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不定期で更新中♪

大道芸♪

2007-09-30 | 祭り
終日あいにくの天気で肌寒く感じます。
秋を越して初冬ってところでしょうか?
なんだか調子狂いませんか?


そんな初冬11月に毎年開催されている大道芸ワールドカップが今年も静岡で開催されます。
世界中から集まるパフォーマーが総勢154名、かなり大規模なイベントです。

昨年も取材した方からお話をきいてはいるものの、週末開催のため実際に見に行くことができないのが残念です。


先日、フランスのパントマイムの大御所、マルセル・マルソーさんが亡くなりました。
パントマイムといえば、音や声をはじめ何も無いのにまるで背景やその物自体が見てくるほどの演技力を必要とするパフォーマンスです。
中村有志さんがTVでやっていたのを思い出します。
(階段を下りたり上ったりするとか…)

また大道芸は公園や駅周辺などで海外では良く見かけます。
たいていはお金を入れると動いてくれるパターンに最近はなっていますね。
中にはま~ったく動かないで立っているだけの人もいます。



できれば普通に動いてる姿を見ないうちに通り過ぎたいものです。
ちょっと休憩に水を飲んだり、タバコを吸ったりする姿をみるとちょっと残念な気分になります。

子供たちは大喜びですね。
親から小銭をもらって缶に入れれば、突然動き出すその姿に超~興奮状態。
下手すると泣き出す子供もいるほど…。

技を磨くのも大変なことですよね。
私はバルンアートでさえ怖くてできませんもの。
と~っても印象に残っている大道芸人さんは小さい自転車にのってピエロのメークをして大笑いするほどの演技をしてくれた人です。
たしか場所はパリだったかと思います。
いったい誰だったのか?いまどうしているのか?

そんなことを思い出しました。(今度写真が見つかったらUPします)



「みえない雲」を見て感じる恐怖!

2007-09-29 | 映画
異常気象でしょうか?
今日は長袖1枚でも肌寒く感じる気温です。
先日から「河津桜」が咲いているとの話を聞くようになりました。
樹によってはすでに5分~満開になっているそうです。
近所の方から枝をおすそ分けしていただきましたが…まぁ随分と早く咲いてしまったものですねぇ。

来年の桜祭りが少々心配になってきました。


普段ドイツ映画を観る機会があまりないのですが、先日「みえない雲」を見ました。

ストーリーはチェルノブイリ原発の事故直後に原作が書かれた、恐ろしいものでした。
原子力発電所の事故により、若い恋人たちの苦悩する姿を描いています。


町で鳴り響くサイレン…ほとんどの人間は訓練だと思い、実際に事故が起きたと分かると町中がパニックに陥ります。
80キロも離れた場所だから!とはいっても風向きによって放射能を含んだ雲が迫ってきます。
そして雨です…日本映画「黒い雨」と一緒です。

被爆した彼女は母と弟を亡くしてもなお、一生懸命生きようとします。
髪が抜けても隠さず、堂々と町を歩く姿に勇気づけられます。
恋人も被爆し、二人一緒に頑張っていこうとする姿に感動しました。

単なるパニック映画ではなく、「生きる」ことの意味を考えさせられるものでした。
ラストでは抜けた髪が少し生えてきて、両手を力いっぱい天に振り上げて楽しそうに叫ぶ彼女に救いがあります。(あの後どうなったのか?を考えるとちょっと辛いですが…)

公式サイトにあったインタビューから…主演の女優さんはチェルノブイリ事故の年に生まれたそうです。
その影響かどうかはわかりませんが、心臓に穴が開いているのが分かりその検査のときになんと!肺が片方無い事が判明。
そんな自身のことなど一切表に出さず、この役を演じきっていました。



日本には現在55基の原子力発電所があります。
伊豆に住む人間は中部電力の浜岡原子力発電所が気になるところです。
たまにお客さんとも話題になるのですが、風向きによってはそれこそ事故が起きたらお終いだよね!って。
逃げる場所もないし…陸の孤島になることは間違いない!


