空母いぶき

梅雨入り宣言が出た途端に、毎日愚図ついた天気が続くとは・・・・。
雨が降っていては釣りにも行けないので、前々から気になっていた映画、「空母いぶき」を観に行ってきました。
原作(かわぐちかいじ原作)では、中国が尖閣諸島に上陸・・・・となっている様ですが、流石にデリケートな問題だけに、映画では東亜連邦と言う架空の国が波留間群島と言う架空の島に上陸と言う風になっています。
また、国家の危機に際して政府や自衛隊の対応はどの様にするのか・・・、と言う点では「新ゴジラ」と似ている部分があるのですが、「新ゴジラ」では自衛隊の全面協力があった様ですが、今回は内容が内容だけに、自衛隊の協力は一切なかったそうです。
戦争ものと言うより、現在の平和憲法によって戦争を放棄した我が国が、「専守防衛」に徹しながらどのように戦うかを描いています。

映画から離れての事ですが、何時の間にかチケットの販売が券売機に変わっていました。
何時からの何という映画で、座席は何列目の何番目を希望するか、現金なのかカード支払いなのか、料金は一般なのか、シニア割引なのか・・・etc、最後には車で来たかどうかなんてのも入力しなくてはなりませんでした。
チケットカウンターで係り員が販売していた時は、ほんの十数秒で済んだ作業だったはずなのに、チケット一枚買うのに1分近くも掛かってしまいました。
人件費の削減が理由なんでしょうが、思った通り、券売機の前には長蛇の列が・・・・・。
しかも、館内に入る際にはチケットに印字されているQRコードを端末にかざして入る事になっています。
案の定、私の前に並んでいた老人夫婦はQRコードとは何なのかが解らなかった様だったので、代わりにやってあげました。