もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

厳しい雪の季節がくる前に

2009-10-26 21:30:33 | Weblog
 早朝から雨。宵の口も降り続く。

 昨日、「ぼちぼち村」のある不忘地区の「生活道路脇の木伐り作業」が行われた。
 その距離3キロメートルあまりの支障木を、雪が降る前に伐っておこうというわけだ。
 それぞれにチェーンソーや鋸やなたを持ち寄り、酪農家は大型のトラクターを出した。
 DSCN4078.jpg
 80になる尾畑さんは、バケットの上に乗って張り出した枝を伐る。
 DSCN4075.jpg
 若いYさんはバケットからからヤマグワの大木に乗り移って太い幹を切る。
 バサッ!ズシーン!と機械の音の中で倒れていく。
 色付き始めたコナラやミズナラは根元から。
 倒された木は、チェーンソーで枝を払われ、道路脇の空き地に放り投げられる。
 DSCN4100.jpg
 径が30センチ前後の幹は重くて人の手では大変なので、トラクターの出番だ。
 みんなまとめて藪の中に押し込んでしまう。すごい力だ。
 ちなみに、このトラクターの後輪の径は160センチくらい。ドイツ製で1千万円だと。<emoji code="a006" />
 なんとも乱暴で、もったいないやり方だけど、予算のない行政はやってはくれない。
 
 これで、道の上はスカッとなった。<emoji code="a001" />
 みんな、抜けるたびに空を見上げていた。
  
 これは、厳しい雪の季節を乗り越えねばならない住民たちの協同の作業なのだ。