事後報告で聞かされる原発事故(小さいものですが)には納得がいかないですよね。
電力供給のためには現在なくてはならない原発だからこそ、きちんとした対応を求めたいものです。



政治と宗教…。

2007-09-28 | その他
今日は真夏のような日差し…かなり暑いです。


先日から激化しているミャンマーの情勢がつい気になります。
首都よりも大きな都市ヤンゴンで起きた僧侶によるデモと軍が行ったクーデターにより、とうとう邦人の被害者が出てしまいました。


まだミャンマー(ビルマ)には行ったことがありません。
私の中では日本人にも深く係わり合いのある国、そして仏教国、なによりも軍事政権による独裁政治…そしてアウン・サン・スー・チーさんの大きな存在。


ビルマという国名のほうが親しみのある年代の私ですが、1989年にミャンマーと改名されてからも国の体制を承認しない国や媒体などはいまだに「ビルマ」という言い方をしています。
先日のブッシュ大統領なども演説で「ビルマ」と言っていましたね。

軍事体制から選挙圧勝した民主政権に変わるはずだったのに…スー・チーさんはいまだに軟禁状態で平和な国からするととても信じられないような話です。


国連決議には中国の力大きくなかなか強い声明を出すこともままならないようで…中国はミャンマーの天然ガスの一部権利を購入し、今の軍事政権を継続させなければならない国の事情がある。

軍の上層部は中国からの大金を欲しいままに、市民との格差は広がるばかり。
こんな状況ではデモが起こってもしかたがないのでは…。
それも一般市民が軍の力を恐れて運動を起こせないため、最後の手段として僧侶たちがデモを起こさなければならなかった…そんな尊敬されるべき僧侶たちをクーデターにより拘束または殺害するとは!
暴力によって支配される恐ろしい国です…。

日本国内にも難民としてミャンマーから移り住む人が1万人以上。

いつになったら仏教国として平和な国になるのでしょうか?
これ以上被害が大きくならないことを祈ります。


*ちなみに外務省の危険情報では「渡航延期(引き上げ)を勧める」となっています。


*写真はタイの僧侶。
 袈裟の色は、仏教の発祥の地インドに近いところから、赤に始まり、西へ向かってミャンマーで赤茶、タイで黄、韓国ではグレーになって日本で黒となるそうです。




「めがね」を観ました♪

2007-09-27 | 映画
今日は常連さんより、朝開いたムロアジの干物をいただきました!
今晩のおかずは決定です!

Nさんありがとうございました!


昨日の定休日。
久しぶりに友人たちとお出かけしてきました。
と~っても充実した1日で楽しかったなぁ~。

港北のIKEAで初めて食べたキッズミール!
セットにかわいいおまけが付いてきます。
大人気なく友人の子供にはあげずに自分のみやげに…(だって気に入ってしまったんだもの)ごめんね。

そんなお土産も今朝にはこんな状態になってしまいました。
大事なお魚の指人形が~~~~!きんめさんの餌食になってしまいました…。
今では仲良くお昼寝してます。


その後、話題の映画「めがね」を観て来ました。

面白かったです。
まるで自分もその場所にいるような錯覚に陥ってしまうほど、景色が美しい~ビールも伊勢海老も美味しそう~メルシー体操やってみたいなぁ~。




やはりもたいまさこさんは最高です!

思いっきり笑って和んでいただきたい映画です。
疲れている方にぜひおすすめします♪

蝋燭と停電と…

2007-09-23 | その他
今日はだいぶ涼しい風が吹いています。
過ごしやすいですね。


で~っかい蝋燭!

