カミュの「異邦人」と比べるのはかなり違うと思うが、主人公、乾の魂の軌跡・・・
東京→新潟→富山→呉とロードムービーの形をとりながら、何かを探しても何にも見つけられない不条理な現実と
富山美術館の裸婦像に癒しを求める主人公の繊細な内面を映し出す・・・
印象的なのは主人公の「視点」
明らかに作品の中で語っているのは主人公本人であり、誰に対してかっていうともちろん、それを読んでる読者ってことになる・・・
もう、これはブログでの日記ですね(笑)
なんだろうか・・・やっぱりコミュニケーションが大切って事だと思うんだが
現代的っていう感じなんだけれど、不条理っていうか哲学的っぽい内容ですね。
カミュって言うよりもベケットのほうがイメージしやすいです。。。
あと「桐島部活やめるってよ」みたいな感じ(笑)
「異邦人」と比べるのは酷ですが、それでもレビューを書かずにいられない不思議な印象をもつ作品でした。
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