花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

青筋揚羽蝶 10

2009年05月14日 22時45分55秒 | 蝶・蛾
特に変哲もひねりもないアオスジアゲハが地面を嘗めているところのアップ。
いちおう今年この蝶は初めて撮るので、そういう意味での一葉。

こいつは名前のとおりの青い筋がいちばんのポイントだが、小さい赤斑が良く写ると全体が引き締まって、より美しい。
日陰とかで暗いとこれが見えなくて、ちょっと散漫な感じになる。

更紗灯台 2

2009年05月13日 21時59分31秒 | 春夏の花
サラサドウダンツツジ。
普通のツツジの花ほど派手でもわかりやすくもないが、ドウダンツツジの花よりは色があって華やか。
これくらいが良いのかもしれない。

それよりも、花の付く茎の緩やかなカーブの枝分かれが、こうして見ると実に美しい。
実際には常に風で揺れていて形に定まっていない。

地縛

2009年05月12日 21時16分09秒 | 春夏の花
ジシバリの花。
たいそうな名前だが、おとなしめのタンポポのようなかわいらしい花を咲かせる。
別にタンポポの仲間というほど近くももないので、茎や葉もまるで違って華奢なものだ。


  

川べりの岩場のジシバリ2様。
地面を覆うように茎が這うので地縛というらしいが、立地が厳しいとこの程度か。
水や石の猛々しさに比べると、まぁ可憐なものだ。

姫蓮華

2009年05月12日 01時27分25秒 | 春夏の花
山中の渓流の岩に貼りつくように咲いているヒメレンゲの花。

どの辺から、なぜレンゲなのかわからないが、場所的にいかにもな風貌の花が心地良い和み系だ。



葉も花も鋭いソリッドな造形が魅力。
もっと広角マクロで川の流れと一緒に花も大きく押さえたく思うが、立地的にここでは無理。
どこか近くに良いところが無いものか。

小鷺 7

2009年05月10日 22時13分25秒 | 
この3月9日のねたで、勧修寺の鷺の木がダメになっていたと書いたが、実は大丈夫だった。
昨日見たら、若干印象が変わったような気もするが、青々と至ってノーマルな姿を見せてくれた。
一応、鷺の数は少ないままだったし鷺の子の姿も見ることはできなかった。まるきり何の問題も無いわけではなさそうだ。

よくわからん。

 

そして黄菖蒲とコサギ、コサギのアップ。
アオサギはアップにすると黄色い目が怖いが、コサギの青白い目はキレイだ。

長崎揚羽蝶 6

2009年05月09日 22時37分45秒 | 蝶・蛾
黄菖蒲の蜜に挑戦している?ナガサキアゲハ。
こういうこともあるのか、何か他の花と間違えているのか、しばらくそこ一帯のキショウブに止まっては蜜を吸おうとしているようなアクションを見せていたが、さて写真を撮ろうとしたら他所のツツジへ飛んで行ってしまった。
もっと寄れた良い写真が欲しかったが、とうとうここには戻ってこなかった。



仕方なしに、そのツツジにて。
内蔵フラッシュの無いタイプのカメラはやはりちょっと不便だ。
外付けフラッシュ、超旧式マクロフラッシュではなくちゃんとしたものを、安い方でも買ったものだろうか。

藤 6

2009年05月06日 21時14分46秒 | 春夏の花
藤の花。
以前にも書いているかもしれないが、藤棚に咲かせてあるような藤よりも、野生で高い木に絡んでいるものの方がキレイに思える。




キレイだとは思うが非道いとも思う。
見るだけでも、共犯のような若干の心苦しさをともなう。
それもスパイスのようなものか。

黄鶲 5

2009年05月05日 23時21分32秒 | 
毎度この季節には綺麗な声で鳴きつつ姿はなかなか見せないキビタキ。
今回は、ちょっと粘ってみたので大きさ的にはそこそこに撮れたが角度が悪い。
最初に見たときには、秋だったが抜群のコンディションで撮れた。それ以来イマイチ縁がない。




こちらは、酷い枝被りを修正して消したもの。そういうのは久々だ。
実際には喉の右の枝がそのままのカーブで尾の下まで鳥の手前に伸びている。
これくらいなら、言わなければ誰も気づくまい。

紋黄揚羽蝶 4

2009年05月05日 18時10分48秒 | 蝶・蛾
ツツジにやってきたモンキアゲハ。
曇天下の日陰で、クロアゲハだとただの真っ黒になってしまうが、ワンポイントの白があるだけでずいぶん雰囲気が変わる。




フラッシュを光らせてもまたずいぶん雰囲気が変わる。
もう少しマシな角度で撮りたかったところだが、すぐにどこかへ去って行ってしまった。

木通

2009年05月04日 23時18分44秒 | 春夏の花
雲ケ畑の山の中のアケビ。
実は大きくて種ばかりの、果物なのか、ただ実というのか、アレだが花はごく小さい微妙なものが集まって咲いている。




蔓は蔓らしい快い曲線を描いている。
新しい葉と茎の緑色も、いかにものそれで良い。

杜若 7

2009年05月03日 22時31分41秒 | 春夏の花
満開までは未だ少し間がある、太田神社のカキツバタ。
それでも例年よりはずいぶん早い。

  

望遠で遠近感を潰して撮ると、花が集まって良い絵になる。
この週末くらいだともっと花が多くなるだろうが、萎れた花も増えるので写真的には撮りごろであっただろうか。

へうげもの展

2009年05月02日 22時42分12秒 | Weblog
四条のたち吉でやっている「へうげもの展」を覗いてきて、ついでに微妙な出費もしてきた。
お茶はしないので茶器は無縁だが、酒器は色々見ていると欲しくなるので困る。
買ったのは実用を損なわない程度にヒズミたる、黒錆シリーズとやらのぐい呑だ。

背景にはオマケで貰った、単行本初版に貼り付けてあるひょうげものコレクションシール集。安手だが地味に嬉しい。




あと、記念スタンプ押してってください、のスタンプの図柄がコレ。
シーンのチョイスとしては賢しらげだがインパクトはある。

全体は、実に面白い展示であった。