仏教の国では日本では見たことのない仏具が色々あります。
お線香も蚊取り線香のような形のものをぶら下げたり、妙に長~いお線香もあります。

仏壇があると、お線香・蝋燭・マッチは必ずありますよね。

今住んでいる家には仏壇がないので、非常用として必ず蝋燭を用意してあるのですが、意外と時間がもたないんですよ。
こんな巨大なものはさすがに置く場所もないですが、ちょっと大き目のものが欲しいですね。

今週のお休みは久しぶりに遠出のお買い物に出かけるので、ぜひ大きいキャンドルを買って来たいと思っているのです。

蝋燭の明かりを楽しむ余裕が無い状況だとこれといって選んで買うというよりは、披露宴の余った蝋燭を貰ってきたりしたのを使っているのが現状…かなり寂しいですよね。

災害時にそんな余裕はそれこそ無いけれど、停電くらいの事であれば電気の無い生活を楽しんじゃったほうがいいのかもしれません。
今までの経験では長くて半日~終日くらいですもの。

室内の場合、比べると懐中電灯よりも断然蝋燭の方がいいですね。



素敵な蝋燭が見つかるといいなぁ~。




バンコク -タイ王国軍-

2007-09-22 | 旅-タイ(バンコク)
今日から先週につづき3連休です。
天気も良く、朝からお出かけする人も多いのでは?


バンコクの町を歩いていると、いろいろな職業の人を見るのが楽しいです。
日本では見られないのが軍人さんです。
意外と海外では、空港・駅・町などで銃を持つ軍人さんを見かけることが多々あります。
特にテロの危険がある国などはそうですよね。

ちなみにタイではタイ王国軍という頂点に国王が立つ陸海空軍があります。
18歳になると徴兵もあるのですが、人数が多いため希望者意外はくじ引きになるそうです。
(もちろん肉体的精神的に徴兵を免除される人もいます)

写真は王宮・エメラルド寺院のある観光名所で見かけた軍隊。
軍服の上は白でパンツはラインの入ったものです。
たぶん王宮関係だからでしょうか?

↓近衛兵…みんな一緒に記念写真を撮っていました。1Fは武器博物館。2Fは一般人は入れません。



↓これは普通の軍服姿ですね。陸軍でしょうか?



↓ファランポーン中央駅で見かけた水兵さん、海軍ですね。




タイでは昨年クーデターが起こりましたが、意外と平和的解決をする仕組みになっているのか?国王の一言で沈静化されたり、あえて敵対する首相が海外に行っているときを狙っていたりする…。
いつまでも平和な国であってほしい!いつまでも微笑みの国で…。


お彼岸ですね…。

2007-09-21 | その他
やっと涼しくなってきました。
本当にこの時間までは暑かった!


秋分の日を含む三連休、皆様はどんな過ごし方をされるのでしょうか?

お彼岸とは春分・秋分の中日をはさんで前後3日の7日間のことを言うらしいです。
昔から日本では暦的に季節の変わり目としてこの彼岸という言葉を使ったりします。

暑さ寒さも彼岸まで…
植木などの植え替えなどは彼岸から彼岸まで…

など、今の気候ではちょっと難しい言い回しになってきたのかもしれません。
暑さも彼岸まで!とは絶対に言えない今日の暑さ。

日本が日本でなくなるのもそう遠くないのかも。


お彼岸といえばやはり墓参り。
なぜか墓参りが好きな私…。
特にこれといって変わったことをするでもないのですが、お花を買って御線香を持って、雑巾にバケツ。
最近は東京に帰るのが少ないため、帰ったときには必ず墓参りに行くことにしています。

お墓を掃除して、お花を活けて、お線香に火をつけて…お参りして。
なんだか落ち着くんですよね。
お墓の前に座って(ちなみに芝墓地なんですよ)のんびり今までを振り返ってみたりします。
普段思い出すこともそうそう無い人生ですから…こんなこともあったなぁ~とか、無事に帰ってこれてありがたいなぁ~とか、最近腰も痛くないしなぁ~とか、親父も元気になったしなぁ~とか、お店に来るお客さんも元気だしなぁ~とかとか。

お墓に入っている人は3人ですが、一緒に過ごしたことのある人はおばあちゃんだけ。
なので、記憶があるのおばあちゃんだけなんですけどね。
これまたおばあちゃんの話を書こうとすると切が無いので、また別の機会に。


日本のお墓はみんな同じようでちょっとつまらないですねぇ。
でも意外と墓地は楽しいものです。
季節の花も見れますし、お線香の香りも落ち着きますよ。



*仏教の国タイで、ワニの神様には鶏肉がお供えされてました!!!



