朝から洗濯・掃除・布団干しと家事をこなしていると、雨の降りそうな空に…。
雨が降る前に花の終わった「キンモクセイ」の剪定をしたい。
枝バサミと鋸を用意し、大きくなった枝をまずはベランダから落とし始める。
手が届かなくなると、柵を乗り越え屋根に乗りバサバサと切っていく。
おおかた上部の剪定を終えると、今度は庭から木に登り隣のうちにかかってしまっている枝を鋸で切る。
形を整えて、落ちた枝をさらに短くしてゴミ袋に詰める。
(すっかり汗だくになってしまった)
それにしても11月だというのに蚊が多い。
***
つづき。
せっかくなので朝一番で温泉に入る。
今日も暑くなりそうだ…。
チェックアウトして、朝食を食べに「こんぴらうどん」へ向かう。
工場ということで、8時前には営業しているらしい。
住宅地にあるため、地元の人に聞きながら見つける事ができた。
130円・150円…驚きの値段だった。
メニューは2つだけ。
あとはちくわの天ぷらか生卵のトッピング。
地元で働く男達が何人もうどんを食べていた。
おばちゃんに「何にしますか?」といわれて、「しょうゆに卵お願いします」と頼む。
「味が足りなかったらしょうゆ掛けてね」とあっという間に出てきた。
いやぁ~さぬきはほんとにうどんが美味い。
歯ごたえのあるものが好きな私にはたまらないコシの強さ。
卵をくずしてかき混ぜると…まろやかな味になってうどんに絡まり病みつきになる。
大満足の朝食だった。
今日は高松まで戻って、「坊ちゃんエクスプレス」というバスで愛媛・松山へ移動する予定。
昨日の夜、ビールを飲みながら突然丸亀に行ってみたくなった。
ので、途中下車の旅。
琴電よりも少し立派なJR琴平駅。
コーヒーを買って列車に乗る。
途中乗り換えの駅でおばちゃん2人に話しかけられる。
私が読んでいた文庫本に向かって「いいねぇ~ちっちゃい文字が見えて」とおっしゃった。
仲の良さそうなお二人はこれから高松に行って「日野原重明」先生の講演を聴きに行くそうだ。
香川弁の心地よい響きに嬉しくなった。
丸亀駅は立派だった。
荷物もあるし、とりあえず観光協会に立ち寄ってみることにした。
対応していただいたお姉さんにまずは…、
「町の地図はありますか?」と聞く。
すると、
「どこに行かれますか?」と聞いてくれる。
これはチャンスとばかりに、
「ちょっと相談させていただいても良いですか?
実は今日中に松山まで行きたいので、夕方には高松に着かなければなりません」
「どうやって松山に行きますか?」とさらに聞いてくれる。
「電車よりもバスのがいいですよね?」
「そうですね~」といいながらバスの時刻を見てくれて、「ではこのバスに乗るとして…計画立てますか」と言ってくれた。
テーブルの上に、地図を広げ、市内のバスの時刻表片手に「じゃぁ一緒に考えましょう!」と気合を入れてくれる。
私は「どうしても行きたいのが、現代美術館と平井美術館、できれば丸亀城とうどんも食べたいです」
すると、ぶつぶつ独り言をいながら、「あぁこれじゃぁ無駄だなぁ~」とか「これだと間に合わないし」と色々考えてくれているようだった。
・・・
突然、「自転車乗れますか?」と聞かれ、
「乗れますよ~というか、自転車乗りたいです」と言うと…、
「よし、ではこれで行きましょう!いいですか?!よく聞いてくださいね」と、その計画を話してくれた。
向かい側にレンタサイクルがあります、ここで自転車を借りてください。
ちなみに500円ですが、返却すると300円戻ってきます。
それから、コインロッカーは高いので、ここで預けると1個100円なのでお得です。
自転車を借りたら(といいながら地図にマーカーで線を付けてくれる)、こう行ってこう行き丸亀城の駐輪場に自転車止めて、城内を散策し、お土産屋に寄って「丸亀団扇」の製作を見学してみてください。何も買わなくていいですよ。団扇の製作工程を見ていただきたいんです。
天守閣まで行って(といいながら、割引券を手渡してくれる)丸亀~瀬戸内海の景色も見てください。
さらに自転車に乗って、こう行ってこう行くと平井美術館に行きます。
まぁちょっと遠いですが、道は分かりやすいので大丈夫です。
私が「ここは商店街ですが自転車は通れますか?」と聞くと、
「そうですね、でも人もあまりいないし、他だと遠回りになるので突っ切っちゃいましょう」
この辺でお腹が空いたらこのうどん屋で、この辺りだとこのうどん屋がお勧めです。
同じ道を戻って自転車だけを返却して、最後に現代美術館で時間を調整して、荷物を受け取るというのが良いと思います。
あぁ、美術館の前に「きままや」さんというお店があるので、ここで前売り券を買ってくださいね。
・・・
いやぁ~もう感激なんてもんじゃなかったな。
こんなに自分の町を愛して、旅する人を心地よくしてくれる観光案内は初めて。
「本当に助かりました!ありがとうございます!」と挨拶をして出ようとすると、外まで一緒に出てきてくれて「あそこがレンタサイクルですから…楽しんできてくださいね!」と最後まで親切だった。
この出会いで、私の旅は何倍にも楽しくなった。
さっそく、レンタサイクルを借りると…、
「これからどこ行く?」と聞かれ、「丸亀城です」というと、
おっちゃんが、「この道をま~っすぐ行って、郵便局を左な」…ほんとにみんな優しい。
