或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

ようちえんさがし

2008年09月11日 | 帰国後ママのくらし
帰国して、公園で遊ばせていると色んな方から「幼稚園はもう決めてますか?」と
聞かれるので、なんだ気が早いなぁと思っておりましたが・・・

私の住んでいる地区には幼稚園がなく、たいがい通園バスに乗せます。
そして3歳から通わせるのが一般的です。

保育園は、原則、仕事を持っている親御さんしか通わせられず、仕事があっても
定員オーバーのため、所謂「待機児童」がいっぱいのようす。現場の困窮に、
自治体の努力で、新しい保育園ができるもあっという間に満杯。全員は吸収できず、
いまでも空き待ち。


そんな状態ですので、住民票を移してすぐに市の福祉課で「お子さん、3歳から
幼稚園に入れるんでしたら、今から動かないとマズいですよ」と直球で忠告を
受けたのですが、目の前のbabyは1歳代で実感ゼロ。

夏を過ぎて、ようやく事態の理解が進みました。8月末には大急ぎでネットで
調べました。毎年10月15日に願書配布が解禁されること。
願書はたいてい有料で、先着順、限定○十部(定員数)のみとなっていること。

先着順のため、人気の幼稚園では前の晩、あるいは二晩前から近くの公園に
泊り込んでの「願書待ち」もあるといったクチコミ情報から、住所・電話番号
や入園料や月間保育料の相場といった基礎知識に、給食・制服・送迎バスの有無、
とにかくいろんなことを調べました。

そして、たいてい9月か10月に見学会が催されることがわかり、急いで近所
の幼稚園を何軒か見繕って申し込み電話。そんなわけで、ここのところ、大変
気ぜわしくしておりました。


ちょろちょろ動き回るのがお仕事の小さい子をつれて、説明会に行って、
パイプ椅子に座って説明を頂戴するのが不安。

今日は、そのうちの1軒の説明会でしたが、なんとか終盤までひざに座って
静かにおとなしくしていてくれたので、無事終わってほっとしています。

蓋を開けてみたら、歩き回る子ももちろんいるし、第2子第3子をお連れなら
なおさらにぎやかでした。まだ見学の段階ですし、それほど緊張しなくて
よかったようです。(が、このあと予定している3軒、それぞれ緊張すると思います)



自分のこどもが早生まれでお誕生日がずっと先でも、学年は4月に3歳となると
計算して、前年の9月に説明会、10月に願書配布、提出、11月に面接&入園
の手続きとなるようです。(お住まいの地区によって違うかもしれませんが、
赤ちゃんのいる方、帰国後のご予定の参考になさってください)


この辺りは、幼稚園空白地区のため、おのずと入園志願者数が押し上げられ、
園としても苦慮しているのでしょう。

どこでも大抵は、前年の春スタートする2歳ちゃんクラスで、「プレ幼稚園」
とか「ひよこ教室」とか「なかよしルーム」といった名前のものがあります。
多ければ週に1度など、それぞれ決められた日に登園して遊ばせてもらう体験システム。

園が直接募集し行う場合と、民間業者(例:学研)が園の一室を借りて行う幼児
教室の場合など実に様々。一般的に有料。所属する園が第一志望の準備生とでも
表される存在で、次年度には優先入園が約束される。

もっとも、こうした準備コースを一切設けていない幼稚園もあり、親にはわからないこと
尽くし。公園などでほかのママさんに体験を尋ねるのがもっとも早そうかという世界。

早生まれなら前年どころか前々年のうちに情報を集め、めぼしをつけた園には
問い合わせ電話をし、志望し、無事受領され、春から通園させておけば良かった
のかということが漸く理解できました。
(そうしておけば、願書配布日に貰えるかどうかもわからずとにかく並んだり、
面接試験にドギマギするといった苦労は無用だったのですね)

どうりで皆さん、ずいぶんお子さんの小さいうちから難しい顔していらしたし、
窓口の方にもやんわりと「しっかりしなさい光線」を出されたんでしょうね。

結局、準備コース制を逃した我が家は、セオリー通りに見学→願書配布に並ぶ→
応募面接といった手順を踏むことになりました。


そもそも論、なにも3歳から預けなくても・・・という声には、グラッときます。
うちはなんだか最初で最後のこどもの様相を呈していますので、余計に愛着が
強くて、一緒にいる時間を手放したくない思いはあります。なので考え中と
いってもいい部分がまだあります。

ただ、やっぱり平日5日間まるまるおうちにいても、母親は家事雑用に追われて
ちゃんと相手してやれず、公園にも連れ出せず、テレビを見せてしまう時間も
長い。その間、同じ年格好のこどもたち同士、遊んだり、お話をきいたり、
ごはんをたべたりするのは、こどもにとって充実した時間で良い体験と思う。



そんなわけで、自分のこととは露知らず、難しい顔して、問い合わせの電話を
入れたりネットで情報収集する緊張したママをみて、無邪気に「抱っこして」
といい、あるいは「抱っこして」や「遊ぼう」というのをためらうbabyのお顔を
見て胸がキューンとしめつけられたりする複雑な心境の日々を送っています。


ちなみに画像は、下記サイトから頂戴しました。絵がつくととたんに華やぎがでて文章までいきいき伝わりそうで有難いです♪「子供や赤ちゃんのイラストキッズわんパグ」さん

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2 Comments

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早いですね~ (piglet)
2008-09-12 00:15:39
こんにちは。
お忙しい毎日を送っていらしたんですね。
budapestlifeさんのbabyちゃんも、もうご入園!を考える時期になっていたなんて、子供の成長は早いですね~。

うちは帰任時期がまだ不明なので、考えたことも無かったのですが、夫もこの秋で丸3年となりるので、2~3年後に帰任するとすれば微妙な時期になりそうです

幼稚園、すんなり入れるもんではないんですね~。そういえば、友達が人気の幼稚園は抽選があるとか言ってました

budapestlifeさんの奮闘を是非参考にさせて頂きます!!!
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こんにちは (budapestlife)
2008-09-16 16:25:19
ご参考になれば幸いです。
明日は説明会なので、お天気になるといいなと思っております。
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