goo blog サービス終了のお知らせ 

【JBS】ジャパン・バリスタ・サプライ。ラテ・アート教室・珈琲焙煎プロ教室・ 珈琲焙煎機中古販売買取・・Cafe987

三重県桑名市多度町香取482-1:珈琲焙煎プロ講座:レバー式エスプレッソマシン講座:電話0594-48-5200

直火式・半熱風式では、根本的に焙煎が違います。②

2017-10-29 | ◆日記・エッセイ・コラム

●今回は、そのです。

たった1回の焙煎単体で考えると、どうにでもなります。適当でOKです。そこに[思考の流れ]は存在しません。

直火式だろうが、半熱風だろうが単発なら関係ありません。

プロ(商業)は一日に、例えば10回焙煎すると考えるとします。と、その10回が一仕事としての安定度を考えなければなりません。

何故に、安定させるのか?そうしなければいけないのか?

当然ですが、プロは品質をいつでも一定にする為です。

●焙煎機が安定していれば、同じ焙煎が連続します。それが最初に判るのが、「ボトム温度」ですね。 同じ量を連続10回焙煎すれば、10回同じボトム温度になります。設計した投入温度が決まれば、以後は投入温度は変更しません。

●取敢えず、安定度はこれで判ります。(どう安定させるかは、ここでは書きません)

が、ボトムを一定にするために「投入温度」を時々に変えるは根本的に間違ってます。それは、安定していない釜に対して「見かけ上」で合わしてるだけ、言うならば「小手先」だけのものでしかありません。

だ・か・ら、他所さんの言ってる、投入温度を都度変えて「中点」(爆)を合わせる。なんてのは100%間違っています。それ「見かけ上」で合ってるだけです。

基本的には、同じ事(各操作)を繰り返しても、同じ数字が来るから安定していると判断出来るのです。

●何故、安定させるのか? 一つは「温度計」を本当の温度として常に参考に出来るからです。

温度計自体がデタラメ表示で、「シティーだ」「フルシティーだ」なんて抜かしてる色判断焙煎では、188度か189度かは絶対に判断出来ませんが、焙煎機が安定していれば、それが可能です。(まあ、こんな簡単な焙煎はしませんがね、笑)

焙煎が同じなら、繰り返しですから、非常に簡単になります。そして、その反面、仕上げ段階で非常に微妙な、もっと高度な焙煎も出来ます。

●上の図で、直火・半熱風式の違いを再掲しました。全く違う構造で、プローブに対する影響は全く違いますが、単焙煎なら関係ありません

兎に角、今まで、この両者を本当の意味で煎り比べた人は殆どいないのです。だからムック本の「坊や」の焙煎記事は大笑いです。

●プロ焙煎とは、単焙煎ではないということ。そんなモノ(単焙煎)で焙煎が云々など、もう大笑いなのです。そういうレベルで議論なんて100年やっても意味はありません。

R-101、R-103、R-105で 同じ焙煎曲線で、同じ仕上げで焙煎します。仕上がりは全く同じです。 時間は、それぞれ違います。(焙煎部分は同じですから、全く同じ焙煎)

っまあ「中点」なんて言ってる限り、まず本モノの焙煎は判りません。ところが焙煎なんてホンモノでなくても煎れるのです。よ、実際、焚き火でパイナップルの空き缶でも焙煎出来ます。

世界中を見渡せば良い。そんなアホな事「中点」なんて言ってるのは日本の一部だけです。

世界中にない。

---------------------------

「排気ダンパー」で味が変われば、この自然科学の体系が引っくり返るのです。

ここで一つ、もう一つ大事なことを書きましょう。

【重要】 

排気ダンパーを焙煎中に操作することは、全く焙煎が理解出来てないどころか、その操作で動く温度計を信じるなんてことは、もう言葉が出ません。お気の毒でしかありません。

そんな焙煎を10年やっても、身につくのは素人を騙す屁理屈が身につく程度です。

さて、「排気ダンパー」には2種類あります。

(私は同じ役目のモノを装着しています。ここでは触れません。)

排気ダンパーについて

【1】

フジローヤルでは釜の上に装着されている通常のモノです。

何度も解説していますが「ニュートラル」なんて一切意味はありません。どうにでも変化できます。 言葉の選択そのものが出鱈目で、一体何に対して「ニュートラル」?ただ、送風能力を計測するだけの意味しかありません。

これは、釜のすぐ後です。メインファン(吸入)の前です

ここで絞っても、流速が変わるだけ

【2】 

もう一つ別の場所に「排気ダンパー」を追加させることが出来ます。 私がサイクロンの上に装着する「煙突タンパー」と読んでいる、アフター・ファンの位置。つまり メイン・ファンの後です。(排出)です。

 

------------------------

この2つの排気ダンパーは、全く効き目、役目が違います。場所が違いますから当り前ですがね。

知人の古いプロバットは【2】に私が装着して、そこそこ上手く出来てますが、裏返せば焙煎とは「風」と「火力」しかないわけです。そして風を制御するなら【2】でしか無理なのです。

だから私は【1】は固定なわけです。(変数は1個が基準、私は1も2も決まったら固定です、変数は常にガス圧のみ)

【1】を弄って、その日の天気によって変化させるとか言ってる奴を見ると、もう本当に気の毒になります。

焙煎機に必要なものは強い「火力」と「風力」です。これが最低条件ですから、重要なのはそれ以外のことです。

----------------------------

だから、フジーローヤルを買いましょうって話を書きますが?

大事なことは幾つもあります。バーナーとドラムとの距離とかも・・・(よく言われるように)

ダメダメなメーカーは沢山あります。笑

感知しませんので・・・・・お好きにどうぞ(笑)

お金が有るなら「プロバット」を買いましょう。

--------------------------

R-105 は9000kcal

同じ5キロで東京産機(同じ富士系列)は12000kcal

見たこともないので詳細不明です。2キロ釜はここで作ってます。

------------------------

通常の「排気ダンパー」において、難しい事を書いてる、操作している人は全く焙煎が判ってない人です。「ニュートラル」を追いかけるなんて出来の良い焙煎機では出来ません。アホです。 判ってないから、屁理屈捏ねて、他人を煙に巻くのです。

何度も書きますが、関東と関西では「ニュートラル」は違うのです。ハハハです。

まったく腐れ金玉です! 


最新の画像もっと見る