笑顔浴

優しい時間

自由のしっぽ

2016年06月04日 | Weblog

 

しばらくご無沙汰しました。

ウインドウズ10が、突然、

私の意思に反してダウンロードを開始した日から

パソコンの操作が???で苦労しています。

今日はパスワードがようやく使えるようになりました。

更新のない間も、ご訪問ありがとうございます。

 

私は、授業で出席をとるときに、「○○さ~ん」「はい!」

の「はい!」の代わりに、毎回、振り返りの発言を求めています。

今週は、「今日の自由度」を教えてもらいました。

答えたくない人は「パス!」ありです。

 

国民として法律に反すること、周囲の人を不快にするマナー違反

それ以外は、原則、誰もが自由でいいのだから

何を考えて、どんな行動をしても いいのです。

ただし、自由は後ろから見ると、しっぽがついています。

しっぽというのは、責任です。

 

自由にふるまった結果、

気持ちよくなることも、そうでないこともあります。

その時に、自分で責任を取る覚悟を持たねばなりません。

怒りや悲しさなどの感情も、自分で引き受けなくてはいけません。

社会のせいにしたり、周囲の人を恨まないほうがいいね。

 

自由が良くて、不自由が悪いというわけではありません。

状態を表しているにすぎず、刻々と変化します。

今、不自由だと感じていても、3時間後には自由を感じているかもしれませんよ。

その逆もありです。

 

と、勝手な所感を述べて

不自由度5~自由度5 のスケールを振り返ってもらいました。

興味深いことに

自由度5のことを プラス5 と呼ぶ人が何人もいました。

不自由は、抑圧されたマイナスのイメージが強いのでしょうか。

 

自由度10 と規格外に大きい人もいましたが

不自由度3 不自由度5 が大勢いて

不満を吐き出すような表情で言ってくれると

「そうですか、○○君は不自由5ですか」 と穏やかに返します

不自由だ!!と表現するだけで、すっきりすることもあるので

不満のガス抜きになればよいのですが

 

昨年の今頃は、クラスメートの評価を気にして

最初に発言した人と同じ単語をまねて

無難にやり過ごすパターンでしたが

2年目に入ると、正直に発言する人が増えています。

人前で、自分のことを語るのは 容易ではありません。

何を言っても許される、攻撃されない

と思えるからこそ語れるわけで、

クラスに信頼関係が芽生えてきた証拠だと想像しています。

 

最初は、「嘘でいいから なんか言っとけよ」的なムードでしたが

互いに関心を示し、どんな意見も 受容するようになってきた様子です。

自他の違いを認める練習になってると嬉しいのですが

実は、私自身の修行でありました。

 

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オレンジピールチョコかけ | トップ | 弔う »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事