空色の川を覗ける小春かな
小春、小六月ともに旧暦十月の異称。
小春日、小春日和は、立冬を過ぎてからの春のように暖かく穏やかな日和のことをいう。
「小春風」「小春凪」「小春空」などとも用いられる。
『徒然草』に「十月は小春の天気」という一節があることから、中世以来用いられてきた言葉と考えられる。
橋の上から川を覗くと空色をしていた。
暖かく穏やかで、正に小春であった。
昼月の下を旅客機小六月