おととい、92歳になる九二一っつあんが冥土の土産に被災地を見たいというので、Sさんの運転で亘理から山元町に出かけた。
先ずは、九二一っつあんのお知り合いの家へ。

ここは亘理町荒浜。荒浜小学校の隣。子どもたちはいない。
黄色い旗は、家は残して瓦礫だけを運んでほしいという合図。
「こんにちは!」声をかけても、当然返事はない。
主のNさんは元小学校の教師だったそうだ。
当時、九二一っつあんはレッドパージにあい、教材屋を立ち上げて間もないころ。
自転車で回っていたという。今は県内で一番大きな教材屋になっている。

部屋を見ると、水が来た跡が襖に記されていた。
庭では瓦礫の中に立派な車が突き刺さっていた。
排水堀の向こうには残雪の蔵王連峰が微笑んでいた。

これから妻の主治医に合うため出かけるので、続きは帰ってから。
先ずは、九二一っつあんのお知り合いの家へ。

ここは亘理町荒浜。荒浜小学校の隣。子どもたちはいない。
黄色い旗は、家は残して瓦礫だけを運んでほしいという合図。
「こんにちは!」声をかけても、当然返事はない。
主のNさんは元小学校の教師だったそうだ。
当時、九二一っつあんはレッドパージにあい、教材屋を立ち上げて間もないころ。
自転車で回っていたという。今は県内で一番大きな教材屋になっている。

部屋を見ると、水が来た跡が襖に記されていた。
庭では瓦礫の中に立派な車が突き刺さっていた。
排水堀の向こうには残雪の蔵王連峰が微笑んでいた。

これから妻の主治医に合うため出かけるので、続きは帰ってから。