テレビや写真で何度も目にしたことのあるアンコールワットですが
実物は想像以上に大きく威厳をもってそびえていました
聖池の睡蓮がちょうどよくきれいに開いていました
周囲を環濠(幅約190m)に囲まれ、その面積は東京ドーム約15個分の広さだそうです
アンコール遺跡群の寺院の中で、正面が西を向いているのはアンコ-ル・ワットだけで他はすべて東に向いて建っています。
理由については諸説ありますが、王の死後に墳墓とする目的があったため、死後と関係深い西に向けて建てられたというのが有力らしいです
*アンコールワットの全体図
西塔門を目ざして長い参道を進みますがここではシンボルの中央祠堂はまだみえません
途中でなにやら煌びやかな姿が・・・
遺跡で結婚式を挙げるカップルが記念撮影中でした
幸せにね
カップルの記念撮影があるかと思えば環濠に飛び込んでみせる子も・・・
子供たちは暑く焼けた石の上も裸足でへっちゃら、日本の子供とは大違いのたくましさがそこかしこで・・・・
塔門を入ると塔門の柱や壁には女神デヴァターのレリーフがずらりとならんでいます
全体では約1700体といわれ1体として同じ姿のものはないというからすごい。
デヴァターの豊満なバストは思わず触りたくなるのでしょうか
手が届く位置にあるデヴァダーの胸は多くの人が触れた形跡で黒く光っていました
私は豊満バストよりこあちこちにいた狛犬のような獅子のこのおしりの形がとても気に入り思わずなでなででした
塔門を抜けると神話のお話が彫られたレリーフが続く長い回廊が続きます
手前の男性は今回のガイドのロンさん
天井の一部にはきれいな彩色が残る部分も…
当初は寺院全体がこのような赤系で塗られていたとのことです
江戸時代、日本人の森本右近太夫一房が書き残した文字が残る柱
70年代の内乱時にクメールルージュによる破壊活動で上から墨が塗られて判読は難しいですが
よ~く見るとなるほど見慣れた文字が何とかわかります
アンコールワットの中心、中央祠堂の前で
乗っているのは崩れた石
このような石があちこちに大量に放置されているのをみて
修復作業の遅れが破壊を一層進めるのではないかと気になります
さあここからが大変、中央塔に上るのですが
その階段の急な事、昨日の夕日鑑賞の時の階段の比ではありません
2008年まではこのような当時のままの階段を上り下りしていたとのこと
こんな急で足場の悪い階段をどうやって上ったのでしょう
今は上りやすいように作られた木の階段や手すりがありますが見上げただけで恐怖を感じます
恐る恐る、なるべく下を見ないように前だけを見て必死で上り下りしました
怖い思いをして上っただけのことがある中央塔です
素晴らしい眺めです
当時は王様だけがこの景色を堪能できたのでしょうか
上から見下ろすと回廊の向こうは緑濃い森林がぐるりと広がって、長い間その木々に埋もれていたというのもうなずけました
* 中央の緑色に見える部分は補修中のテントです
翌朝は早起きして午前5時半、まだ暗いアンコールワットへ朝日鑑賞に出かけました
日中は30度以上の酷暑も嘘のように肌寒く、太陽が顔を出すまでの一時間以上を撮影スポットでじっと待機
朝日は一年に2度中央塔の真ん中から昇るのだそうですが今はだいぶ右に外れた位置からのご来光
それでも漆黒の闇から徐々に広がるオレンジの光とともに中央塔の姿が浮かび上がる様子は感激でした
長い参道を歩いて、実物をご覧になるのは感激だったでしょう♪
相当に破壊が進んでると聞きますが…
貴重な遺産修復は、叶うでしょうか。
仏教は金銀の飾り付けが多いけど、このカップルも凄いわ!
獅子のお尻、ワタシも触りたくなりました~
イタリアで、ロミオとジュリエットのお話しで…
ジュリエットの像の胸も、ナデナデされてテカテカでしたよ~
Tシャツ姿の写真を、楽しく拝見しました♪
熱帯性のハスが沢山咲いて、暖かくて良かったでしょう。
金色がこちらでも最高の色なのですね。カップルの綺麗な衣装、それにこのポーズがこちら流なのですね。
豊かな胸、細いウエスト、あちらの方は今もスタイル抜群の方が多いのでしょうね。
急な石段を上下されましたか。見てても足が震えそうです。
早くからお出かけですか。滅多に見られないご来光とはいえです。
レポートありがとうございました。
悲しい出来事がまず頭に浮かんできてしまいます。
かなりの遺跡群が破壊されましたものね。
内戦の傷跡は深く、遺跡の修復・保存まではまだまだ長い道のりが続くのでしょうね。
破壊された遺跡が、道路の敷石になっているのも歴史を物語っていますね。
たくさんの人が観光に訪れることは、
カンボジアの経済成長にもつながりますね。
何だか、被災地復興と共通する部分を感じてしまいました。
泥に咲く睡蓮のように、美しく花開いてほしいですね~
遅ればせながらお帰りなさい。
観るものすべてが私にとっては物珍しく、東洋人でありながら
アジア諸国はべとなむ以外は知らない私です。
ビオラさんの旅行記を読んでいると行きたくなりますね。
ヨーロッパやアメリカとまた違う雰囲気に圧倒されるでしょうね、きっと!
あの階段は山に登るより厳しいかもしれません。
花嫁花婿は銅像かと思いました。本物だったのですね。(笑)
建造物もすごいですが、自然の景色がいいですねぇ
それにしても、連日の階段上り下りは、ちょっとたいへんだったようですね。
元気で体力のあるうちに出かけないとダメかなぁ…なんて思っちゃいました。
無事のお帰り何よりです。
その後、お腹の調子は如何ですか?
気温35度から、大寒の日本はきついものがありますものね。
世界三大仏教遺跡の一つ、インドネシア・ジャワ島の「ボロブドゥール仏教遺跡」には行ったことがありますが・・・
流石にアンコールワットは群を抜いて規模が大きいですね。
急な階段を見て、足腰丈夫でないと行けなくなりそう!と思いました。
カンボジアというとポルポト政権の悲惨な歴史が思い起こされますが、その片鱗は見えませんでしたか?
タイのアユタヤなどもそうですが、日本人にはなじみが深い仏教遺跡・・・
西洋のキリスト教文化とは違う感慨がありますね。
遺跡の周りに積み上げられた崩れた石の多さに
貴重な遺跡の今後が危ぶまれます
修復作業もなされてはいますが破壊に追いつけていないのが気になりましたし
修復技術の遅れも目立ちましたし・・・
経済的にもまだまだのカンボジア、いろんな国からの応援はあるようですが
早い修復が望まれた遺跡でした
獅子のお尻が気に入ったなんて変わり者かしら
色はこの色一色だけでした
ご来光に夕日鑑賞・・・
多くの観光客が訪れるようになって遺跡のほかに何か印象的なものをということらしいです
皆が皆スタイル抜群かどうかはよくわかりませんが
太っている人はあまり見かけませんでした
ましてこのような美女のレリーフ
男女を問わず思わず触れたくなるのも無理からぬことなのかもしれません