Digital photo's diary

自称「暇人」によるデジタル写真日記。

虫干し

2011年10月07日 | デジタル写真
15年ほど前に他界した父は書家でした。
たいして有名ではありませんでしたが、それでも県展の審査員を務めた事もあったそうなのでそこそこの実力はあったようです。
亡くなる前に個展を開いた事もあり、それに出品した作品や過去に色んな展覧会などに出した作品等を含めると表装してある物だけでも数十点(軸にしていない作品を含めると軽く100点以上)もあります。
所が、どういう訳かその全てを私が保管しているんですよね。
まあ、兄弟達は書などに全く興味が無いと言うので自然とそうなってしまったようですけどね。
所が、保管の仕方が悪いのか少しずつ黄ばんできたり細かなシミみたいのが出てきたりしてしまいました。
年に一度位は天気の良い日に風通しの良い所に吊して、所謂「虫干し」をしているんですけどね・・・。
私一人で保管しているのにも限界なので、この際、兄弟達にも平等に分けてしまうことにしました。
その前に表装してある作品だけでも写真に撮って残しておこうと一つずつ番号を付けて記録したのですが、かなりの数なので一仕事でした。
我が家にも床の間はあるのですが、今や荷物置き場になっていて、とても軸を飾れる状態ではありません。
さて、これだけの数のものをこれからどうしようかと思案中です。