笑顔浴

優しい時間

なかよし葬

2013年07月01日 | Weblog

1週間前から衰弱したハリー君(15歳)

「今朝は息をしていない」と電話が入りました。

 

目が見えないから不安だったのでしょうか、

近くに家人の気配がないと、変な声で呼びました。

身体に触れていると、スヤスヤ寝息をたてるのは、人と一緒です。

胸肉のスープを少し飲みました。

昨夜は徹夜になるかもと思っていたら

出血を拭いて新聞紙で身体を覆った午後10時頃から静かな呼吸になりました。

 

ハリー君の体調悪化で、母の体調も不調でした

一日を寝て過ごすことが多くなり

時間の感覚がなくなるのでしょうか

数日前に起きたことを、今日の事のように語りました。

「ハリーは、死ぬねえ」を毎日、しつこく訊きました。

急に心細くなったと職場に電話もありました。

そのたびに、「その時がきたらハリーは死ぬよ」と、

繰り返しました。

 

父の選んだ犬ですから

あちらから迎えに来てくれたと思います。

ハリー君、私や母が旅立つときには、お迎えに来てね。

 

ペットの葬儀は初めてですが、

心の整理に儀式が役に立つかもしれません。

二人で見送るより、大勢の方がよい気がして

「なかよし葬」に参加してきます。

 

 

* お葬式は、母と二人でした。

  ハリー君の旅立ちは仲間が一緒のようです。 

 

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