身軽になって、しまなみ海道とはいかないがサイクリングを楽しむことにした。
雨が降る前に花の終わった「キンモクセイ」の剪定をしたい。
枝バサミと鋸を用意し、大きくなった枝をまずはベランダから落とし始める。
手が届かなくなると、柵を乗り越え屋根に乗りバサバサと切っていく。
おおかた上部の剪定を終えると、今度は庭から木に登り隣のうちにかかってしまっている枝を鋸で切る。
形を整えて、落ちた枝をさらに短くしてゴミ袋に詰める。
(すっかり汗だくになってしまった)
それにしても11月だというのに蚊が多い。
***
つづき。
せっかくなので朝一番で温泉に入る。
今日も暑くなりそうだ…。
チェックアウトして、朝食を食べに「こんぴらうどん」へ向かう。
工場ということで、8時前には営業しているらしい。
住宅地にあるため、地元の人に聞きながら見つける事ができた。
130円・150円…驚きの値段だった。
メニューは2つだけ。
あとはちくわの天ぷらか生卵のトッピング。
地元で働く男達が何人もうどんを食べていた。
おばちゃんに「何にしますか?」といわれて、「しょうゆに卵お願いします」と頼む。
「味が足りなかったらしょうゆ掛けてね」とあっという間に出てきた。
いやぁ~さぬきはほんとにうどんが美味い。
歯ごたえのあるものが好きな私にはたまらないコシの強さ。
卵をくずしてかき混ぜると…まろやかな味になってうどんに絡まり病みつきになる。
大満足の朝食だった。
今日は高松まで戻って、「坊ちゃんエクスプレス」というバスで愛媛・松山へ移動する予定。
昨日の夜、ビールを飲みながら突然丸亀に行ってみたくなった。
ので、途中下車の旅。
琴電よりも少し立派なJR琴平駅。
コーヒーを買って列車に乗る。
途中乗り換えの駅でおばちゃん2人に話しかけられる。
私が読んでいた文庫本に向かって「いいねぇ~ちっちゃい文字が見えて」とおっしゃった。
仲の良さそうなお二人はこれから高松に行って「日野原重明」先生の講演を聴きに行くそうだ。
香川弁の心地よい響きに嬉しくなった。
丸亀駅は立派だった。
荷物もあるし、とりあえず観光協会に立ち寄ってみることにした。
対応していただいたお姉さんにまずは…、
「町の地図はありますか?」と聞く。
すると、
「どこに行かれますか?」と聞いてくれる。
これはチャンスとばかりに、
「ちょっと相談させていただいても良いですか?
実は今日中に松山まで行きたいので、夕方には高松に着かなければなりません」
「どうやって松山に行きますか?」とさらに聞いてくれる。
「電車よりもバスのがいいですよね?」
「そうですね~」といいながらバスの時刻を見てくれて、「ではこのバスに乗るとして…計画立てますか」と言ってくれた。
テーブルの上に、地図を広げ、市内のバスの時刻表片手に「じゃぁ一緒に考えましょう!」と気合を入れてくれる。
私は「どうしても行きたいのが、現代美術館と平井美術館、できれば丸亀城とうどんも食べたいです」
すると、ぶつぶつ独り言をいながら、「あぁこれじゃぁ無駄だなぁ~」とか「これだと間に合わないし」と色々考えてくれているようだった。
・・・
突然、「自転車乗れますか?」と聞かれ、
「乗れますよ~というか、自転車乗りたいです」と言うと…、
「よし、ではこれで行きましょう!いいですか?!よく聞いてくださいね」と、その計画を話してくれた。
向かい側にレンタサイクルがあります、ここで自転車を借りてください。
ちなみに500円ですが、返却すると300円戻ってきます。
それから、コインロッカーは高いので、ここで預けると1個100円なのでお得です。
自転車を借りたら(といいながら地図にマーカーで線を付けてくれる)、こう行ってこう行き丸亀城の駐輪場に自転車止めて、城内を散策し、お土産屋に寄って「丸亀団扇」の製作を見学してみてください。何も買わなくていいですよ。団扇の製作工程を見ていただきたいんです。
天守閣まで行って(といいながら、割引券を手渡してくれる)丸亀~瀬戸内海の景色も見てください。
さらに自転車に乗って、こう行ってこう行くと平井美術館に行きます。
まぁちょっと遠いですが、道は分かりやすいので大丈夫です。
私が「ここは商店街ですが自転車は通れますか?」と聞くと、
「そうですね、でも人もあまりいないし、他だと遠回りになるので突っ切っちゃいましょう」
この辺でお腹が空いたらこのうどん屋で、この辺りだとこのうどん屋がお勧めです。
同じ道を戻って自転車だけを返却して、最後に現代美術館で時間を調整して、荷物を受け取るというのが良いと思います。
あぁ、美術館の前に「きままや」さんというお店があるので、ここで前売り券を買ってくださいね。
・・・
いやぁ~もう感激なんてもんじゃなかったな。
こんなに自分の町を愛して、旅する人を心地よくしてくれる観光案内は初めて。
「本当に助かりました!ありがとうございます!」と挨拶をして出ようとすると、外まで一緒に出てきてくれて「あそこがレンタサイクルですから…楽しんできてくださいね!」と最後まで親切だった。
この出会いで、私の旅は何倍にも楽しくなった。
さっそく、レンタサイクルを借りると…、
「これからどこ行く?」と聞かれ、「丸亀城です」というと、
おっちゃんが、「この道をま~っすぐ行って、郵便局を左な」…ほんとにみんな優しい。
身軽になって、しまなみ海道とはいかないがサイクリングを楽しむことにした。