トルコ旅行 -ラフマジュンとシミット-

2007-09-18 | 旅-トルコ・ブルガリア
今朝の蒸し暑さったら…本当に10月までつづくんですか?
……勘弁してもらいたいです。

今は雨も降ってて肌寒いくらい…体がおかしくなっちゃいますよ!



以前イタリアに行ったときやはり食べたものといえばピッツァ!
しかし、トルコのピザのが美味しかった気がするんですが…どうですかね?


ピデというのはちょっと厚みがあって細長いパン風のものに、いろいろな具が乗ってるんです。
これも美味しいのですが、私が気に入ったのは「ラフマジュン」というもの。
生地が薄~いんですよ。
それにちょっと香辛料の効いたソースが塗ってあって、お店で食べるとそのままで出てくるのですが、ストリートだと中にイタリアンパセリをた~っぷり入れてレモンを絞って、くるくる巻いて食べやすくしてくれます。

わずか100円程度の食べ物ですが、本当に美味しい!

香ばしい生地・ピリッとしたソース・ハーブの香り♪

幸せ!




そしてどこにいても見つけられる「シミット」はこれこそトルコで最高のストリートフードではないでしょうか?
屋台のおっちゃんや、棒に挿して売ってるおっちゃんが「シミット・シミット・シミット・シミット~!!」て叫んでるし、どんなパン屋にいってもこのゴマのパンは置いてある。
何よりもどれを買っても間違いなく美味しい!というのが最高ではないですか?



香ばしいゴマの香り、外はパリッと中はもっちりで味わい深いです!
なんとストリート価格50円!
どうですか?



ほかのパンも美味しいですが、このシミットは1度食べたら病み付きになりますよ♪



トルコ旅行 -クンピル-

2007-09-17 | 旅-トルコ・ブルガリア
昨夜は久しぶりのバーベキューに誘われて…ちょっと遅くなってしまいましたが参加できて楽しかったです。
(といっても食べるだけですみません…)
ありがとうございました。
そして、皆様お疲れ様でした。



今日は昨日のバーベキューにも出たジャガイモのホイル焼きで思い出した、トルコのファーストフード「クンピル」を紹介します。


本当は店内のレジで注文と清算を済ませるのですが、知らなかったので直接作ってる人に頼んでしまいました。

店内に置いてある鉄の焼芋機から大きなジャガイモを取り出してきます。
こんな大きなジャガイモは日本ではあまり見ることのできないサイズかも。

半分に切って、片方の芋を皮から剥がしもう片方に乗せます。
そこに大量のバターを入れ、練ります。




↑これだけあるトッピングから好きなものを乗せてもらうのですが、味が分からないので、全部乗せにしてもらいました。

すごいボリューム!
まぁお値段もいいので、夕食代わりには十分かもしれません。
びっくりしたのは一緒に頼んだネスカフェが高かったこと……。

カラキョイからシルケジ駅付近にはこの「クンピル屋」が数軒あります。
一度ぜひ試してみては?


夕方は美しい風景が見られます。
だんだん暮れてくるイスタンブルの町は何ともいえない郷愁を感じます……。↓



トルコ旅行 -モダンアート-

2007-09-16 | 美術館・博物館
夏も終わり秋になると妙に美術館や博物館に行きたくなります。

トルコ・イスタンブールへ行かれる予定の方!
ぜひお勧めしたい場所があります。


新市街にある現代美術館に行ってみました。
月曜日はお休みですのでご注意ください。
そして木曜日はなんと無料解放でした!

