I LOVE U

以前東京に旅行した時、羽田に降り立った瞬間。

シャッフルしたiPodから聞こえてきたミスターチルドレンの【Worlds end】

音楽と現在とその時の心境が見事にシンクロした瞬間だった・・・


ミスチル＝都会のイメージ


特に【Q】を聴いていた時の思い出が強い・・・

このアルバムは【Worlds end】と【未来】【and I love you】ぐらいしか正直聴かない。

ミスチルのアルバムは一曲目に非常に印象的な曲が多い気がする・・・

【Worlds end】も非常に強力で私にとっては印象がとても強い。


　

ダンサー・イン・ザ・ダーク

主人公は遺伝で失明。

息子のために治療費を貯めている。

家主にお金を取られそうになり殺害。

そして最悪の結末。

あまりにも救いようがない展開でした・・・


主人公セルマを演じたビョークが童顔で少女のような女性も役にぴったり過ぎて怖い・・・

終始不安げで作り笑いの彼女の笑顔が現実を悟っているだけにこの結末はキツイです。

途中に彼女の妄想がミュージカル仕立てなのも現実との対比でさらに悲しい・・・

共産主義チェコからの移住者が自由な国アメリカに裏切られたって事かな？


ここまで悲しいストーリーなのに泣けない・・・

それは絶望感のほうがあまりにも強いので泣ける感情が全く出てこない。

泣くにもある程度の余裕が必要なんだと感じた・・・