笑顔浴

優しい時間

香典

2011年06月05日 | Weblog

メモ;

仏教では、私達のような衆生が生死(しょうじ)輪廻する過程を、四分割して四有:しうと呼ぶ。
1 現在世の生存を本有(ほんう)
2 死の瞬間を死有(しう)
3 死んだのち次に生まれ変わるまでの間を中有(ちゅうう)
4 次の世界に
生まれる瞬間を生有(しょうう)

早い人なら7日、この世に未練を残し遅い人でも、四十九日(7日×7回)で
皆、次の世界に生まれ変わるそうで、その日が満中有。
次に生まれ変わる瞬間を待つ間は、「お香」を食べて過ごすので
見送る者は、本物の高価なお香を、そばに居て供えなさい。

現世の行いが悪かった人は、お香を沢山食べることができないので
私達は、生きている間に善行を勤めなくてはなりません。

3日金曜日は養護学校時代の恩師の告別式でした。
小3~中3まで、学校で、部活の鼓笛隊で、寮生活で、生活の大部分を一緒に過ごしました。
卒業後も、同窓会には必ず顔を出してださり、
町で私を見つけると、追いかけてきて声をかけてくださいました。
困ったことがあれば弱音を吐くことができました。
そうか!そうか!と、先生はいつも大きな声で笑う人で、
ピンチをチャンスに変える達人でした。
先生に守られている それは、55歳と82歳になっても変わらないので
心細さから涙がいっぱい流れましたが
「ありがとうございました」と直接お礼を伝えることができて本当に良かったと思います。

 生きている間にも、ちゃんと感謝の気持ちを形にしておけばよかったと
後悔の思いで香を供えます。

 



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