トラムバイの駅からぶらぶら歩いていくと、ちょっと分かりづらいのですが赤い看板が目に付くはずです。
そこの奥に入っていくと現代的な建物があります。
手前は広い駐車場になっていて、写真のような作品がすでに展示してあったりします。
ジャミィと写真アート!
なんとも不思議な組み合わせでしたが、一つ一つの作品がまた面白くて♪
ここだけでも15分くらいじっくりみてしまいました。
(まだ駐車場なのにね)



建物に入る前に、手荷物検査があります。
ここ最近は当たり前になってしまいましたねぇ。
(トルコでは大きなショッピングモールにもあったし、バンコクでは地下鉄乗るたびに荷物チェックがありました)

階段を上ると入り口があります。



途中窓に映った風景がなんともいい感じだったので撮ってみました↑
(館内はすべて撮影禁止ですので注意してください)

清潔な広い空間に、良いテンポで作品が展示してあります。
離れすぎず、近すぎず。

なかなか素敵な作品がたくさんありましたよ!

ここはカフェレストランも併設されているので、のんびりアジアサイド・旧市街の絶景を眺めながらお茶することもできます。
ここ本当にお勧めです!


木曜日が日程に入っている方!
絵に興味がなくても、お茶しに行く価値ありますよ♪
(でも作品も面白いのでぜひ見てくださいね~)


*トイレがめちゃ綺麗でイスタンブール№1かも!




想像も出来ない人生に…

2007-09-15 | 映画
今日の蒸し暑さはちょっと嫌な感じ。


最近本当に映画漬け。
それもノンフィクションに近いものや、ドキュメンタリーなど。
素敵な話も多いけど、やはり信じられないようなショッキングな物も多い。


今回は、「グアンタナモ、僕達が見た真実」を観てみました。

イギリス人(パキスタン系)の若者3人が友人の結婚式に参加するため、パキスタンへ旅行に行く。
その時にモスクで知った隣国アフガニスタンの状況を自分の目で確かめるため、友人6人で旅にでる。

移動はすべてバスや車。楽しそうなシーンも道中出てきます。
長旅で具合の悪くなる者が出たりと少し後悔している中、首都カブールではアメリカ軍からの攻撃を受けつづけ、いつ被害にあうか分からない状況へ。
アフガニスタンからパキスタンへ戻ることも出来ないまま、なぜかアルカイダとして収監されてしまう。

普通にラップが好きだったりするイギリス人旅行者なのに、見た目が地元人で地元言語をしゃべれるというだけで、アルカイダとして犯罪者になってしまう。
こんなことが合ってよいのだろうか?

簡単なことじゃないんでしょうか?
パスポートの出国入国のスタンプを確認すれば?
イギリス本国の親族に確認すれば?知人たちに聞けば?
ちゃんとアリバイは確認できるはずですよね?

……こんな簡単で単純なことがなされないなんて!!!


民主主義?
こんなの絶対ありえないですよ。

グアンタナモはキューバで借用している米軍基地で現在もテロリストなどを収監しているそうです。
イラクで起きたアブグレイブ収容所での虐待もショッキングな事件でしたが、間違われて虐待されてしまうイギリス人っていうのも凄い事ですよねぇ。

本当に驚きました。

何度も繰り返される尋問や虐待。

しかし、彼らは友人のために真実だけを繰り返し伝えます。

2年半もの長い間拘束されやっと開放された彼らの現在の映像も交えて制作されています。
まるで本人が演技していたのでは?というほどそっくりな俳優たち。


私だったら耐えられただろうか?
もし、自白してしまったどうなったのだろう?

