俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

金木犀

2008-10-13 | 俳句・秋・植物


金木犀雲張り出してきたりけり

モクセイ科の常緑小高木。幹が淡灰褐色で樹肌が犀の皮に似ているので木犀と名がついた。この時期はどこからともなく甘い芳香が漂ってきてあたりを見回すことになる。よく晴れて金木犀の花も日に映えていたが、午後から次第に雲が張り出し、花の色がくすんでしまった。それでもいい香りは変わらなかった。

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武蔵振りなる木犀を山裾に


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コメント (2)
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