もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

「能登の旅」8 日本海に落ちる“千枚田”

2009-10-20 09:11:33 | Weblog
 まだ「能登の旅」は終わっていない。

 今日は「千枚田」。突端の「狼煙」を折り返しとして、国道249号を輪島方面に向かう。
 途中より小雨。この日の泊まりは「道の駅・千枚田ポヶット」。

 暗くなって到着。車が2・3台駐車しているだけ。
 飯を炊く。蚊がしつこくつきまとう。夜は本格的な雨。
 この夜は車内に入りこんだ蚊との格闘となり、睡眠不足。

 目が覚めると、雨はやみ曇り空。
 ぼんやりまなこで外に出ると、急斜面を千枚田が日本海に落ちる。
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  稲刈りが済んだ田とまだの田と。
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 脇には、千枚田のいわれが。
 
 朝飯の前に千枚田の散歩。
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 国道の法面には、白花の彼岸花が咲く。
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 国道の上が集落。老婆が一人。
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 ああー日本海。腫れていたらどんな光景が広がったのだろう。
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 この田には、75株の切り株が。畦はどこも草刈りが行き届いていた。これも大変な作業。
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 足下には冬眠前のトノサマガエルがピョン。
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 田に引く水は、山の水。
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 あっという間に海に。
 どうやって千枚の田に水を引いたのだろう?
 ご先祖様たちの智恵はすごい!
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 その実りがこのはせ掛けに集約される。
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 国道の下では畑に変わったのだろうか、多彩が植えられているところも。
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 生活の中から生まれた先人の努力を、次代に引き継ぐことは大切ですばらしいこと・・・
 指定するだけでは受け継がれない。
 それは、また、生活の中から生まれるものでなければ、すたれてしまうことになろう。

 次回は、総持寺。