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東京観光中にほぼ読み終わりました。
伊坂幸太郎はこれで6作品目ですが、日常性の中にある意外性と巧みなストーリー。
やっぱり面白いですね。
「浜田青年ホントスカ」は「アヒルと鴨のコインロッカー」を思い出すし「ギア」は得体の知れない生物の侵略に
気持ち悪いが世界観に引き込まれる・・・
「二月下旬から三月上旬」は普通に考えるとネタばれはあれなんだけど・・・普通に考えていいんだろうか?
「ファイトクラブ」や「ザ・フー」のアルバムを伏線にしている時点で分かるのだけど。。。。。
「if」っていう作品は、ある事件を後悔するサラリーマンの葛藤と新たな決意が奇跡を起こす・・・って
まさに「if」ですね(笑)
「一人では無理がある」はファンタジーの要素を取り入れながら現実的な会社形態って・・・(笑)
結局はクリスマスには奇跡が起こるっていうこと? いいですねこの話が一番好きです。
「彗星さんたち」は新幹線清掃員の話なのですが、不思議な事は何も起こらないけど世間話の面白さっていうか
そういう事に引き込まれてしまいます。よくこんなシュチエーションでストーリーを考えるものですね。
「後ろの声がうるさい」は今までの作品の集大成っていう作品ですね。
ほろっと切なくて心が温かくなるストーリーでした。
次は長編を読みたいと思います。