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モロッコ…広い大地と空!(10)

2014-08-26 | 旅-モロッコ
お盆休みが台風と重なり多くの地域で災害が発生しました。
被災された方々へお見舞い申し上げます。

そんなお盆もあっという間に通り過ぎていきました。
もう少しで夏休みも終ってしまいますね…。
皆様お元気でお過ごしですか?
私はちょうどお盆中、寝冷えから夏風邪をひいてしまい暫く栄養剤の力を借りて乗り切りました。

今日は暑くなりましたが朝晩は少し秋の気配を感じます。
体調などくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいね。





終盤になりましたが、夏は野菜の宝庫!
先日ひやむぎを食べるのに、これだけの野菜を一緒に食べました。
オクラ・ラディッシュ・人参・大根・モロヘイヤ・ツルムラサキ・大葉・ミョウガ…。
けっこうお腹いっぱいになるものです。



そして今年も頂いたゴーヤで美味しいサラダを作りました!
ツナと紫玉ねぎを入れたさっぱりイタリアンです。
最後にフライドオニオンをふります。
これでビールにも相性バッチリです♪


***


お腹いっぱいになって細い路地を歩いていく。
そこにはたくさんの店が並び、地元の人とすれ違うの大変なほど混雑している。



綺麗な生地屋さんや、電気コードやホースなどを売っている店、革細工のバックやバブーシュを売る店など色々あってゆっくりと見てみたいものだ。

イヤホンガイドから流れるガイドさんの説明も聞いていられないほどの人の流れ。
ついて行くのがやっとだ…。

細い路地の突き当たりに突然現れた学校の入口。
まさかこんな所にあるなんて!
そういえば、トルコのモスクにもこのような入口があったのを思い出した。



集団でぞろぞろと小さな入口をくぐるとテーブルの向こうにおじさんが一人座っていた。
ガイドさんはお金をまとめて払っていたが、あまりに無反応でびっくり。



このアッタリーン・マドラサという神学校は14世紀に建てられたものだ。
どこを見ても細かい模様が散りばめられ、とても繊細な印象。
神聖な場所だったことが良く分かる。



中庭にある大理石の噴水。



ふと見上げると、学生宿舎であった二階の窓が少しだけ開いている。
その奥薄暗いところから誰かが覗いている気がしてならない。



祈りの場所…高い高い天井を見上げれば美しいステンドガラスから光が入ってくる。



あの狭い薄暗くすら感じるスークという場所から、この建物を想像すると意外と中はゆったりとした構造だということが分かる。

次に行くカラウィン・モスクを見ればさらに容易に想像することができた。

学校を出てさらにスークの中を歩いていく。

残念ながら異教徒は入場不可ということで入口のみの見学だ。
その入口近くにいたロバはとても大人しい。



このモスクは9世紀にチュニジアから移住した裕福な商人の娘によって建てられた。
祈りの場所から学問の場所「マドラサ」となり、イスラム神学だけでなく、多くの学問を学ぶ大学として発展した。
1000年の年月をかけ、改装と拡大を続け、収容人数は2000人になった。

本当に入口からの写真撮影だけで終了。
広い中庭の噴水。



入口の天井。



さらっと見て、いよいよフェズならではの場所へ!

モロッコ…広い大地と空!(9)

2014-08-07 | 旅-モロッコ
毎日暑い日が続きますが、皆様体調はいかがでしょうか?
そろそろ夏バテになりそうですが、食欲の無い時は冷やしたフルーツだと食べられます。
今年はどのフルーツも甘くて美味しいです♪

たくさんフルーツをもらった思い出がありますが、つい先日赤いスイカと黄色いスイカを頂きました!
とても甘くて美味しかったです。

明日は桃を食べようと思います。




今年も水彩画教室に行ってきました。
只今文化の家で14日まで展示中です。
皆さんとても上手で優しい淡彩画に癒されます。
ぜひ機会があれば御覧になってくださいね。

私は自分で育てたニンニクを描いてみました。
これは1枚目です。



展示してあるのは2枚目です。
先生にアドバイスを戴いて、えんぴつの線を所々濃く描いてみました。
時間が経って、ニンニクの色も変っています。
文化祭までにはもう1つくらい描けたらいいのですが…。



***


メクネスからフェズまで1時間ほど。

思った以上に近代的な町並みが出迎えてくれた。



フェズの町は3つの地区に分かれている。
旧市街のフェズ・エル・バリとフェズ・エル・ジェディド、そして新市街。
この新市街は世界中にある多くの大都市とそうかわりはない。

やはり見どころは世界一複雑な1000年以上も続く迷路の町フェズ・エル・バリだ。

少し離れたところにバスを停車、ここから細い迷路のような道を歩き始める。



どこを見ても歴史を感じるが、今現在もそこで生き生きとモロッコの人々が生活しているのがまたなんとも不思議な感じがする。

絵になる町角ばかり…ゆっくり写真を撮りたいところだが、前の人についていかないと間違いなく迷子になってしまう。



モロッコ名物のフレッシュオレンジジュース!
どこでも見られる光景だ。



初めてモロッコらしい食事にありつける。
宮殿レストランでタジンなんて♪



イスラムはアルコールを禁じているが、観光客の居る所必ずアルコールは用意されている。
ビールにワイン…私はモロッコのビールを頼んでみた。

まずはモロッコのサラダ。
豆・トマト・ピーマン・茄子など野菜のみ。



ビールは飲みやすい軽めのあっさり系。



パンが美味しい~!

