ジョン・レノン殺害犯人のマーク・デイヴィッド・チャップマンを題材にした作品。
多分、事実に忠実に作ってあるのかな?
殺害までの3日間は徐々に緊張感が高まっていくので
観ていてとても疲れる作品でした・・・
殺人事件の史実を題材にとった作品は多くありますが
これは対象への憎しみや快楽を目的としたものとは違い
犯人の妄想が肥大して起こった殺人ですね、いわば精神障害。
これでは殺されたジョンもたまったものじゃないと思う・・・
せめて殺されるなら憎しみを込めて殺されたいもんです。
映画作品としては良く出来ている。
理不尽な事件ですが、映像作品としては興味深いです・・・
題名の【チャプター27】の意味が良く分からなかった。
映画の中に出てくる【ライ麦畑でつかまえて】に起因するものなのか
【聖書】に起因するものなのか、それとも全く別の意味なのか・・・
チャプターって区切りでしょ?27ってなんなの?
犯人の犯行年齢が27歳ってこと?
最近こうゆうどうしよもなく救いがない作品ばかり観ているような気がする・・・