河童の歌声

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こんなキャンプ場に誰がした

2022-11-13 12:04:59 | キャンプ


この11日(金)から12日(土)にかけて、
1泊2日で、道志の森キャンプ場にソロキャンプに行きました。
妻は、コロナ以来すっかり臆病風に吹かれ、
また年齢的にも一時の様なキャンプ熱も薄れ、ここ数年はソロで行くようになっています。

夫婦で行っていた頃は、あまり触手の動かない道志の森キャンプ場だったのですが、
一人で試しに行ったら、予約要らず、料金格安、サイトが広くて選べるなどが、
思っていた以上に使い勝手が良く、今ではソロキャンプというと、ここばかりです。





大体どこでもキャンプ料金として5000円~6000円は取られるのですが、
ここは何と、たったの1800円。
やる事は同じで、良いサイトが空いていれば、こんなにいい事はありません。

私が行った日は金曜日の11時半くらいだったのですが、
既にかなりのキャンパーが入っており、私の目的だった第一候補地は既に埋まっていました。
しかし、池の畔の比較的いいサイトに空きがあったので早速の設営。
このキャンプ場のいい点に、まずは空いている気に入ったサイトにテントを張って、
受け付けはその後にすればいいというのがあります。
管理事務所に行かなくても、事務所のお兄ちゃんがバイクで巡回していて、
まだ受付をしてない人を目ざとく見つけては、料金回収をしてくれるので楽チンです。

しかし夫婦で行くのとソロで行くのとでは全然違うのです。
何が違うって、1泊で済んじゃうのです。
本当は2泊して真ん中のまる一日をキャンプ場でゆっくり過ごす事に、その良さがあったのですが、
一人っきりだと、間が持たないのです。
だから1泊だけで、そそくさと切り上げて帰って来ちゃうんです。

しかし、今回という今回ほど驚かされたキャンプは無かった。
2日目、撤収して帰宅する日は、土曜日でした。

朝、静かに目の前の池を眺めながらボンヤリしてると、
7時になった途端、早速、、、今日からキャンプをするんだ!
やい、オメーら、俺が来たからには、只じゃおかないぞ。
俺が来たからには只で済むと思ったらオーマチガイだぞっと、
1台目の車がドドドドーッと討ち入って来たのです。

それに引き続き2台目が、と思ったら3台目、4台目、5台目・・・
「お~来るわ、来るわ」
いっぺんに10台以上が、狂った様に、雲霞の如く突撃して来たではあ~りませんか。
最初は数を数えるなんて可愛い事をやってた私も、
数十台とかの単位になると、何だかボーゼンとして打ちのめされる思いがしました。

して、このバカ連中が、他人より良い場所を探して走り回るのです。
「オメーラな~、土曜日なんかに来るんじゃね~よ」
「土曜日という混むと分かってる日に来てだな~、
他人よりいいサイトに自分だけは確保したいなんて、虫のいい事考えてんじゃね~よツ」
「オメーラはな~、自分の顔がどんな顔してんだか思った事があるかッ?」
オメーラの顔をつまりアホ面ってんだよ、バカ。

昔は、とまではいかなくても、せめてコロナ以前は、
平日のキャンプ場に行くと、私達だけ、居てもホンの数組が居るだけ、
という日ばかりだったキャンプ場が、いつからこんな狂騒曲になってしまったんだ。
「ヤイ、オメーラ。世にキャンプばかりしか無いとでも思ってんのか?」
「他にやる事、行くとこ、いくらだってあるだろッ」
キャンプってのはだな、俺みたいに世の中というものを冷静に、
それでいて人には優しく思ってる人間だけが来るべき場所なんだよ。

誰だ!こんなキャンプ場にしたA級戦犯は!
ゲーノー人の、ヒロシなのか?
あいつが「俺のキャンプ」なんてやっちゃったからなのか?

あ~ヤになっちゃうよな~。
間抜けなド素人キャンパー尽くしのキャンプ狂騒曲に、
悩ましく、世も末だと深刻に考えてる私なんです。
あ~ヤダヤダ。



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