笑顔浴

優しい時間

明日は敬老の日

2019年09月15日 | Weblog

 

 

引用:日本文化いろは辞典 http://iroha-japan.net/iroha/A02_holiday/10_keiro.html

「敬老の日は、長い間社会の為に尽くしてきた高齢者を敬い、長寿を祝う日です。

高齢者の福祉に関心を深め、生活向上に努めるよう、若い世代に促すという気持ちが込められています。

 

俗説らしいのですが・・

593年9月15日 聖徳太子が 隋を手本に

大阪の四天王寺に「悲田院〔ひでんいん〕」を設立したそうです。

身寄りのない老人 貧しい人や 孤児を救うために作られた施設でした。

敬老の日は この「悲田院」の設立にちなむと考えられています。

「悲田」とは、仏教の言葉で 

 田に種を蒔けば、豊かに育ち、やがて 蒔いた人が収穫できるように、

「慈悲の心をもって 貧苦病苦の人を救えば、福を生む田となる」意味だそうです。

 

ただし、布施行は簡単ではありません。

 「名利のために千金を投げ出すは、ひげをなでるよりも易く、

   慈悲のために一銭を出すは、生爪はがるるよりも痛し」

昔の人は、うまいことをいうなあ~と感心します。 

 

「お釈迦様が 苦しんでいる人を支えなさいと仰っても、

 今、私がこんなに苦しいのに、人のことまで考えられるか!」

 と反発するのが私たち。

 経済的に余裕ができたら、そのうち寄付します よりも

 おにぎり1個でも 今 困っている人に与えれば

 周りに 慈愛が集まるのですね。

 

 ところで、日々、どこかで起きている悲惨な出来事で

 苦しむ人を、助ける人が必ずいます。

 その人々が、損得勘定で動いているとはとても思えません。

 余裕のない中で頑張る人を 助けたいと思うのは、

 人の本能かもしれませんね。 

 

 格差社会が広がって、高齢者も大人も子供も 貧困に直面しています。

 毎年、敬老の日がくるたびに、

 弱い立場の人に 慈悲の心で接することを 決意する日にしたいと思います。

 

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