笑顔浴

優しい時間

おもてなしランチ

2015年07月18日 | Weblog

 

講師控室にて、皆様が調理なさった昼ごはんをご馳走になりました。

嬉しくて、写真を撮らせていただきました。

どれも美味しくて、大満足。

●栄養士さんのおもてなしのお気持ちにも大感謝。

 

この献立のテーマは、~介護に備えて~と献立表にありました。

作り方を読みながら、私も母のために作ろうと思います。

*やわらか豚肉の夏野菜いため (豚肉:疲労回復・脳卒中の抑制・抵抗力を強化・記憶力の減退防止)

*梅紫蘇サラダ

*ふわふわかに玉  (口当たりがよく呑み込みやすいので手軽に栄養補給できます)

*ミルクココアゼリー

梅しそサラダは、さっぱりしてて長芋のシャリ感がいいし、

デザートのミルクココアゼリーは、おかわりしたいほどでした。

 

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研修会に招いてくださったのは、食生活改善推進協議会の皆様でした。

栄養素の組み合わせ、素材の活かし方、年齢や病態に応じた献立 調理の実践力など

知識も技術もベテランの皆様に、私がお話できることがあるとすれば

何を食べるかに加えて、誰と どのように食べるか といったシンプルな食生活の習慣が

じわじわと 心を蝕む可能性のご紹介と考えました。

こころの健康に食生活が深く影響しているお話や、うつ病の見つけ方をお伝えしました。

そして、人との交流で元気になれることを実感していただきたいと願いました。

 

前日、深夜の「報道ライブ21」で(7月16日(木) 21:00~21:55)

宮崎県小林市地域包括支援センターが取り組んでいる『認知症あんしん生活実践塾』が放送されました。

竹内孝仁医師指導の下、水分・食事・排泄・運動をアセスメントして対応した結果

認知症の症状が軽減した男性の事例が紹介されました。

奥さんを無くして15年、独り暮らしの高齢の男性の食生活の背景を想像できます。

 

1日に水を2L飲むだけ?? 

そんな簡単なことで認知症が改善するわけがないと疑う方は多いと思いますが

当り前のことが、当たり前にできない状況では、病気になる方が自然かもしれません。

当た前であるはずの水分摂取は、高齢になるとのどが渇かなくなり忘れてしまう。

生活困窮や 家族や仲間の不在、自炊困難 体力の衰え等の理由で

家から外にでず、運動と食事が極端に少なくなれば排泄も整わなくなる。

担当したヘルパーさんや保健師さんの支援に加え、

デイサービスで<利用者さんの水分摂取の確認係り>という役割を貰いました。

食事を整え、生活リズムを整え、人と交流する場での自己肯定感の高まりや

楽しさで元気を育てて、食欲を高めて、意欲をたかめて 

この男性は、回復なさったのですね。

 

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自殺予防のゲートキーパー養成講座でも、居場所の大切さをお伝えしていますが

<栄養バランスのよい 美味しい食事を 一緒に 楽しく 食べる>

そんなことで、地域の自殺者数を減らせるのか?と問われたら

迷わず減らせるはずと答えたいのです。

小さな子供からお年寄りまで、当り前のことが、

当り前になっていない人々の状況に驚いてる私は

基本的な事さえ困難にさせるほどの問題の深刻さを感じています。

<栄養バランスのよい 美味しい食事を 一緒に 楽しく 食べる>

が継続できる難しさを感じるからこそ

地域の人々の笑顔を引き出す食生活推進員の皆様の活動を

応援せずにはいられません。

 

 

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