町山智浩さんの書籍。
非常に読み応えがある素晴らしい映画評論本でした。
映画ファンの私でも実際に観たことがあるのは【ある戦慄】一本のみです。
ここに紹介されている映画二十六作品は、現在の日本では放送コードギリギリ、もしくは完全NGな作品ばかり・・・
あくまでも「トラウマ」なのは町山氏の感じ方であって、他者から見たら違うかも知れませんが
どれも凄く興味が沸いて、是非観て見たい魅力的な作品ばかりでした。
町山氏は1962年生まれで、私より年上なのですが観てきた映画作品が近い、もしくは同時代の作品に共感してあるので。
非常に読みやすくて感情のふり幅が正直っていうか趣味趣向がとても似ています(笑)
まだ映画のFSXや娯楽性、商業主義ではないシナリオで勝負の作品集、うん、こういう映画は物凄く好きですね(笑)
60年代~70年代のけしてメジャーではない忘れ去られる運命の非常にかわいそうで魅力的なこの映画作品レビュー集は
読後の満足感がすこぶる高い書籍でした。
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