私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

吉備津宮の参道について

2006-07-11 17:15:15 | Weblog
 私の家から東へ250mのところに、吉備津神社参道口があります。旧山陽道から真っ直ぐに吉備津宮まで、東南に真っ直ぐ伸びています。その距離あよそ550mほどです。 どうしてこの位置に参道が設置されたかと言う理由は定かではありませんが、最短の距離だと言う事がその一番の原因ではないかと思います。日の出の位置と関係があるのではと、言う人もいますので春分、夏至、冬至の日の出の参道入り口から登る位置について今調査中です。12月の冬至になるとはっきりします。 鉄道が敷かれる明治以前、この道を旅しただろう多くの旅人がお参りしたことは確かです。西郷さんも、龍馬さんも、松陰さんもきっとお参りしただろうと思われます。 その参道は、今でもその両側には松並木が茂り、美しい景観を我々の目に提供してくれていますす。 四季折々の吉備の野を流れる風がその時々の風情をかもし出してくれています。松籟に我が喜怒哀楽を合わせるようにして、ある時は人生を深くえぐるかのように激しく、また、時には、恋人と語り合うかのように頬をやさしく撫でながら流れ、常に、えもいわれぬ優雅さをかもし出して、通り過ぎていきます。