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もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

妻の闘病記 36

2011-05-31 22:37:16 | Weblog
 先ほど(午後9時ころ)妻の病院から電話。
 なにごとかと思ったら、
 「今落ち着かなくて、家に帰ると言っています。話してもらえませんか。」と看護師。

 電話をかわると「わたし、帰りたいの。」とはっきりした言葉で気持ちを訴えてきた。
 こんなことは初めてだ。
 「うん分かった。はっきりと話せたね。ずいぶんよくなってきたんだね。
 家族も回りの人たちも、あなたが早くよくなって帰ってくるのを待っているんだよ。
 みんな応援しているよ。
 器用は、生健会で被災地の視察にいってきたんだ。
 明日は行くからね。何か食べたい物はない?ローソンで捜そうか・・・」となだめる。
 何か答えていたが聞き取れず。

 「もしもし、落ち着いてきました。」と看護師の声。
 「心配をおかけしてすみません。ぼくは一歩回復してきたと思いました。
 困ったらいつでも連絡を下さい。」と言うと、
 「そうですね、回復してきたんですね。分かりました。」と受け止めてくれた。
 
 妻は、これから先どうなるのか見通せなくなって、不安でいっぱいになったのだろう。
 看護士さんたちには迷惑をかけるが、なんとかがんばるしかない。
 
 今日は台風一過の青空が広がり、生健会では被災地視察に出かけた。
 渡里町、岩沼市、名取市を回り、午後は一人で浜の畑を見に行った。
 浜は寒かった。