笑顔浴

優しい時間

名義貸し詐欺

2013年07月05日 | Weblog

ハリーが亡くなって落ち込んでいる母が

またも「鴨ねぎリスト」の獲物にされました。

訪問してきた知らない人の名刺を見て、

「何の用じゃろか」と連絡するので、誠実な人なのです。

 

水曜日夜、叔母から

「さっき、電話したら、名義貸しで株を買うことになって明日、

人が訪ねてくると言ってた、怪しいから来ないように断りの電話をいれよと

 忠告したけど用心しておいて」との知らせがあり、

母に 電話に出ないか、即切るか、断るように言ったにもかかわらず

木曜日の午後には銀行に出かけ、指示通り「リフォームに使う」という理由で

預貯金すべて解約し、現金に換えて自宅で男を待っておりました。

 

名義を貸すとは、借金を肩代わりすることなのです。

断ろうとすると、家族に迷惑がかかると脅され

グループの数人から次々と電話がかかってきたそうです。

一人で、パニックに陥ったことでしょう。

ここで、母が賢かったのは、警察に言うなと言われて

西署に相談の電話を入れたこと。

知的犯罪部の刑事さんが来られ、男に電話をかけて「和解」してくれ

詐欺にあっていることを諭してくれました。

 

知らない男が訪問し、2日間で預貯金を騙し取られかけたので、

「世の中、恐ろしい人がおるもんじゃ」と深夜になっても興奮が収まりませんでした。

「警察に電話したのはグッドアイデアだった」「おそろしかっただろうね」

といったものの、このままで良いわけがない。

またか!と思うほど、アプローチされているわけで。

 

「電話には出ん、玄関のチャイムがなっても出ん」 

と繰り返す母が幼い子供のように見えて、切なくなりました。

老後を怯えて暮らさなくてよいように、対策を打たねば

次の業者が狙っているわけですから!

 

電話番号を変え、訪問者を目で確認できるものにしよう。

 

 

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