自分はそんなことになるはずはない!
そんなことを思ってしまう人々が世界中にいるはずです。
だけど、本当に普通の一般人に起きた事なんですよ。
冤罪ってことですよね?
日本でもきっと多いはずです。
「自分はやっていないのに!」
そう言っても誰も信じてくれない…ましてや拷問に近い尋問で自白させられる。
恐ろしいことです。

健全で信頼できる世の中になることを心から祈ります。

トルコ旅行 -軍事博物館-

2007-09-14 | 旅-トルコ・ブルガリア
爽やか~な一日です。

昨日、生栗を剥いて(手が攣りそうになりながら)栗ご飯を頂きました!
美味しかった~。



軍事博物館は意外と旅行先で行く事があるのですが、今までで一番楽しかったのがトルコ・イスタンブールの博物館。
1993年に出来たまだ新しい博物館だそうです。

入り口でチケットを購入するときは注意してくださいね。
写真撮影は別料金です。

すごい数の展示品は迫力満点。
ありすぎて疲れてしまいました……。



昔の人はよくこんな重くて邪魔くさい装備で戦ってましたね。
日本の鎧もそうですが、本当に驚くほどの装備品です。
中には亀の甲羅やワニの甲羅で出来た盾があったり、槍・ナイフ・刀・斧・鉄砲など数限りない展示です。

一人で静かな館内を歩いていると、展示品のある箱の脇にボタンがあってそれでイチイチ電気を付けながらの見学です。




↑こんな素敵なデザイン、細かい細工の物もたくさんあります。
 武器じゃなければもっといいのに…。



館内はほとんど人もいなくてホッと出来る瞬間。
トイレも美しく、眺めも良かったです!
行くまでの螺旋階段の空間がなんともいえず、いい!


15時~の軍楽隊のステージは絶対に見なければなりませんよ!

トルコの軍楽隊(メフテル)は世界最古の軍楽隊だそうです。
雨が降っていたので、会場は室内に急遽変更になりました。
小学生中学生のグループはたぶん社会科見学なんでしょうか?
日本からのツアー客もいましたね。
その添乗員さん(トルコ人♂)が私に声を掛けてくれて、「日本人が一人旅をしているのをはじめて見ましたよ!」ですって。
普段観光地ばかりにいる添乗員さんはきっと気がつかないこともあるんですね。

拍手の中、い~っぱい派手な衣装でぞろぞろ出てくるではないですか!
歌・笛・太鼓・シンバルなどの楽器担当の人以外に、ただ立ってるだけの人も多いんです。
旗持ち・剣持ちなどなど。

指揮者がお辞儀をし音楽が始まります。

リズムの良い調子に子供たちはおおはしゃぎ♪。
とっても楽しそうでした。

1時間近くも演奏してくれたでしょうか。
途中で「さくら」を演奏してくれたのには驚きましたね!
ツアー客がいるとその国の有名な曲を演奏してくれるんですよね~きっと。

とにかく凄い得した気分になりました!
ありがとう!軍楽隊。


いいですねぇ~♪最高!

2007-09-13 | 映画
今朝は便座が冷たく感じました…。
・・・季節を感じる瞬間です。
そろそろ温かくしようかなぁ~。


イギリス映画でコメディといえばやはり「フルモンティー」が最近では有名ですが、これまた傑作を観てしまいました。

Kinky Boots」キンキーブーツ直訳すると変態ブーツです。

コメディといえども、よっぽど他のジャンルよりも人生教訓や感動、を味わうことができるのがイギリス映画のいいところ。
どうも「アダルト」な部分が出てくる作品が多いような気もするが…。


つぶれそうな老舗の靴工場(ロンドン郊外にある)…堅苦しい感じ想像できますよね。
どうやって立て直すか?それが問題だ。


服装倒錯者に助けを求める新社長。
ローラは黒人の大男(いや女?)。
素敵なブーツを履きたくても、女性用に作られているブーツはヒールが弱く壊れやすい。
そんな彼女がデザインする派手なエロティックなブーツをこれまた頑固で古臭い人間たちが造り出す。

