3日間も立て続けに美術話になるとは…。
久しぶりの鑑賞も意外とこの美術館が一番お勧めだったりするのです。
先日行ってきたクレマチスの丘にヴァンジ彫刻庭園美術館というのがあります。
彫刻はあまり観ない方なのですが、ここはいいです。
何が?というと、ヴァンジのために作られた美術館なので
作品の場所や設置方法がかなりこだわっているからです。
入り口はいると広い庭園に点在する作品たち。
この写真の人物もそうです。
彼は「よじのぼる男」で、ほかにも「竹林の男」や「覗き込む男」など
とにかくたくさんいます。
館内に入るとまた別世界で、広い空間は照明が落とされ、スポットに当たって
作品が浮き立ちます。
そこからまた新たな庭園へつづき、白いクレマチスの咲くホワイトガーデンへと
行き着く。
ゆっくりと、のんびりと、天気の良い日だったら最高!
芝生の続く庭園で、ぜひ過ごしていただきたい。
ヴァンジの作品もなかなか楽しめます。
気になるのはヘルメット型の女性の頭と、手足の大きいこと。
写真の彼は歯があまりにもリアルだったので、ついついアップになりました。
*企画展も中にはあり、今回は松江泰治写真展でした。
とても写真とは思えないその撮影方法に脱帽です!
いったい1枚撮るのにどれくらいの予算がかかったのでしょうか?