河童の歌声

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都会の雪道

2022-02-11 10:14:49 | 日記




大雪予報は少し外れて、ここ府中市は1センチも積もっていません。
それどころか空は晴天になっています。

都心部に雪が降ると、テレビではそういった映像をよく流していますが、
あれを観た雪国の人達は、きっとあきれ返っている事でしょうね。
全く都会のドライバーの雪道の下手さ加減には、私もあきれています。



ずっと以前ですが、家の近くの短い登り坂を一台の乗用車が登り始めたのですが、
その車はタイヤにチェーンを巻いているのに登れないのです。
私は最初から見ていたので、もう笑っちゃいました。
つまり若い彼は、雪の登り坂に恐れをなしてビビッているのです。
その結果、彼はアクセルを目いっぱい吹かし過ぎて、タイヤが空回りしているのです。
これはどうすればいいのか?
つまり自分のタイヤがどういう状態にあるのかを、考えれば分かる筈なんです。
もっと静かにアクセルを踏めばタイヤは路面を的確につかむ筈だと。

かと思えば、これも家の近くの長~い、やや急な下り坂で私の前を走っていたのは、
アメ車(アメリカ車)のジジイでした。
私はジジイのやる事をじっと観察しながら走っていたのですが、
あ~あ、やっぱりな~、そうやるだろうと思ってた。
ジジイはエンジンブレーキを使わずに、フットブレーキだけに頼って降りたのです。

それがどういう結果を生むか?
車はスリップして横滑りを始め、まず左側のガードレールにぶつかり、
弾かれて今度は反対に右側のガードレールにぶつかり、
それを数回繰り返して、やっと停まったのでした。
こういうのは、もうほったらかしにして横を通り過ぎるしかないですね。

私は東京出身なんですが、雪道にはそこそこ自信があります。
というのは、雪が降ると、猛烈に練習したからです。
誰も通らない広い道路で、スピードを上げてから、わざと急ブレーキをかけたり、
この時、車は360度一回転したのですが、
なるほど急ブレーキを踏むとこのくらい滑るかと理解できました。
とに角、雪道を理解する為にやたらに走り回ったのです。

だから大雪の誰も通らない信州峠で、Uターンをして敗退したり、
あれでもしハマったら来春まで放置するしかなかった。
いろんな場所で、わざと色々な経験をしたのです。
雪道走行を上手くなるには慣れるしか方法はないのですね。



楽器も同じで、とにかく練習しかありません。
何事もそうなんですが、上手くなりたいと思う事しか上手くなれる方法はありません。
私は高校1年の時にユーフォ二ウムにハマって練習のムシをやってました。
日曜日だろうが夏休みだろうが学校に行って、独りで練習しまくっていました。

歌声喫茶の伴奏者に、いつまで経っても下手なままの人がいますが、
私はそういうのは好きになれません。
何で上手くなろうと努力しないのか、全く理解できません。
仮にも楽器を始めたのなら、誰よりも上手くなろうと頑張るべきだと思うのです。

でも、車も楽器も、他の何かでもきっとそうなんでしょうが、
まるで適性の無い、つまり合わない人はいますね。
これは誰かが忠告でもしてあげないと不幸ですね。
いくら本人は、それが好きであろうが、
物事には向き不向きは必ずある、どうにもならない事ですから、
早くそれを気づかせてあげるのも、思いやりなんでしょうね。

それにしても、もっと雪が積もったら、
あちこちで、いつも通りの下手なドライバーが社会の敵になってしまうんだろうな~。
みなさ~ん、雪が積もったら迷惑にならない道路で頑張って訓練しましょうね。




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