花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

黄鶺鴒 13

2010年12月11日 22時40分40秒 | 
石から石へ飛び渡るキセキレイ。
ピントは甘いが、まず形は見える写り。



こちらは、普通にすましたポーズ。

久しぶりのキセキレイなので、どちらもイマイチな写真ながらもとりあえず。

葦鴨 5

2010年12月10日 22時10分39秒 | 
くつろいでいるヨシガモ。手前のマガモはまだ青首に移行中で薄汚い顔だが、ヨシガモはバッチリ美しいモード。
奥側の羽を広げていて、尾羽がゴージャスなようにも見える。



もう少し大きく切り抜いて、カメラ泣かせの腹模様が見えるくらいに。

もっと羽を広げたら、この羽の先のクルッとした部分がどうなるものか気になるものだが、「どこにでもいるカモ」の中では絶対的に数が少ないヨシガモであるので、なかなか見るチャンスがない。

鷭 8

2010年12月09日 21時19分29秒 | 
羽つくろいに余念がない深泥池のバン。
ワサワサしていてあるべき形が分からなくなっているのと、長い足指が細い足場から盛大にはみ出しているのが軽く印象的な一葉。



顔が出てきた所をもう一枚。
冬は嘴の色が地味になって冴えない印象。

この深泥池には近年たまに白鳥が来ていることがあるらしく、ひょっとしたらの期待で行ってみたがこの時はいなかった。
バンでは替わりにならないが、まぁ、そこはそれだ。

紅葉 24

2010年12月08日 21時45分11秒 | 秋冬の風景
水たまりの下紅葉。
これでうっすらと氷が張っていたらとても良い絵になるのだろう。
北の方では雪が積もっていたりもして美しかろう。
羨ましくはないが。



向こうの山の上の紅葉。
モズがぎょんぎょん鳴く季節だが、まだ人の目線の高さまでは降りてこない。

しかしそれらももうじきだろう。

尉鶲 16

2010年12月07日 20時47分42秒 | 
どこぞのお宅の何かの柱に置物然として鎮座しているジョウビタキのメス。
しきりにさえずっていたので飾りと間違えることはなかったが、写真になると、良い感じに風雨にさらされた風合いがリアルな毛玉感。




羽と尾が見えると普通に鳥である。

山茶花 7

2010年12月06日 20時26分34秒 | 秋冬の花
紅葉を背景にして、サザンカ。
確かめたら去年も似たようなことをやっていたが、季節のものはそういうことで仕方ない。


 

今回は花写真の定番・STFではなくAF具合を見るために80-200F2.8レンズであるが、絞っても開けてもきれいなボケ味で、これもやはり良いレンズだ。

目白 14

2010年12月05日 21時46分13秒 | 
満開のサザンカの花の中、花びら一枚にぶら下がっているメジロ。
ピントが外れた部分は色彩的に綺麗だが、こうやって蹂躙された花はぐちゃぐちゃで、とても綺麗とは言えない。
植物としてはそれで目的を達成できているので構わないだろうが、木を育てる人の目的からしたら、なかなか難しいところだろう。



海老反りからのジャンプ。
落ち着きのないメジロは、シャッタースピードさえ確保できれば偶々こういう瞬間が写ることが珍しくない。
しかし、全体の絵としては背景も被写体も特に美しくもなく、撮れただけの一枚。

瑠璃鶲 19

2010年12月04日 22時14分04秒 | 
α900がバージョン2にファームアップされたので、今日は久々に900での鳥撮りをしてみた。
そこに出てきてくれたこの冬初めてのルリビタキ。幸先が良い。

このファームウェア更新はAF速度向上が主なポイントのものであったが、最近こちらにはマニュアルレンズであるSTFをつけることが多かったので、そう言われればそうか、という感じ。
しかしやはりα900のファインダーは素晴らしい。大仰なシャッター音とも併せて、いかにも写真を撮っている気分になって、嬉しみがある。
撮れた写真の善し悪しは、さて、どうだろう。

嵯峨菊

2010年12月03日 23時14分47秒 | 秋冬の花
紅葉を背景に植え飾られた嵯峨菊。
支柱が目立つのは仕方がない系の貧弱な園芸植物である。
地を這わせておけばどういう具合になるのかには興味があるが、少なくとも美しくはなるまい。



菊にしては花びらが実に独特なのでどういうものかわかりづらいが、一応、中心に黄色い部分、菊的には本来の花がある。
チラッとでも見えると、ぐっと菊らしく映る。

紅葉 23

2010年12月02日 23時31分25秒 | 秋冬の風景
続き。

竹林の前の一本の楓。
PLフィルタで葉の反射を抑え、妙にぺたっとした色が、好みではないが新鮮な感じなのが良い。


太陽の反射で明るい水面に、紅葉のシルエットをDROで持ち上げた絵。


明るい空と紅葉に、まだ青い日陰の葉をHDRで持ち上げた図。

補正機能は楽しいが、程々にしておかないと道を踏み外す感が強い。
もっとも、目で見る風景の印象はこんな感じで、カメラの絵がそれと違うのがまず問題であるべきなのだ。
とはいえそこをカメラに合わせて楽しむのが昔からのカメラ趣味というもので。
本道はあくまでなるべくそのまま、だ。