歯ブラシ、シール、ポーチはポシェットにもなる仕様でした。


もちろんアルコールも無料サービスで機内食もなかなかの味。
意外と帰りの方がメインが美味しかったな。




焼き鳥とチャーハンもかなりの美味しさ、なぜか機内で食べる少しのおそばに癒されたりする。
いつものトニックだけど、ちょっと甘かったかな。



トルコまではドバイ経由でなんとドバイ空港で約9時間も待たなければならないのが、かなりの苦痛になるところだけど、なんとなくあっという間でした。
エミレーツ航空は空港で4時間以上トランジットの場合、無料のレストランを利用することができます。
これは明日にでもまた紹介します。



成田も就航してくれればいいのにな。
アフリカもヨーロッパも繋がりさえよければ今後も利用したい飛行機でした。
(機内で知り合った人はモロッコのカサブランカまでわずかトランジット1時間ほどでした…喫煙コーナーで2本吸ったらもう搭乗って感じ)

トルコ旅行 -ケバブサンド-

2007-08-15 | 旅-トルコ・ブルガリア
今日の暑さは異常なほど…店内の気温が30度より下回ることないまま陽が暮れました……。

旅行中のペット(ほとんどが犬ですが)たちも大変な思いをしますよね。
車の中は冷房が利いていても、足元おぼつかず、砂浜も熱いし、アスファルトも熱いし…。

今でも外はかなりの暑さ。お散歩だけでも一苦労です。



無性に食べたくなるケバブサンド。
これもトルコでは無くてはならない存在です。
町のいたるところで薄切り肉を棒に巻いて、ぐるぐる回して焼いているスタンドやお店をたくさん見かけます。
ドネルケバブっていうんですけどね…見ると食べたくなるんですよ。

しかし結構なボリューム。
一食1個が限界です。
マトンに生野菜入り、パンはピデにすることが多いです。
(エキメッキだと食べきれないから)
ほかにもラップサンドのように丸めるのもあります。




お店のおじさんは声だしながらジューシーなお肉をそぎ落としていきます。
とにかく美味しい!

アイランやオレンジジュース、も一緒に売っていることが多いです。
ちなみにこの店はグランバザールの小さい路地の人気店。
(だってみんな地元の人が買ってたんですもの)



↑こちらはチキンのピデ版。
 この店も独特で美味しかったなぁ。
 野菜に火が通ってて、ピクルスも入ってた。



お店はかなりの有名店らしく、最近流行の小さいハンバーガーが売られてた。
(食べなかったことを後悔してます)
この店はタクシム広場のケーブルカー乗り場近くにありました。


どの店もそれなりに美味しく、外れることはまず無いでしょう!
チキンやビーフが多かったのは気のせい?
だいたい3~4リラってところでしょうか。
(350円くらい)