それはそれは、とっても素敵なお話でした。


これ現実にあったお話なんですよ。


先々代から頑なに作り続けている紳士靴。
一生履いても壊れない!
しかし…今の時代には無用の長物になってしまった。

それまた悲しいことですが、仕方のないことなんでしょう。
エンドロールで流れる靴1足の製作工程がまたなんともいえずいい感じでした。



古い人間、新しい人間、偏見のある人間、自分が分からない人間、芯のある人間、流される人間、弱い人間、強い人間。

いろいろなドラマが展開しています。


本当におすすめです!





バンコク -懲りずに行ってみた-

2007-09-11 | 美術館・博物館
台風後の海岸には流されてきた物がたくさんあります。
人によって中にはお宝になるような物があったりするので、ここ数日は下を向いて海岸を歩いている人をよく見かけます。

特に流木などは、軽トラックで大量に運んでいく人が近県からやってくるほどです。




今日の話題は以前紹介した不気味な博物館について…。
シリラート病院に懲りずにまた行ってみました。
だって前回は博物館を全部見てこなかったんですよ。
やはり気になります…。

観光名所の王宮周辺の船着場から渡ったところに病院はあります。
船着場の発音は「ワットラカーン-wanglang-」と言ってみてください。
みんな親切に教えてくれます。
(アルファベットの発音では通じません)
これは現地のお巡りさんが親切に発音を教えてくれたから…。
「ワットラカーン」って言うんだよ。このまま言えば教えてくれるからね。
と、なんて親切なんでしょう?
たしかに船着場に行くと乗り場がいくつもあり、分かりづらいんです。
「ワットラカーン」っていうと「こっちこっち!」と連れて行ってくれるではないですか?
わずか3バーツです。
降りた船着場からすぐ右へ入っていくと庶民の市場が続きます。(ここ面白いですよ)
通りに出て渡ったらすぐに病院入り口です。

病院の敷地に入ると外国人と分かる人は聞きもしないのに「ミュージアムはこっちだよ」と声をかけてくれます。
気をつけなければいけないのは博物館は大きく3箇所に分かれているからです。
前回は大きな1箇所にしか行かなかったんですよねぇ。

暑いし・凄いし・もう見れないよ!っていう気持ちのが勝ってしまって…。
しかし、今回は全部制覇してきました。(かなり強烈でした)

驚いたのは有料になっているのは知っていたのですが、入口がちゃんと博物館していたからです。
入場料を払い、寄付をお願いされて快くBOXに入れるととても嬉しそうにしてくれた受付の若い女の子。
パンフレットを貰い、さっそく入ると!!!
すごく綺麗に展示されているではないですか?
そして大きく変わったことの一つはあの津波についてのコーナーが出来ていたからです。
「津波-TUNAMI-」という言葉は世界共通で日本語です。
この説明もちゃんとしてありました。
スマトラ沖の地震で津波の被害は想像以上でしたし、未だにつづいているんですよね。

ぜひここだけでも見ていただけたら…と思います。



↑ここは漢方などの薬についてのコーナー。この奥には出産方法などをマネキンで説明がしてありました(座って出産するんですねぇ~驚き!)

相変わらず凶悪犯罪者のミイラは白いBOXに入れられ、数年前と変わらずそこに陳列されていました。
ほかのホルマリンに入った臓器などもありました。
隣の部屋に行くと、感染症などの展示。
貝・蚊・ねずみ・のみ・ダニなどを媒介とする回虫・条虫、マラリア、フィラリアなどのこれまた恐ろしい展示。
これは身近なだけにかなり怖かった。

