笑顔浴

優しい時間

アホ・ボケ・カス

2020年02月01日 | Weblog

 

「死ね!クソ馬鹿!ぶっ殺す!」

プリントを配るのが遅かった女の子への

男子学生の軽い冗談を咎めました。

そのまま、スルーできたけど、

彼らの云うところの「めんどくさい」先生を選びました。

 

「悪気がないのはわかるけど、人に向かって死ねと言うな。

 それを聞かされる私の 不快さをどうしてくれる?

 授業中にその単語は発声禁止じゃあ 」

 と、強要しました。

感情的な叱り方に、よほど驚いたのか 

それから彼の口癖を聞かずに済みました。

卒業が近づいて、最後の授業で

「○○君のご協力に感謝してま~す」と話すと

クラスメートは、口々にブーイングで

「こいつ、まだ、なおってないんで~」と実態を教えてくれました。

社会人になった彼は、

今頃、可愛がってもらっているかなあ

 

使い慣れた言葉が、とっさにでてくるから

普段から美しい・優しい言葉を使いましょうと

呼びかけている私ですが、

実は今、使うタイミングを考えている単語もあります

「アホ やなあ~」

「ボケ とんよ~」

「カス だろ~」

 

凄く困ったときに

論理的・客観的かつ冷静では、とてもいられない。

他者をののしり、悪口を言えない相談者に出逢うと

言葉にできない想いを想像して代弁してみたり

代わりに 私が怒ってみせたりすることで

ご自分の気持ちに気付いてもらえることもあります。

もっと、怒ってもいいんだよって伝えたい。

怒りを消化しないと、その先に進めないです。

 

立派じゃない相談員の方が 何でも話しやすいと思うから

なんだか私、だんだん ガラの悪いカウンセラーに

なってきたかもしれません。

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