花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

並揚羽蝶 18

2011年09月12日 20時50分34秒 | 蝶・蛾
出会いスポットである花壇で早速つくられたナミアゲハのペア。
後ろの方(多分こちらがオス)は羽が破れ気味だが、これくらいならまだ問題ではない。



破れ羽が乱入者を迎撃に向かう。
もう片方は優雅に蜜タイム。こういうのは仕方ない。



コスモスの上で謎のアピールタイム。
何がどうなのかわからないが、多分メスの方も食事を切り上げて乗り気の姿勢。
絵的にはまずまず良い雰囲気。

負飛蝗

2011年09月09日 21時21分42秒 | 
草むらにバッタ。
これはオンブバッタ。漢字名は酷いが、バッタに勝利のイメージもないので問題ない。
大きいのがメス、小さいのがオス。
オンブではなく抱っこ状態になっているが、見ると下にもう一つオスが交尾したままぶら下がっている。
こいつが上のに蹴り落とされかけているところかと思うが、この体制のまま動きがなかったので、前後のいきさつはわからない。
割とどうでもいいことではある。

燕 6

2011年09月08日 22時59分58秒 | 
実りを迎え始める田んぼの上を飛ぶツバメ。
ツバメの下の田んぼまで画面に映らないのは残念だが、段々で高いところにある田んぼが横に写ってくれたので、言わなければわかりづらいのは仕方ないながら良い具合。

数週前に稲の花の写真を撮ったところで、もうこんな風景だ。ああ嫌だ。



こちらはコシアカツバメ。
羽をたたんでいるといかにも速そうなカタチ。ただし見栄えは良くない。

尾長早苗 2

2011年09月07日 21時35分00秒 | 
台風一過の後、残暑を飛ばしたように涼しい朝晩が続く。
気持ち的に前進できない陰々滅々とした日々には非常に鬱に来るもので、せめて普通に暑い日々が恋しいものだ。

さて、写真はオナガサナエ。
長い尻尾を何のためにかくるりと巻いている姿。



こちらは小虫か何かを咥えている横姿。
「胸部黒条内の黄斑」が目立たない西日本型の個体であるもよう。
スラリとしたフォルムが美しい。

星蜂雀蛾 6

2011年09月06日 21時01分59秒 | 蝶・蛾
花壇のホシホウジャク。
あふれる陽光を透かして羽が良いオレンジ色を出している。
しかし体部分、特に腹側は普通もっと白いのだがこの個体は擦りきれたようになって美しくない。
角度・ピントが良いので、ちょっとだけ惜しいと言いたいようなものだが、全然ダメの残念賞。



こちらは山中の松風草に来たホシホウジャク。
地味な草でもこの季節に貴重な花だからか、色んな虫が来る。
良い角度では狙えなかったが、案外カッチリ写ったので、これも。

透羽羽衣 2

2011年09月05日 22時39分34秒 | 
スケバハゴロモ。
単品で見ると、一風変わった雰囲気が面白い虫だが、集まると気味悪いっぽさが増幅される不思議。
ちょっと珍しいものかと思っていたが、居るところでは一匹に気づけば他にもたくさんいるものであるようで。
しかしやはり、もの珍しさより、綺麗に見えるように撮るべきだっただろう。



光の加減で光沢質なソリッド質感にも見えるが、この場合ざらっとしたマット質感に見えてるのがイマイチな理由か。

馬追

2011年09月03日 21時37分25秒 | 
キリギリスの仲間、ウマオイ。
正確には「ハヤシノウマオイ」と「ハタケノウマオイ」という種類があるが外見には違いがないとのこと。
住む場所と鳴き声で区別できるらしいが、場所は曖昧で声は聞けなかったので、わからない。

どちらにせよ、綺麗な色で好ましい雰囲気の虫である。

姫黄斑せせり蝶

2011年09月02日 22時29分59秒 | 蝶・蛾
松風草の花と、たぶんヒメキマダラセセリ。
普通に停まっているところを撮ろうとしたら偶然、飛ぶところになった。
薄暗い場所だったので、普通は体全体ブレてどうにもならない写真になるものだが、これで体がちゃんと写ってくれたのは、本当に偶然だ。



姫じゃない普通の黄斑せせりかもしれないが、普通に撮るのも一苦労な場面で、きっちりわかる写真がなかった。
小さいっぽかったのでたぶん、姫。

木通の実

2011年09月01日 22時00分23秒 | 秋冬の風景
まだ青い、山中のアケビの果実。
頼りなくも視える細い蔓の枝から不釣合にごっつい実が生えてあるのはちょっとシュールだが、熟すまでにまだもう少し大きくなる。
手を伸ばして摘むには遠く高い位置にあったので、まだキレイに残っている。
それでもたぶん、もうじき近隣の人か通りすがりの人が収穫していくだろう。