先生は先に生まれて既に失敗した人、生徒はこれから失敗する人です。
同じ失敗も、違う失敗もあるけど、先生から聞いた失敗が活かされます。
「偉い人」というよりは、「ありがたい人」です。
研究者も最初は生徒さんで、時間と努力で基礎学力を身につけます。
やがて、何かと何かを組み合わせ応用が始まると新しい何かの発見がおこります。
未知の分野に挑戦すると、試行錯誤の連続で、当然そこで何度も失敗します。
資金、時間、精神力や専門性 人脈 強運 で 様々な障壁を越えた
わずかな人々だけが歴史に名を残す有名な学者の称号で呼ばれます。
研究途中でこの世を去る人の方が圧倒的に多いわけですが
失敗に立ち向かった全ての方を私は先生とよびます。
人生の過ごし方でも、全ての人が誰かの生徒であり、誰かの先生になります。
失敗談を朗らかに語る先生が、近くにいたらラッキー!
好奇心と勇気と努力と英知と、失敗に立ち向かうツールでさえ
欲しいものは失敗の後で得られます。
今日もなにかやってみなくっちゃ。