俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

後(のち)の月

2008-10-11 | 俳句・秋・天文


妻留守の風の音なり十三夜

陰暦九月十三夜の月。名月の一ヵ月後であるので、「後の月」という。昔、宇多法皇が満月に満たないこの夜の月を無双と賞したことによるなどいくつかの謂れがある。季語としては、「十三夜」「豆名月」「栗名月」「名残の月」などともいう。戸を閉めようととして障子を開けると正面に月が出ていた。後の月だと思っていると、雲が流れてきて見えなくなった。次第に風も出てきた。

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武蔵野の雲の流れや後の月


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