いったん建物を出て、警備の人に聞いても場所を知らないらしく病院のスタッフに連れられて別の建物内にある博物館へ。



どうなんだろう?↑ここは行かなくてもいいかな。かなり辛いぞ!
木造の階段を上るとまるでパリの医学博物館へ行ったことを思い出した。
「ギィ~ギィ~」なる階段はそれだけでも不気味。
通路奥の部屋にはびっしりとホルマリン漬の標本が並ぶ。
展示してあるというよりはほとんど倉庫状態。
あふれんばかりの標本。
ほとんど目視することが出来なかった。
暑いこの部屋は独特な臭いが漂い長居できずに退散。

さらに建物を変えて最後の博物館。
ここは入口に説明書があり、「サインをすること」「ノックをして開けてもらうこと」など事細かな指示があった。
ノックをすると強面のおばさんが一人、「う~ん居づらいな」という感想。
人間の進化を展示してある。
昔の石器などあり。まぁ日本でもこれは見られるような気がする。


そんなこんなで意外と観光名所になりつつある博物館に驚きつつも、まぁ一度は見て見るといいのでは?
という感想は変わらなかったなぁ。

しかし、病院というところはあまり気分の良い場所ではないですね。
このシリラートは普通の病院部分のほかにも研究室や学校などが同じ敷地内にいっぱいあるんです。
中を歩いていると点滴をぶら下げて歩く人や、ギプスをして車椅子に乗る人、食堂の調理場、職員、医者、看護士、研究者、学生、運送屋、花屋などなどバンコクの日常が見られます。


シリラート病院
住  所 Adulayadejvikrom Building 2nd Floor Siriraj Hospital,
     2 Prannok Rd.,Bangkoknoi,Bangkok
営業時間 午前9時~午後4時  休館日:日曜日
入場料  タイ人:20B ※高校生までは無料(学生証必要)
外国人  40B ※高校生までは無料

アクセス方法 BTSサパーンタクシン駅を下車後、船でwanglang船着場へ。

ホテル・ルワンダを観て…

2007-09-09 | 映画
空にはうっすらと雲がかかって、たまに雨も降りなんだか蒸し暑くなってきました。
夏の疲れはどうですか?


日々、新聞やテレビなどからしか情報を得ていない…下手すると小さな記事など見逃してしまうし、ましてや毎日隅から隅までというわけにも行かないのが現実。

気がついたときには、あらゆる事について知らない人生を過ごしていることが多い。

「ルワンダ紛争」についても恥ずかしいけれどまったく知らなかった事。
この映画ホテル・ルワンダが公開されなければ、きっと知ることは無かったかもしれない…愚かしいことだ。

日本で公開されるまで、どれだけの人がネット状で要望・渇望していたことだろう?
この運動に参加している方に感謝です。
アカデミー賞を受賞しながらも、日本の配給会社は手を出そうとはしなかった…一般の人から広がった公開の輪は初めてのでき事ではないだろうか?


首都キガリにある外資系4ツ星ホテルの支配人だったルワンダ人はかなり今で言うセレブな部類に入っていたのだろう。
もちろん実話だからポール・ルセサバギナというアフリカのシンドラーは現在もベルギーに在住し、各国各地で公演をしているそうだ。

アフリカの小さな国「ルワンダ」はマウンテンゴリラで有名だ。
とても平和なイメージがあったのだが…。

1994年のわずか100日間で100万人のツチ族の人々が虐殺された。
おなじルワンダ人がルワンダ人を…。

内容はあえて書かないので、ぜひ観ていただきたい。

今では博物館も出来、世界的にも知られるようになって観光客も訪れているようだが、まだまだ危険な場所もあるのでちょっと行くのは大変そう。


現在もアフリカでは紛争が絶えず起こり、スーダンのダルフールでは虐殺が続いていて、すでに20万もの人が亡くなっている。

欧米をはじめ日本も援助をしているが、なかなか解決できないんだなぁ。
ルワンダの二の舞にならず、早く解決することを祈っています。
きっとスーダンのアフリカ系の人々は心のそこから「誰か助けて!」と言っているはず…なんとかならないのか?



クラッシュでも好演だったドン・チードル!最高でした。