或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

映画|アルビン〜歌うシマリス3兄弟

2021年04月01日 | 映画
応募者多数につき4月中旬までかかると……人間万事塞翁が馬。待つ。

さて、今日オススメする映画は実はクリスマス映画。2007年公開だからiPhone
がアメリカで最初に発売された年。いまではみんな手元を眺めているスマホ時代
だけど映画のころはまだそうなってない。もちろんコロナの心配もなかった頃。

こどもがキャッキャできていたずらなシーンや思う存分だれかと調子に乗ったり
喧嘩したり後悔したりという退屈させない内容。価値観が多様化した現代だから
教会でお祈りシーンすらないけど。

シマリス🐿たちがメチャクチャやって家じゅう汚される場面は、じぶんの家が
あんな風になったら嫌だなと自然に親側の気持ちを知るかもしれない。さらに
振り回され続けてむしゃくしゃしたまま重要な会議に臨んでやっつけなプレゼン
をしてしまう弱さをさらけ出す人間のシーンではつらくて見ていられず10秒
スキップ連打してしまったけど保護者が家庭と仕事の両面を生きてることを
すこしでもわからせてくれるかもしれない。

最初に発見した人間と家族みたいになってくストーリーで「ありがち〜」
と思わせる。その人間も最初なんか嫌なやつ面もあって感情移入しにくい。
ただ前半部分を耐えると突如物語は展開していく。ショー・ビジネス界に
いいように取り込まれ飴とムチで食い物にされていくシマリスたち。
親のように自分たちに口うるさかった同居人が用意してくれていた毎日の
よさを知る。

お母さんお父さんがなぜ無制限に起きてちゃいけないというのか、おもちゃは
なぜ手当たり次第に与えてくれないのか、なぜ甘いものを四六時中好きなだけ
食べさせてくれないのか、どうしてお部屋を綺麗に保つためにお手伝いをする
よう言われるのか?こどもの言いなりになってなんでもさせてあげたいけど、
こころを鬼にしてダメなものはダメだと言い聞かせるのかを映画を通して上手く
伝わるよう作られていて説教されるより良いだろうな。

古いアニメで知られている作品が実写化したというのでアメリカではヒット
したけど日本では馴染みがなく不発に終わったとか。もったいない。
シリーズ化してパート2、3、4まで出ているほど定番人気なもよう。
わたしはまだ最初の映画しか見ていないけど、仮にこどもが気に入って
「もっとみたい」と言われても続きがあるって助かりますよね。

2007年🇺🇸、2008年🇯🇵公開。

「アルビン 歌うシマリス3兄弟」予告編

「アルビン 歌うシマリス3兄弟」予告編

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