俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

八重桜

2023-04-15 | 俳句・春・植物

 

 

山門のいつも開きをり八重桜

 

 

 

御衣黄

 

 

 

八重咲きの桜の花の総称。

山桜から変化したもので、桜の中では開花が最も遅く、四月頃、ぼってりとした花房を垂れ下げてつける。

 

 

 

 

 

 

花びらは雄蕊が変化したもので、普通実はならないが、「奈良の八重桜」は珍種で、花の後に果実を結ぶ。

 

 

 

御衣黄

 

 

 

御衣黄は大島桜を基に生まれた日本原産の栽培品種の里桜群の桜。

クロロフィルが多量のため、濃い緑色に見える。

だが、最盛期を過ぎると赤みを帯びてくる。

 

 

 

 

 

 

ある寺の山門を見ると、いつも開かれている。

その脇の八重桜が満開になっていた。

 

 

 

 

 

八重桜夕日に重さ増しにけり

 

 

 

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