おぉ~チキンのタジンだ!



ここまでガッツリメインのタジンは初めてかも。

最後はもちろんミントティー☆
トルコのチャイ、インドのチャイ同様甘くするのが現地流!
緑茶にミントと砂糖をたっぷり入れて~これまたはまりそうな飲み物だ。


ガイドさん曰く、福山雅治さんがこちらで食事をした事があるんだとか。。。


さて、お腹も一杯になったのでまた迷宮散策といきますか!



壁に画かれたミッキーマウスはずいぶんと剥げちゃってる。



いやぁ~イヤホンガイドを付けて、ガイドさんの後を歩いていても少し離されるだけでドキドキしちゃう…。
よく迷わず歩けるなぁ~。

さて、14世紀に建てられた神学校はどんな感じなんだろう。


モロッコ…広い大地と空!(8)

2014-08-04 | 旅-モロッコ
暑中お見舞い申上げます!


あっという間に8月になってしまいました…。
さすがに7月は更新回数が少なく旅行記もぜんぜん進みません。

やっと大きな仕事も一段落し、ホッとしたところです。

この期間中、爽やかな紫が印象的なアガパンサスを頂き、暫く楽しませていただきました。
ギリシャ語で「愛らしい花」というんだそうです。


さて、皆様は夏休みはどのように過ごされますか?

夏休み期間中、河津昔話の紙芝居を今井浜東急リゾートさんでやらせていただいています。
火曜日・木曜日・土曜日の夜八時~。
河津ふるさと案内人会のメンバーがそれぞれ担当し奮闘しているところです。
子供たちの良い思い出になってくれたら嬉しいのですが…。
そしてまた河津を訪れていただけるようになるとさらに嬉しいです。




先日、初めて三津シーパラダイスに行ってきました。
暑い中、みんな大変そうでしたよ…。
生き物を見ているのは飽きずに楽しいのですが、やはり心のどこかでチクッとした痛みを感じずにはいられません。


■お知らせ■ 8月12日・13日は休まず営業します!


***

海沿いの町ラバトから内陸へ入る。
幹線道路沿いには整然と並んだ植樹が見られる。
一体何の木なのか?

相変らず空は青く高く…そして広い。



途中の料金所…モロッコ国内には多くの有料道路があり、車両による国内の移動が多いのがわかる。



小高い丘には青々とした草木が生え、その表面を彩る多くの花畑がこの季節ならではの景色。



川の水は澄んでいて、自然豊かなモロッコを実感する。



メクネスの町中ではトイレ休憩が出来ないということで、町の手前にあるスタンド&ドライブインで休憩。
トイレは相変らず有料で、団体での行動だと待ち時間も長い。

色とりどりの花を摘む女性…絵になるなぁ。



名前は分からないが、30センチほどもある綿帽子!!!
これにはびっくりした。



バスに乗り込み少し走るとメクネスに入る。
17世紀の最盛期以降、眠ったような町と表現されているが、当時豪華な王国を作ろうとしたその遺構は一見の価値がある。
そしてここはワインで有名な町だ。
赤い旗が印象的で回りを城壁が囲む。
小さく見えたコウノトリ♪日本ではお目にかかれない貴重な光景。



最初に向ったのはムーレイ・イスマイル廟。
王都建設を夢見て、完成を見ぬままこの世を去った王の遺体が安置されている。
細かいモザイクや彫刻など、薄暗い室内に光が差し浮かび上がる美しさには圧巻!

入口にはたくさんの絨毯が干されている。
これはモスクなどでは良く見られる光景だ。



入口の彫刻!



もちろん靴を脱いで入る…パッと見ただけで観光客しかいないことが分かる種類。



このタイルの色が可愛い~!





天井から吊るされたランプに明かりとりからの差し込む光が幻想的な雰囲気を出している。



柩の回りには柵がある。
赤い絨毯は少し臭いがした。



どこ見ても手間隙かけて装飾が施されている。
じっくりみたいところだが、ツアーなので仕方が無い。。。



外に出ると太陽が眩しい!
今回の旅行で見たのはこれだけ、日時計は今でもなんとなくあっているらしい。



一度バスに乗って、マンスール門(王都へのメインゲート)へ。

この門は先ほどのムーレイ・イスマイルが最後に手がけた建築物。
その後、息子に引き継がれて1732年に完成した。



観光客はひっきりなしに記念撮影をしていた。



その門の前に広がるエディム広場は多くの人で賑わっていた。
ここを中心にメディナが広がる…う~んゆっくり歩いてみたい。

ここの陶器屋さんはすごい品数だった。
ついつい欲しくなっちゃうなぁ。




あっという間に時間は経ち、見るもの見たらすぐに移動!
今回の旅のメインでもある首都フェズへ向う。