4日土曜日は、親しい人のお母様の告別式に参列しました。
遺影をみて、お亡くなりになった実感が急にわいてきました。
見覚えのある笑顔は、私が撮影したスナップ写真だと、すぐわかりました。
自宅を訪問しお母様に初めてお逢いした日でした。
まるで以前からの知り合いのように、明るく迎えてくださり
写真を撮るのがお好きといっては、私たちの写真を撮ってくださいました。
「お母様には、かなわないけれど」と、私も にわかカメラマンになって
お二人のとびきりの笑顔を記録しました。
笑う声まで聞こえてきそうな自然な表情を写せて
お二人の楽しい時間の証拠のひとつを残せて嬉しいです。
意識がなくなったあとも、お母様がお好きだったお花を持参して、
お二人で長い時間を過ごされていたことを、
お目にかかるたびうかがいました。
「肌に当たるものは全てガーゼ製品にしてるのよ」
にこめられた愛情を感じました。
お別れの日に木曜日の朝を選ばれたのは、
1週間の中で、一番穏やかな日ではなかったかと想像しています。
慌ただしい行事が一段落した頃、お母様の思い出話を、聞かせていただこうと思っています。